やはりなんといっても、人は、誠実であることが大事であると思います。
これは全くありきたりで平凡なことであるかもわからないのですが、
じつは、こういった「当たり前のこと」を当たり前のように実行していくというのは、とてつもなく難しいことなのではないでしょうか。
簡単にできそうなことほど、実際に、いざやってみるとなると、案外難しい一面をもっているというのは、
きっとこれは間違いのない真理なのではないかと、私は思うのです。
誠実であるというのは、やたら人に付和雷同するというものではありません。
絶対にこうだといって、頑なに自分の意見を通していく、というような性質のものでもありません。
この世の道理ですとか、真理ですとか、人間の良心に従って、正しいものを正しいと、道理に外れているものは道理に外れていると、
理性的に考え把握し、きちんと筋を通し、正しくない人をきちんとした正しい道へと「啓蒙」していくのが、
本当の「誠実」なのではないかと、私は思うのです。
誠実であるということ、もう一度皆で考え直してみませんか?