葵の香川うどんツアー日誌v
出発前のハプニング
目指すは、三ノ宮港0時30分。そこからジャンボフェリーにて、高松へと旅立つ予定。
一応、出発時間の1時間前にはJR三ノ宮には着いていようと、余裕を持って出発。
・・・ところが。
京都駅を過ぎて、少しした時に。
ドン、という急ブレーキ。・・・変なところで、電車が止まる。
そして、流れるアナウンス。「ただいま、西大路駅にて人身事故が発生した模様・・・」
おひおひおひ!!!
そんなこんなで、現場検証とかで一向に電車は進まず。
結局、55分遅れで再び発車する。このまま行けば、ギリギリ間に合うかどうかの瀬戸際。
とりあえず、行ってみよう!ギャンブラー魂が燃える!・・・違うけど(笑)
0時20分頃、三ノ宮着。タクシー乗り場まで、ダッシュ!
タクシーに乗り込むと。「ジャンボフェリー乗り場まで!急いでください〜(泣)」と泣きつく。
運転手さんは、とてもいい人で。
飛ばしてくれましたよ、夜中の三ノ宮を!赤信号も無視して!
おかげで無事、ギリギリにフェリーに乗り込む事が出来たのでした。
・・・ありがとうございましたm(__)m
1軒目 「なかにし」
高松東港着、4時30分。ここに、地元民のMが迎えに来てくれていた。
高松在住のM。今回の運転手&ツアーコンダクターである。
次に、東京在住のS。そして、関西在住の私。この3名が、今回の参加者。
さて、さっそく5時30分からあいているうどん屋があるとのことで行ってみる。
店は、いわゆる「セルフ」と呼ばれる形態。だって、製麺所だし。
店のお姉さんに、「小」と告げてうどん玉をどんぶりに入れてもらう。そして、百いくらか払う。
あとは、自分でお湯の中につけて適当に温め、天かす&ねぎをたくさん入れてだしをかける。
・・・ずずずずずず。
うあっ!めっちゃうまっ!!
なんつうか、うどんがツルツルでシコシコしている。そりゃあ、打ちたてだもんなあ〜。
一心不乱に食べて、ふぅ〜と一息。
お水を飲んで・・・さあ、次の店だ!
2軒目 「さか枝」
2軒目も、7時半の開業と共にお邪魔する。
ここは製麺所ではないらしいが、奥に伸ばした生地が見える。
どっちにしろ、麺は自家製らしい。
ここでは、Mが最初に「ぶっかけの小」と言ったため、私もSもそれに倣う。
うどん玉に、ぶっかけだしがかかった状態でおばちゃんに渡される。
それに、ゴマとねぎと天かすとしょうがを入れて、よく混ぜて。
・・・ずずずずずずずず。
うあ〜ここのも、美味しいや。冷たいうどんは苦手な私だけど、いける。
私が満足げに食べていると、なぜかお代わりをする男2人。
Mは釜あげ、Sはざる。どっちも、かなり美味しかったらしい。
ここは、病院が裏にあるからか、パジャマ姿のおじいさんなんかもお客としてやって来ている。
うどん社会なのだな〜と感心しきり。
3軒目 「山越」
Mいわく、今日のメインと言ってもいいのがこのお店だそうな。
特に、「釜玉」というのが最高に美味しいらしいとか。じゅるる。
開店前に着いたけれど、もうすでに駐車場はいっぱい。車&人だらけ。
プレハブのような店では、すでにもう人が座って食べていた。
私たちも、3人して「釜玉の小」を注文。
釜あげのうどんに、生卵をかけたもの。それがどうやら、これらしい。
うどんが熱いので、卵は半熟状態でとろっとしている。
それにしょうゆかかけだしをかけて、食べると・・・。
いやっ!これ、めっちゃ美味しいやんっ!!
正直、私は生卵が大嫌い。すき焼きにもつけない。目玉焼きは、黄身までしっかり焼く。
にもかかわらず、この卵が絶品なのだ。
麺がすごい美味しい。モチモチして、すごく食べ応えがある。
ずっともぐもぐしていたので、2人には「はよ食えよ〜」と怒られる(^^;
3件まわってすでに、お腹いっぱい。
なのに、次へと向かう車の中で「もう一杯食べたかったな〜」とつぶやく有様。
かなり、美味しかったです。はい。
4軒目 「谷川米穀店」
お米屋さんである。んでもって、うどん屋さんでもある。
そして、なんと11時〜13時までとたった2時間しか営業していない。
ここは、11時前に着いたが、すでに長い行列が。
私たちが話していると、「県外の人?」と前に並んでいたお姉さんから質問される。
それからしばらく、お姉さんとうどんトーク。
高松のローカル番組の話とかでて、私とSは蚊帳の外だったりしました(笑)
11時前に、店は開けて下さった。ぞろぞろと列が流れていく。
私たちが入ったときには、すでにお代わりを求めている人の声も。
ここでは「冷たいの小」を注文。どんぶりに入れて渡してもらう。
小さなテーブルにつき、ねぎとしょうゆ、酢を入れて食す。
・・・うまいわ。
なんつーかも、舌とか口の中に残る食感が非常にいい感じ。うっとりする。
そして、やっぱりすぐに飲み込めないモチモチした感覚。
私の中では、この店が1番好きかもしんない。
食べ歩いたうどんは、本当に美味しかった。感動ものだった。
そして今、再び食べたい〜!という欲求に満ちている。
どうやら讃岐うどんは、くせになるみたいだ(笑)