■Garyo Retsuden 臥竜列伝
臥龍列伝
知力  ★★☆☆☆
武力  ★★★☆☆
魅力  ★★☆☆☆
凶悪度 ★★★☆☆

意図:中華風STGって斬新!

1987 DATAEAST おそらく、三国志史上初?のシューティングアクションである。(アーケード版天地を喰らうは1989年)
年代から考えても、おそらくは戦場の狼の二番煎じと見ていいだろう。
スタートと同時に劉備、関羽、張飛を中から一人を選択させられる。・・・臥竜は?
さてストーリーだが、 捕らわれた芙蓉姫を助けろ、だそうである。なるほど。かなり初期の話だ。
こりゃ臥竜が出てくるまでの壮大なプロローグに違いないいや違うんだけど。
そしてなぜか1面が万里の長城。
・・・三国志ですよん? 主役は劉備三兄弟でございますよ?
はて芙蓉姫は烏丸にでも攫われたんでありましょうか?

とってつけたストーリーの強引さといい、画面のバタくさい色合いといい、まるでベーマガ (by電波新聞社)の投稿作品のようである。
いや、あるいは本当にデータイーストの研修生が作ったシューティングを、名前とグラフィックだけ三国にして世に送り出しちゃった、なんてのが正解かもしれない。
しかし、あいもかわらずのDECO魂。ゲームシステムだけを見るとはソリッドな印象なのに、無駄にキャラを濃く、脂っこくする手腕はこの頃から冴え渡っているようだ。

社是であるのか。



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