ドモ日記4月
03/04/30
 こんなことを載せるのって、ちょっと馬鹿みたいなんですが、今後載せる予定の文章題目を記しておきます。
1,映画『シカゴ』感想 = 上演中に載せなくては…
2,ゲーム『ミストⅠ〜Ⅲ』感想 = これはいつでもいいな…
3,礼儀作法について考察 = ただの思いつき…
 何でこんなことを記しておかねばならなかったのか、それは、つまり、忘れないため(*^_^*)テヘ
 今はめんどっちぃので、書かずに寝るけどね…。
 …書かずに終わるような気も少し、しつつ…
03/04/25
 何となく仕事に疲れて来た今日この頃。何故疲れが増すのか原因は分かっている。それは仕事に対するやり甲斐とか意義といった根本的なものではなく、仕事の量や質、複雑さや過重、休息の有無といった肉体的精神的なストレスによるものでもない。大体のところ、疲れの原因は人間関係に由来する。
 人間関係による疲れといっても、自分の周りの人間関係が直接的に苦痛というわけではない。自分を取り巻く人間関係は基本的に良好であり、恵まれすぎているといっても過言ではないほどの状態である。そういった、「ケース」による苦痛ではなく、人生を通して感じていくであろう、あるストレスを、今、強く感じている。
 平たく言えば、それは競争心といったものだ。同じ職場の中で、口には出さない、また出す必要も、出すことすらできない実力の誇示。そういったものが、職場に限らず、男同士で集って作業をする際には必ず顔を出す。それは自分が認められたいという、人間が本来持つ願望の現れとも言えるだろう。人生の中で少なからず、そしてドギツイ程に感じてきた他人のそれ。そして、競争する意志がないと公言して憚らない自分でさえも、時に実力を誇示しようと意図し、行使する。
 実力を誇示し合うやりとりの中で、時には自身を喪失し、時には人をいたく傷付け、あるいは人を不快にさせる。どんどん自分が消耗していくのを感じる。そういったものがひどく苦痛であり、ストレスになるのである。他人と論点が違っているのは自分でも分かってはいるものの、やはり納得できない。苦痛になり続けるのである。
 そういった他人との競争に対して思いを馳せながらホームページに書き込んでみようかと思い、そして抽象的であるから何かに例えようと思った。そして僕の頭に思い浮かんだのは、犬ぞり。多頭引きの犬ぞりは、互いに競争しながら、そして力を合わせながら、本能に突き動かされて走っている。そして犬たちの間にも能力差があり、ボスの選定もある。それがいかにもふさわしく、ホームページに載せるために資料を探してみた。
 しかしながらインターネット上で検索し、犬ぞりの大体の概要は分かったものの、犬同士がいかに感じて走っているのか、それを探るすべがない。あれこれ悩んでいると、自分の部屋に格好の資料、作品があることに気付いた。
 アメリカ文学の傑作『荒野の呼び声』(ジャック・ロンドン作)である。裕福な屋敷で育ったセントバーナードとシェパードの混血犬が、アラスカの氷原に追われ犬ぞりを引き、やがて野生の血に目覚めていくという、いわゆる動物小説であるが、主人公の犬が犬ぞり引きの犬として成長していく過程が非常に理知的に描かれていて、とても面白い。そこから、犬ぞりについて学べるだろうと思い、再読してみたのだが…。
 結論
 ジャック・ロンドンの論理に押され、僕の感じていた悩みなんてな、あっという間に吹っ飛んでしまいましたとさ。
 いやぁ、小説って、本当にいいもんですね。チャンチャン
 …
 本当は、自分を取り巻く環境から離れた環境にある友人や、全く違った論理で生きる女性との会話によって救われるという結論に結びつけたかった訳なんですが、棍棒と牙の掟、生存競争といった言葉にかなうはずもなく…、結局は自分がいかに甘党、いや甘ちゃんか分かった次第…
03/04/23
映画(ビデオ)・ガメラ3
 基本的に映画館で見たもの、まだ見れるものしか紹介しないっていうポリシー持って載せてる映画評なので、本当は『指輪2章』を載せるべきだったのですが、これだけは別。だって映画館に見に行くの恥ずかしいモン。もう三十路のおっさんですモン。(まぁ中年男が一人で怪獣ビデオ見てる図もいただけはしませんが…)
 そんなことより、あまりに最高だったので載せることにしました。題名見て、なんだこりゃ、なんていう人は、この先見なくてよろしい。でも馬鹿にしてるともったいないです。特に渋谷か京都に少しでも思い入れのある方にはお薦めしたい一本です。僕も渋谷には縁があるので前から見たいと思ってましたし、実際に見て心の底から感動しました。(ブラックジョークのつもり…)
