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「本当に?」 「…うん。」 「…いいよ?オレも、枸子の側にいたいし。」 今までどおり、オレが側にいるから。 枸子は泣いてたけど、落ち着くと、言葉を発した。 「じゃあ、証を、ください。」 「ぇ」 びっくりするオレに、枸子は、 キスをしてきた。 キス? キス…魚? キス キス?!! 枸子はオレから離れると真っ赤な顔をしたまま、 オレに抱きつく。 オレも真っ赤。 「あ、その、、、え?」 ど、どういうことだ? あ〜混乱して頭がうまく… ずっと一緒にいたい。 オレもいたいからいいよ。 証をください。 キス。。 キス?! あれ? 友達としてずっと側にいたいって、事だよな。 でも、 キス?? 友達として一緒にいたい奴にキスなんかしない。 これはもしかすると、 〜んや。ありえない。 でも、違うなら訂正してくれるし、 いちを聞いてみよう 「あ・・・その・・・間違ってたら、訂正、してほしいんだけど」 「・・・ん。」 「その、ずっと…一緒にいたいってのは・・・もしかして、、、 オレが、好きだって、こと?」 う、うぬぼれだよ。自惚れ! 「・・・。」 「その、訂正・・・は?」 「…っしない。あってる、もん。」 しない? あってる? それって、、 枸子は、オレが好き? 枸子はオレが好き?!! なんかさっきから驚いてばっかり。 「枻杜が…好きだよ。 他の人とは、違う。 依子や、裕くんへの、好きとも、違う。 枻杜だけ。 枻杜だけの、好きなの。 だから・・もう、一人に、しないでっ!」 枸子… オレはめちゃめちゃ緊張しながら、 枸子の頬にふれて、顔を近づける。 枸子は、目を閉じた。 そして、オレはキスをした。 その後、何度も、何度もキスをした。 愛している そんな気持ちを込めたキスを。 next→epilogue