クイズのマナー

クイズをする上で必要なマナーについてお教えします。これを実践して楽しいクイズライフを送りましょう。

野次を飛ばす
→マナー違反です。
そもそも野次を飛ばすことはクイズに限らず真剣にやっている人に失礼です。場を盛り上げるための野次であれば多少は大目に見られることもありますが、いずれにせよ火のないところに煙は立たぬとも言いますので、野次はできるだけ控えましょう。場を盛り上げるのは野次ではなくギャグやボケで行うのが適切だと思われます。野次ることで他人を陥れて笑いを取るのは、たとえ場を盛り上げることができたとはいえ、野次られた方はいい気分ではありません。
「こんな問題もわからないのか」などと言う
→マナー違反です。
何か勘違いをしているのでしょうね。世の中に絶対はありません。こういう人は自分が知っていることは他の人も知ってて当たり前とでも思っているのでしょうか。この人はあらゆることを知っているとでもいうのでしょうか。言った方に悪意はなくてもこういうことを言われ続けるとクイズ初心者がクイズから離れていってしまいます。絶対にやめましょう。
名前を呼ばれる前に答える
→マナー違反です。
基本的にはマナー違反でしょう。とはいえ、早押し機の機能によっては誰が押したかパッと見にはわからないことも多く、かなりのクイズサークルでは自己申告に近い形で、「名前を呼ばれてから答える」というマナーが省略されているように思えます。できるだけ名前を呼ぶ→呼ばれてから答えるを徹底するようにしましょう。これがマナー違反である理由としては、「同時押し」の問題があるのです。早押しボタンをほぼ同時に押してしまった場合は、どちらのボタンがつくのかわからないわけです。こういう状態のとき、押してすぐ答えるというクセがついてしまっていると、実際にはランプがついていないのにもかかわらず、押すと同時にピンポーンという音がしてしまったため、自分のボタンがついてしまったと勘違いをして答えてしまうのです。わたしが企画のときに、もしこういうことをやってしまった人がいたら、厳罰をもって対処をしております。
最後の問題で正解すれば逆転のチャンスがあったのに、問題潰しをされてしまった
→マナー違反ではありません。
問題潰しも立派な作戦です。ルールの範囲内にのっとって行われた行為はマナー違反とはいえません。これはそういった行為をやってしまった人よりもむしろ、そういった状況が起こりうるようなクイズ形式を作り出してしまった企画者の責任でしょう。企画者はできるだけこういうことがないような企画作成をしましょう。
では、最後の問題で正解すれば逆転のチャンスがあったのに、もう勝ちがない人が正解しやがったため、勝てなかった
→マナー違反のはずがありません
論外です。クイズは答えてなんぼです。たとえ勝ちがなくなったとしても答えることになんの制約もありません。それ以前に最後の問題に正解しなければ勝てない状況に陥ってしまわないようにクイズの修行をしましょう。
クイズ中に携帯電話を鳴らす
→マナー違反です。
クイズ中には電源を切っておくか、マナーモードにしておきましょう。どのみちあなたの携帯の着信音などに興味はありません。また、クイズ中には絶対電話に出ないように。
クイズの会場で飲み食い
→マナー違反です。
クイズが始まる前や終わった後の雑談時間や休憩時間などに飲み食いするのはおおいにやっていただいて構いませんが、クイズ中の飲食は厳に慎みましょう。早押し機は精密機械ですので、万が一ジュースなどをこぼしてしまった場合には誰が責任をとるというのですか。それ以前に飲み食いしながらクイズを見るのは参加している人に失礼です。クイズ観戦はスポーツ観戦と違うということを覚えておきましょう。百歩譲って飴やガム程度にしておくべきです。
クイズ大会で内輪メンバーにしかわからない話題を出す
→マナー違反です。
クイズ大会は内輪の大会ではありません。内輪の話題を出して内輪だけで盛り上がるような人は来ないでください。
問題を噛む
→マナー違反ではありません。
マナー違反ではありませんが、できるだけ噛まないように練習しておくべきです。特に自分の企画をする場合、噛み癖がある人は3回通りは問題を音読しておくのが無難です。
電車やバス内でクイズをする
→基本的にマナー違反です。
クイズ人に限らず、公共の場でのバカ騒ぎは慎みましょう。人が誰もいない時には自由にやっても結構でしょう。

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