 舞台は渋谷。ホームレスが公園で楽しげに宴会をし、女子高生が道ばたでダベり、交差点上ではAVのスカウト、タクシーの運ちゃんは路駐しながら客を待つ。いつもながらの渋谷の風景。妙にデティールが細かくて、実際の街のポイントをよっく押さえてるなって思いました。そしてそれがこの作品のポイントなのです。
 そういった倦怠感漂う渋谷の日常を引き裂くような上空の爆発音。飛び交う火球に照らされる暗雲。そしてここから渋谷に災いが訪れます。
 先ず、火達磨にされたギャオス(鳥型怪獣)がJR渋谷駅に落下、山手線ごと駅を粉砕。それを追ったガメラ(亀型怪獣)が東急文化会館前に着陸。逃げまどう人々を無視したまま、ギャオスに向かってトドメとばかりに火球を浴びせるものの、勢い余って東急東横店の西館とともにハチ公前広場を火の海に…。笑えるくらいの威力です。
 一匹しとめて一息つく間もあらばこそ、新手のギャオスが飛んで来る。今度のギャオスは上空から光線を吐いて、マルイシティーを切断しつつガメラを狙う。怒ったガメラの火球はセンター街の逃げまどう人々を吹き飛ばしながら通り一直線に貫く。火球はなおも109を粉砕しながら、ついに上空のギャオスをとらえ、炎に包まれたギャオスの死体はホームレスの方々が宴会をしている宮下公園に直撃という豪快さ。笑った笑った。凄いよホント。5分強の特撮にひどくしびれてしまった。こればっかりは映画館で見たかったなぁってマジに思いました。
 確かに渋谷の街を知ってこそ本当の価値があるものかも知れませんが、それでもあそこまでリアルに描かれていると、どんな人だって大したもんだと思うのではないでしょうか。想像力の乏しい私にとっては、大怪獣に蹂躙される街がどんな風に破壊されるのかなんて、イメージすら沸きません。せいぜい昔のウルトラマン程度です(広場で段ボールを潰すのに似る)。それを、あんな形にイメージして、しかも実際に撮影してしまう才能と技術。本当に凄い監督スタッフだと思いました。
 怪獣映画なんで特撮ばかりに目が行ってしまうのですが、ストーリーの方もいい感じです。テーマはズバリ、下から見上げたウルトラマン…、かな。つまり、豪快にぶち壊される建物の中に居る人々に焦点を当てているわけで、それを考えれば、街を細かく描写していることにも必然性を感じられます。そして語られるのは、正義を超越した地球の意志と人類の存在意義、世論と個人との対立。「人類はゆっくりと滅亡に向かっている」なんて退廃的なセリフ、絶対子供向けの映画に出てくるセリフじゃあない。大人の怪獣映画だと言っても過言ではないかと思います。
 でも私が一番強く惹かれたのは、主人公であるガメラのヒーロー性でした。すごい格好いい。逃げ遅れた子供は体を張って助けるが、逃げない野次馬どもは眼中にないといった具合になぎ払う男らしさ。しびれた。まさに男の中の男と言った感じの決断力です。それほどまでに自分の信じた道を突き進むガメラなのに、助けてくれとねだられたら素直に助けてしまう中途半端な優しさも好き。ラストで、自分の助けた人間が本当に蘇生するのか見守っている姿は、偽善者っぽいというか、馬鹿っぽいというか、本っ当に中途半端でイカス。
 顔つき自体もかなりいかつくて、拳一つで戦っている様は何故か私に丹下段平を思い出させた。自衛隊に敵視されてミサイルを喰らい、血煙吹きながら墜落していく様なんてな涙無くしては見れないシーンではないでしょうか。たった一人でも戦い続ける、中途半端に優しいガメラ。あなたはまさにヒーローです。
 補足しておきますと、この作品、平成ガメラ三部作の三本目でありますので、ストーリー的によく分からない部分も多々ありました。でもまあ、わからなくっても特に問題はないですな。二作目の方が評価高いっていう話も聞きますので、また機会があったら見てみようかなとは思いますが…。
03/04/21
 もう一昨日の話になってしまうんですが、19日、土曜の夕方に恵比寿で虹を見ました。雨の中、外回りの仕事をしていて憂鬱だった最中でしたが、ちょっと感動。他人の目も気にせずにしばらく眺めてました。
 かなり大きな虹で、あの分だと日本橋から蒲田辺りまで掛かっているのではないかと自分で納得。色も鮮やかで、うっすらと二重橋になってるというおまけつき。通りすがりのおばさんと虹を見ながらしばらく談笑してました。
