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企業で働いていて思うのですが、世の中の人間には
良心に忠実に生きる人と、損得勘定で生きている人と、
二通りの人間がいるように感じられます。
そして、どちらかというと、損得勘定で生きているような人というのは、守銭奴といった感じで、
コセコセしていて自分の利益に敏感で、虚勢を張り、暴力、権力で人を支配し、
自分に優しく人に厳しいといったような感じの人が、多いように見うけられます。
簡単に言うと、利己的、支配的で利益には敏感です。そして贅沢を好みます。
それに比べて良心に忠実に生きる人というのは、どちらかというと、守銭奴という感じではなく、
反対にお金を支配し、素直で、思いやりがあり、度量があり、思慮があり、
おだやかで、人柄で人を心服させることができ、控えめで、
自分に厳しく人に優しいといったような感じの人が、多いように見うけられます。
簡単にいうと、協調性があり、柔軟性があります。そして贅沢よりも、
気品、洗練といったようなものを好みます。
どちらが人間的に優れているのかは、きっと、誰の目にも一目瞭然でしょう。
20:80の法則という、ある有名な法則があるのですが、その法則からいきますと、
おそらく、前者が80%で後者が20%といった感じになるのではないかと思われます。
皆さんなら一体、どちらの人と一緒に働きたいと思うでしょうか?
私なら、もちろん後者の方と一緒に働きたいですね。
そして結局、どの分野においても、将来、指導者となるべき人間というのは
間違いなく、後者の中から選ばれてくるのではないでしょうか。
世の中の一流、と言われるようになるような指導者達は、
誰よりも謙虚で、思いやりがあり、思慮深く、柔軟性に優れており、良心的で、カリスマ的で
人をうけいれる度量と寛容さをもっており、
気品があり、洗練されていて、聡明で繊細な人間です。
そういったものをもちあわせている人、とても魅力的で素敵な方だと思いませんか?
私も、将来は、そういう人間になるのだと、心に決めています。
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