ひとびと





「ほんだな」に書評を書いているみなさんを紹介します。
一部順不同。



イント
 それが私のところに来て、もう七年になります。私が身すぎ世すぎにひいひい言っているあいだ、それは涼しい顔で本を読んだり、寝そべったり、桃を食べたり、笛を吹いたり、ぼんやりしたり、弟と遊んだり、旅に出たり、膝を抱えたり、さっぱり役に立ちません。
「なんて名前?」「イント」「どこに住んでるの?」「お城」
 このおとぎばなしはいつまで続くのでしょう。そういう遊びをしています。

ワット博士
ワット博士【わっと・はかせ】 比較無関係学博士。1765年、散歩中に蒸気機関の改良を思い立つかたわら、満月夜会を開催。また1932年にはホームステイ制度を提唱するなど多方面で活動。1972年には動物学者として『プリンプリン物語』(NHK)に出演。現在は電気やエネルギー、省エネにまつわる豆知識を紹介する『E!気分』(テレビユー福島)に登場。関連書は劇作家ベケットによる小説『ワット』(白水社)など多数。

島崎忍
前の職場でも今の職場でもなぜかあだ名は「力石(by あしたのジョー)」。心配症だがおっちょこちょいで凡ミスが多い。おしかけ女房的積極性で「ほんだな」に参加。現在に至る。

ひさq
鈴をゆらして路地をゆく。ひさqです。
好きな装幀は赤い布張り・手頃な重さの本。
好きなおやつは京都・六曜社の珈琲とドーナツ。
最近苦手になったものは生クリーム。
絵本屋「ねこひ」の店長やってます。
ほんだなでは鳥担当。
リリー 昭和49年11月6日生まれ、群馬県前橋市関東平野の終わり、赤城山の麓育ち。好きなもの・・雪、トマト、布、猫、コート、自転車、コーヒー、アイルランド、台所、睡蓮、はなうた、草花、ろうそくの火、坂道、マッチの火を付けること、いるモノといらないモノを分けること、手紙を書くこと、夜明け前、北極の冬を想像すること、縫い物。
岸夜橋 はじめは(一過性)プロ野球選手、なりそこね
春に(シュトルム・ウント・ドラング)クラシック音楽作曲家、なりそこね
これで最後と思いきや実存的精神科医、なりそこね
いまはゴシック・ロマン作家兼リリック詩人、なりそこね。

心理的にはギヤマンクラゲに接近す。
みきこ 「ぼく、おうちが ないから つくったの。」
 ルウは、うれしそうに いいました。
「そいでね、モモちゃんの いすも つくったよ。」

というところで、生まれてはじめて、
本を読んでぎゅうっとなった。
(松谷みよ子「ちいさいモモちゃん ルウのおうち」)

猫と紅茶とシャンソン。
でも本があるともっとうれしいです。
ポトフ ぽん酢のかかったサラダを食べて
とろっととろけたカレーを食べて
ふふんとにやけて生きている
ポトフです。実は正式なポトフをよく知らないので、うちのポトフは「ぶつ切り肉野菜のコンソメおでん」のこと。でも、そんなにせおでんが愛着もあってすごく好きなんです。にせものかもしれないけどなんだか憎めないものに、いつも人知れず暖かい目を送っていきたいと思う、ポトフでした。
…なんだかまとめすぎかなあ。
マツボックリ 1979年生まれ。大阪・神戸で育つ。20歳で上京。以来高円寺住まい。

好きなもの:沖縄 四国の電車 ナポリ 市ヶ谷のお堀 空港での待ち時間 夜のバス 川辺 高円寺の自分の部屋 アボカド デート 夕方 神戸の坂道  

苦手なもの:虫 動物 歯医者 クラブ(踊るところ)中学生の男子 バーゲン ハイヒール ゲーム ひげ 階段を下ること 滑り台 カラオケ 冬
シャンシャン 昭和58年生まれ。名字を中国語読みするとシャンシャンです。パンダみたいにのっそりしているので割と気に入っています。一番好きな本は?と言われても最近何も答えようのない自分がすこし悲しい21歳。それでも本は大好きです。でも映画や絵をみるのも多分同じくらい好きです。他人の頭の中をのぞくのが好きなのだろう。至福の時間の過ごし方は武蔵境や三鷹や吉祥寺を徘徊した後カフェで一服すること。考えただけでああしあわせー
切貼 豆子 世の中には数えられないくらい素敵なものがあります
それを切って
好きに貼って
手帖に豆で、できた星のように散らばせる
私は、子供の頃からそれを続けています
心に響くものは、変わったり変わらなかったり
広がり、深くなって、繋がったりする
そうして作られたものよりも、
もしかしたら、作業そのものを愛しているのかもしれません。
海猫屋 あれこれ考えるうちに、自分が何者なのかよくわからなくなり・・・辞退させていただきたいと思います。申し訳ありません;
AB
ココシュカ
さちお