 なんとなく、虹の橋っていう言葉には明るいイメージがあります。常に空を見上げる自分が居るということを感じられるということもありますが、色や形状も少し現実離れしていて、生活のうさを晴らしてくれるような気がします。本当は実体がないというのもはかなくていいですし…。
 虹を見るというのはニュースになるほど珍しいことではないけど、偶発的で意外と記憶に新鮮です。この前にいつ見たか思い出すことができず、子供の時に見たのが最後だったような気さえします。子供の頃を思い出すのは、それがよっぽど嬉しくて、はしゃぎまくってたからですが、それ以降に虹を見た鮮烈な記憶がないってのは、ちょっと意外な気がしました。
03/04/18
 致命的欠陥について語りたいと思う。
 僕は、ガキの頃から酒で失敗するようなことだけはしないようにと周りから忠告されてきた。
 だから、なるべく酒を飲んだら速やかに寝るよう努めている。
 もし、酒を飲んだまま、何か活動すると、ましてやホームページの更新などをすると…
   ↓  こうなる。(ケツロンまでに寝てるし…)
03/04/14
致命的欠陥について
 自分の人格における致命的欠陥について語ってみたいと思っていた。生活の中で感じる、他人と自分との大きな落差。交じり合うことの不可能さ、自分が何故、他の人間と違っているのか。そういうことにてついて…
 僕は常日頃から自分のことを、生きることの苦手な人間だと言うことを自覚するようにしている。そういうことにしておけば、人情という得体の知れない感情が交錯する場面において失態を演じても、自分の中では自分を納得することができるからだ。他人を傷つければ自分の本来の姿のせい。納得できない状況においても、納得できないのは自分の存在が特殊なせい…。そういう風に理解してきた。
 思い当たる節もある。年齢的に不釣り合いなほどの社会常識の無さ、興味の無さ。それらは経験によるものだが、僕は極端に経験が少ない。生き抜く知識を得たのが書籍の中というのも、現実との隔離を思わせる。

03/04/10
 仕事が忙しくなってきました。僕にはどうしようもない悪癖がありまして、忙しくなると、他のことは面倒くさくって、何もやらなくなってしまいます。自分の部屋は当たり前(既に廃墟)。友人関係や趣味、全ておざなりです。実を言うと、この日記を打ち込むことすら、どうでもいいやってな状況です。
 しかしながら、お世話になっているコズミックギャングのなおにさんが、リンク先を変更なさるというので、しかたな…喜んで筆をとった次第のありさまで御座います。
 知り合いがホームページの更新やってるのって、結構楽しいものです。今何やってるのかなって思ったりして、それでいてなおかつメールのやりとりすらウザ…ゲフッ…億劫な時には、一方的に眺めることのできるホームページの方が何かと便利ですね。Htmlって表現力ありますし。
 そんな訳で他人からどう思われているかも気にしないままに落書き文章を書き連ねているドモ助君でした。
03/04/05
サイト移転について
 突然のサイトアドレス移転に驚かれた方も多いことと思います(1,2名…)。こんなことは、あまりしない方がいいというのは当然のことながら、プロバイダーを変更する可能性が出てきましたので、今のうちにホームページを移転しといた方がいいと思い、実行しました。
 新しいサイトは、ヤフーのサービスであるジオサイトという無料スペースに設けました。こんなサイトですから、技術的には全く問題ありませんでしたが、広告が挿入される関係で、遊文堂あいは閉鎖することにしました。もともと意味のないコンテンツだったので、別に構わないと思ってます(^_^;)
 掲示板も変更しました。まあ、こんなものでしょう。
 あと、@nifty[個人ホームページ]の、@homepageみてみてホームページ検索エンジンに登録していたんですが、それは登録削除しました。また登録作業は改めて行って行く予定です。
とにかく、プロバイダーからメールとホームページを切り離しておかないと、自分自身の選択肢をせばめることになってしまします。皆様方も、私の教訓を尻目に、頑張ってください。
 あと、前のホームページアドレスのブックマークは、ここに移しておくことをお勧めします。
 では、また。急に寒くなりましたので、風邪などひかぬようお気をつけ下さい。
   早々
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