ゴルゴ14

 

格闘、忍者、スパイ漫画等で、登場人物が寝入っている所で人が入ってくるシーンを目にすると思います。







そして、決まってカッコいい主人公は、相手の気配を感じ、覚醒し












刀を構える、銃を構える、隠れる、等の対処をします

 

 

よくあるシーン

 

スパイ「zzzzz・・・・」

闖入者の影

スパイ「!!!」目をピキィーンと見開くと銃に手を伸ばす

闖入者ドアを開けて中に入ると寝ているスパイに近づく

スパイ:ベッドに居ると思わせ、実は闖入者の後ろから出てきて、後頭部に銃を突きつけ

「こんな夜更けに何の用だ?」

闖入者「起きていたのか?」

武芸者「10m先から気配がしていた。」

闖入者「仕事の依頼だ」

 

などのやり取りが必ずと言って良いほどあります。

 

 

 

私に言わせれば、他人(しかも仕事仲介人ないし仲間)が部屋に入って着ただけで起きるのではまだまだです。

 

真の達人たるもの、相手の動向に合わせて睡眠をコントロールすべきである。

 

即ち、相手に殺気が無い限り、起きる必要はないのです。

 

むしろ、人が入って着ただけで起きてしまう様な、神経細かい奴は武術者とは言えません。

 

いかなる状況にも対応し、身が危険でないなら睡眠に没頭し(この様な言い回しがあるかどうかは不明)体力の温存を図るのがプロです。

 

なぜそんな事偉そうに言ってるかって?

 

自慢ではありますが、

 

私は、そう言う意味ではかなりの達人です。

 

その証拠に

 

 

ある日爽やかに目を覚ますと、何故か横に兄が寝ていました。

 

何時、なんで兄貴が来たのがまったく記憶にありません。

 

取り合えず、本人を起こして聞いてみても、

 

本人酔っ払った上の午前様で、まったく覚えてないそうです。

 

しかなく、母に聞くと、

 

兄はさんざん酔っ払って帰って来て、居間のソファーで寝たいたのに、


急に母に部屋に戻ると告げると、本人の部屋(洋室)の一歩手前の私の部屋(タタミ)に乱入し、そのまま私の布団の横で寝てしまったそうです。

母は、もちろん兄に注意したらしいのですが、酔っ払いにそんな認識力なぞ求めるほうが無駄です。

取り合えず、私は知らぬ間に、約10年ぶりに兄貴と枕を並べて寝ることになったそうです。

 

母曰く、酔っ払って帰って来た兄貴も兄貴だが、その母と兄の押し問答(大声)にまったく気付きもせず寝ている私も問題ありだそうです。

 

さらにその昔、キャンプをしていた時暴風に襲われて、ちゃちいテントが吹っ飛んでしまったのですが、私は朝まで気付きませんでした。

ここだけ読むと私が鈍感な人間の様に思われるかもしれませんが、

 

その反対の状況にもちゃんと対応しているのです。

 

 

ある夜部屋で寝ていると、恐ろしいばかりの殺気、もとい危機感を感じました。

 

ふっと目を覚ますと、

 

寝ぼけた父親がふらふらと私の部屋に二歩入ってきて、いきなりパジャマを脱ごうとしだしました。。

 

ひぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

「お父ン! ここはトイレやないでぇ!」

 

叫ぶと父は目を覚まし、平謝りしながら真のトイレに向かいました。

 

間一髪セーフです。私の部屋は寝ぼけた父親の放尿攻めを免れました。(注1)

 

恐ろしいばかりの危険。 


自分の危険察知能力に感謝しました。

 

しかし、この的確な状況判断!寝ている人が出来る事とは思えません。

 

ヤハリ、私はゴルゴ13以上の手練だと自分で認識して宜しいでしょうか?

 

 

注1その後父は似たような失敗をしそうに数回なりました。

 

 

追伸

母上様、次の帰省の時までには私の部屋をトイレの横から動かしてください。

もう、耐えられそうにありません。なんで、帰省するたびに自分の父親に小便引っ掛けられそうにならなくちゃいけないのですか?


うぅぅぅ〜

 

それともこれは新種の歓迎の仕方ですか? 

少なからず、私が実家に居た、数年前にはなかった歓迎の方法なのは事実です。

人が居ない間に新しい習慣を作るのは止めてください。   

マジで・・・頼みます。


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