中岡慎太郎(以下慎)「けんど、よくこじゃんとメンバーがあやかし企画に集まったな?」





坂本龍馬(以下龍)「みんな新たな出会いを求めてるちゅーことぜよ」




慎「ざんじゃ、始めたいと思います。第一回幕末ネルトン・長州・薩摩
鴻門の会





長州・薩摩の面々が入場。




















龍「今回のネルトンは第一回目と言う事もあって、ごっつ
ハイグレードぜよ。」

























慎「さっきから第一回、第一回って、二回目も計画中っちゅかよ?けんど、
この顔合わせ成功する筈は無いと思うがか?」

























龍「大丈夫、お互いの事を良く知ってもらうため、スペシャルゲストのマッチメーカーとしての人気だけなら、幕末一。
土佐の昇り龍坂本龍馬のわしと幕末の縁の下の力持ち、中岡慎太郎のオンシがいるじゃか。この土佐の竜虎が居れば大丈夫!
わしらがいれば、薩摩も長州もスムーズに話が進むぜよ。






慎「さっきから、気になちゅーが、おまんと俺の方言ごっつぼっこうないか?」





龍「気にするな!両親達の実家のQ州、C州の方言も理解出来ん、関東生まれで関西育ちの管理人が土佐弁を書けんちゅー事は
火を見るより明らか!
因みに関西弁どころか標準語も怪しい。取り合えず、キャラクターの設定上変な方言を喋ってくれた方が都合がいいちゅー事ぜよ。」





慎「そうか」


龍「じゃぁ、気を取り直して始めるぜよ。」






慎「長州からは、穏健派の美形剣士桂小氏、、情熱中年来島氏、バイタリティー溢れる井上氏、一応中堅派でお酒大好き周布氏。」
カンペを読み上げる



























龍「皆いい面構えぜよ。しかも、こうやって肩書きだけ見てると、

































性の求めるものを殆ど持っとるちゅー人らじゃか




高身長、高収入、高学歴。」









































慎「って
凄いガン飛ばしてちゅーよ
こんなんでちゃんとカップルできるのかなぁ?」



























龍「薩摩からは、
無私で、インテリ派の大久保利通、外人からも絶賛される国際派美人の
小松帯刀、上司の覚えめでたい堀。
こちらからも、熱い視線が感じられるぜよ。」


































慎「熱い視線って言うか、














殺気の篭った視線
に見えんやか? げにこの企画本気でカップル作る気あるんやか?しかも、頭数が揃っとらんぞ?





















龍「ネルトンじゃから、多少競争率があった方が面白いっちゅーことで、4対3じゃ。本当は、薩摩から













豊満美人で名高い西郷さん

も呼ぶつもりじゃったんだが、断られた」

















慎「まぁ、
当たり前ぜよ。それじゃ、ざんじお互いの事を知って貰いましょう。」

























龍「そんなむっすりしてたら、互いの事が解らんぜよ。こんな










美女の集団
を前にしてあがちゅーやか?」

 







来島「フン、薩摩の芋掘り野郎らなんかと組めるか?」










堀「弱い奴ほどよく吼えるとは良く言ったもんでだな」









来島「なにぃ?」









桂「胃が痛い」







慎「そうそう、せっかくこんな機会があるんじゃき、お互いの趣味でも話合ったら?」
















来島「ふっ、せっかくじゃから、趣味の
剣舞でも見せちゃる」











龍「長州勢のアプローチから始まったにぁ。流石に孤立無援で切羽詰ってとるからなぁ〜。踊りで相手を魅了しようなんて、






















孔雀の求愛ダンスの様じゃか。まさしく雄の本分。」


























慎「って、さっきから来島氏の
剣先が大久保氏と堀氏を狙ってるちゅうに見えるじゃか?孔雀のダンスではなく





































闘鶏の間違いじゃ・・・・


















龍「という事は来島氏の本命は大久保さんと堀さん! 
熱く、無鉄砲な来島氏には、落ち着いた大久保さんが合うかもしれんぜよ。」






















大久保「・・・・・。そっちがそん気ならこちらは薩摩の













畳踊り
をご覧入れごと!」

























龍「大久保さんが激しく畳を振り回しちゅう。冷静な大久保さんにしては、



























情熱的な行動で返礼ぜよ。このまま上手くいくんじゃか?」





























慎「畳振り回すなんて、お礼じゃなくって、
自己防衛でしょ?」









龍「いやぁ〜、大久保さんもやるのぉ〜。」






桂「胃が痛い」









大久保(畳回しながら)「あんたの場合仮病でしょ?タダでさえ問題山積みなんじゃっで、よか加減にしてくいやんせ」





桂「僕が何時仮病を使った?」








大久保「思い通いにならなかった時、少々政治が暗礁に乗い上げたとき、おまけに最後の最後の
西南戦争の大忙しの時。ひといしごっばっかい押し付けて。それでゆうと維新三傑を名乗れた者だな?」





























