隊士の主張

ナレーター(八木老人):本日、新選組の近藤・土方二名は、京都・西本願寺の屋上から新選組隊士の思いを主張してもらいます。


沖田:「僕はぁ〜、良順先生に言いたい事がありまーすっ!」
隊士:「なぁ〜にぃ?」
沖田:「勝手に童貞って記述を残さないでくださいぁ〜い。普通二十歳を超えた男を推測で童貞なんていわないでしょ。ブツブツ」


斉藤:「今日は、永倉さんに聞きたい事があります。」
隊士:「なぁ〜にぃ?」
斉藤:「永倉さん、俺の事嫌いだったんですか?」
永倉新八「・・・・。すまん」
斉藤一:無表情


原田:「今日は皆に、俺の腹踊りを見てもらいたぃ!」
隊士:「えぇ〜」
原田:勝手に踊る。

武田(観柳斎):「私は、最近ある人の事を考えると胸がドキドキします。」
隊士「だぁ〜れ?」
武田「隊の馬越三郎く〜ん。私と衆道の契りを結んでくれないか?」
馬越:「断ります!」
武田:「うわぁ〜ん」薩摩藩邸の方に走る。


山崎:「私のご先祖は、赤穂浪士の脱盟者でぇ〜す?」
隊士:「ほんとぉ〜?」
山崎:「だからぁ〜、誰よりもぉ〜、勇敢でありたいでぇす。」
隊士:「がんばってぇ〜」
山崎:「ありがとぉ〜」
近藤・土方:「うぉ〜」山崎に駆け寄る。


八木:皆色んな悩みを抱えながら戦っているんだなっと解って、
ちょっと隊士との距離が縮まった気になった、近藤、土方の二名であった。

戻る