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人と人との場合、「信用が信用を生んでいく」ものであると、私は思います。


人間の場合、人と人とがつながりあって、はじめて人間社会が構成されているのですから、


間違っても自分ひとりの力で何かを成し遂げていこうとするのは、少し、方向性が違っているような気がするのです。


とはいいましても、いつにしてみても、例外というものは存在しますので、必ずしもとは限らないのですが、


私のような普通の人間の場合には、そのように考えたほうが無難であるのではないかと、私は思うのです。


「山は山を必要とはしないが、人は人を必要とする」という言葉がありましたように、


全くこれは至言であり、その通りの真理をあらわしているのではないかと、私は思うのです。


寓話にもありましたが、「おおきなかぶ」のお話にしてみてもそうですよね。


こちらも有名な寓話ではあるのですが、


「桃太郎」のお話なんかにしてみましても、全くこのことを的確に言いあらわしているのではないでしょうか。


人と人との場合はやはり、「信頼が信頼を生み」、「不信が不信を生み出していく」ものであるのではないかと、私は思うのです。



ですから何よりもまずは、人に信頼されるような人間を目指していくことが大事なのではないかと、私は、思っています。









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