1人にされた事を大久保さんが寂しいがっとるぜよ
来島さんには申し訳ないが、大久保さんは桂さん狙いぜよ。」








桂「人を逃げってばっかりの卑怯者の様に!大体、西南戦争の時は仮病で無く、実際死亡しただろう」










大久保「実際『逃げの小五郎』と言うあだ名がついとるだろう?桂と言えば









































廃藩置県より乞食の変装












と言う方が有名だ。、日ごろのしが悪いからだろ。忙しか時に本当にあっちの世界に逃げうとは、これじゃっで長州の奴は」

















龍「あそこまで寂しがってくれるとは、桂さんも



































男冥利に尽きるなぁ〜」















慎「さっきから気になっちゅーたが、時代考証どうなっとるんがか?わしらが知らん話とかもでとるが?」




龍「細かい事をきにするな?そんなモン作者が気にし取るとおもちゅーか?」



井上「この薩摩揚げ美味い!もっとないの?」






来島(踊りながら)「そんな薩摩の食い物より、長州の河豚を食べんちゃい!」






小松「美味しいですか? よかったですね」








来島「
悪食で知られとる、聞多に褒められる飯なんぞ、食えたもんじゃないじゃろうが?」



堀「なんだと?」



周布「まぁ、まぁ、来島」




慎「なだめとる周布さんの額にも血管が浮いとるぜよ」



龍「元々は周布さんがこのネルトンを希望しっちょーたから、意地でもカップルを作りたいんじゃろ。
じゃないと長州男児の未来がヤバイくなるぜよ」































慎「まるで
農村の嫁不足


の様な言い方じゃな。しかもネルトンじゃなっくて、同盟じゃろうが?
あの周布さんがなだめ役に回るとは、長州男児じゃなくって、長州もぶりせっぱつまっちゅー事か?」





















周布「長州の誠意が解らんちゅのか?万が一長州に偽りがあれば、
切腹してくれるわ〜!」(怒鳴り)
























龍「あぁ、堀さん。男の誠意をそこまで疑っちゃあかんぜよ。大体、













浮気や嘘の一つや二つ。
女子はある程度解っていながら、騙される方が可愛げがあるぜよ」































慎「一応現実から目をそらしていたが、薩摩ん方が女子役で、長州が男役か?逆の方がよかったんじゃ?」











堀「おぉ〜、そげん言うならやってみろ。オイが検分してやう。さっさと切ってみろ」




















龍「堀さん、周布さんの













死に水まで取る覚悟
があるらしいー






































、もう
結婚を前提に付き合うちゅーがか?」


















慎「死に水じゃなっくって、検分じゃろーが。大体、付き合うと同時に
自殺に追い込まんでも































龍「
薩摩ん女子は情が怖いから、」

















周布「もう、やってやれるかぁ!いてまえ!」






周布アンド来島が刀をしっかり薩摩方に向ける。







桂は胃を抑えて、止める気力無し。むしろ逃げの体制。








小松はさっさと避難。







大久保「そっちがその気なら、」












大久保は
を次々と引っぺがし、長州方に投げつける。










聞多「畳はワシの得意分野じゃ!」とばかりに
畳針で応戦。 





堀はわめき散らす。







龍「せっかく、良い感じになって来た所じゃが、もう時間じゃき、今回の放送はここまでっちゅー事で。」





慎「どこが、良い感じじゃ?どう見ても最悪の展開ぜよ。しかもオチも何もなかったぞ!」




龍「それじゃぁ、次のネルトンの予定はXXのXXで! 次回の放送をお楽しみにぃ〜」 


















バッシ!!







畳が土佐の竜虎に直撃!





長州と薩摩のカップル成立への道はマダマダ長いぞ! 
がんばれ、土佐の竜虎!マッチメーカーの名にかけて















鴻門の会の後、
引っぺがされた畳の後が生々しく残り。

































後、来島と周布の剣舞と大久保の畳踊りが
危険度を増しただけだった。















お詫び:土佐、長州ならび薩摩の方。超いかさまな方言、申し訳ございません。


言い訳:大久保さんの畳踊りと来島の爺さんと周布さんの剣舞と切腹騒動がお気に入りの鴻門の会。
来島の爺さんと周布さんの大暴れはいつもの事ですが、大久保さん、一体貴方に何があったの?
いくら自己防衛の為とは言え、畳を振り回すなんて、愛しい幼馴染と長く離れすぎて、頭がどうかしてしまったのでは?
それとも、長州と関わるとそうなっちゃうんですか?


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