「はるいろ」


すくいとる指先で 私の髪、絡ませて

こんな日には やっぱり

あったかい紅茶がいいね、なんて


瞬間に落ちた 桜色


目をうばわれた ス キ に

貴方が消えてしまうような気がした

それでも止められずに

待つことは苦痛じゃなかった

だけど来ないことは苦しかった

忘れてくれれば良いなと

切に願った夜は 淋しくて 涙あふれたよ

今も ずっと 大事にとっておいてあるよ

貴方の悲しみ 私の涙 瞬間に落ちた 若葉色

少し早すぎた 始まりだったね、いつも…。



モドル?