桜の花に包まれて
        優しく微笑む君がいて
        風と共に誘(いざな)われ
        魅(ひ)き寄せられる僕がいて

        いつも僕は微笑(わら)ってた
        君がいつも微笑うから
        いつも僕は洗われる
        君の心に触れられて

        忘れてたわけじゃない
        あの日の笑顔も
        あの日の影も
        だけど僕はいつの日か
        見えなくなってた 何もかも

        君と離れて今気付く
        その一瞬の大切さ
        桜を見るたび想い出す
        儚く優しい君の色

        この空に手を伸ばし
        風に触れ今想う
        瞳閉じて想い出す
        儚く優しい君の色