北の国から

 

 

私の現在住んでいる所は豪雪地帯の極寒地帯です。

 

どれくらい寒いかといいますと、

 

マイナス二桁になる事が在ります。

 

まぁ、数字で言っても解りづらいと思いますから言い換えて、

 




























鼻毛が凍ります!

 





アイスを冷凍庫に入れ忘れても平気です。

 









っていうか、堅くなり過ぎで食べにくくなります

 

 

こんな感じのところです。

 

 

ある日、キャンパスを歩いていると、

 

 

突然吹雪に見舞われました。

 

別に吹雪自体は大して珍しくないのですが、

 

その吹雪はちょっと何時もより激しくって

 













5m先
が見えなくなる位のもの激しさでした。

 

キャンパスを歩いていたはずなのに、

 

建物も人影も一切見えず、

 

真っ白な中、自分しか居ません。

 

取り合えず、5分ほどまっすぐ歩きましたが、

 













いつもなら、見える講堂が見えない!

 







もしや、これが俗に言う遭難時に方向感覚を失い、まっすぐ歩いているつもりが、円を描く様に歩いてしまう現象かぁ?

 


























ヤバイ、このままでは、キャンパスで遭難する。

 



























新聞の見出しに

 

「南国育ちの悲劇!キャンパスで女子大生遭難。」とか

 




































「玄関開けたら3分で凍死体!」とか

 

ゆかいな新聞の見出しになってたまるかぁ〜。

 





























話題のない、ど田舎に話題を提供したくて、わざわざ親元はなれて大学来てるわけじゃないのよぉ〜!

 

と心の中で叫びながら、取り合えず、前を目指しました。






 

すると、目の前に小さな光がぁ〜

 



















それを見つけた私の気分は、地獄で蜘蛛の糸を見つけた、カンダタの気分でした。

 

 

縋りつく様にというか、目の前の雪を掻き分けながら、進むと目の前に

 

 

さっき出発したした地点(図書館)に戻っていました・・・・・。

 

 

やっぱり、まっすぐ歩けない現象に陥っていたのかぁ〜、

 

しかも、講義に遅刻するぅ〜。

 

でも、私は自分の命を危険にさらしてまで、「環境問題の講義」を聞く気はさらさらなかったので講義はサボらせていただきました。誰か気の利く人が代返してくれることを信じて・・・。

 

 

後日談

 

友人はあるとき、寮を出ようとしたところ大雪に見舞われ、ふっと気づくと、目の前に赤いロープがはってあったので、それを伝って行くと、学校に着いたそうです。

 




























ってなんで、
講義を受ける為に、自分の命を危険に晒さなくてはいけないのですか?

 





うちの大学の行政はどうなっているのですか? いつか本当に死人か出てからじゃおそいんだよぉ!
 といいつつ、みんな誰か自分以外の人が犠牲になって、学校のいい加減さを直すきっかけとなってほしいと願っています。
しかし、絶対その死人第1号になってたまるかと皆おもっているので、今のところどんな吹雪でも死人が出たとはまだ聞きません。(ちぃっ!)



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