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『花より男子』

言わずと知れた世界一の少女漫画の名作です。
はまったきっかけは、昨年末のドラマでしたね〜!
ネットばかりしていたから、テレビを見ることが少なくて、ドラマにも興味が持てなかった。
前半を見損ねた人のために、夜中に再放送していたんですね〜
TBSの罠にはまっちゃったんですね(^o^;
続きが気になって最後まで見ちゃいましたよ!
原作にもなった漫画の『続編』が、7/5マーガレット誌上に復活!!
んーん、興奮しました!
いやぁ〜、司はいい男ですね(*^m^*)ムフッ
40歳を過ぎて、忘れていた恋心が疼いちゃいます(*''*)
『花より男子』の台湾版『流星花園』も見ました。
『花より男子』は、『流星花園』をはじめ、日本でも映画化・ドラマ化されてるけど……
桜子の好みは、井上真央&松本潤のつかつくです。
シリアスな部分とコメディの部分のメリハリが、一番原作に近いような気がするから。
ドラマそのものは、最悪の出来って言ってもいいかも。
下品。
その一言につきました。
F4って……セレブですよ?
立ちションなんて、するわけないじゃないですか!!!!!!
(……って、興奮しすぎですね……^^;)
役者さんのせいじゃなく、脚本と演出のせいです。
桜子は、原作とは別のものと思いながら見てました。
あそこまで、原作無視のドラマもあるんですね……
残念だけど、映画版のつかつくは、全然ダメ。
問題外!!
もっとも、映画版の司は、脇役ですから、当然?
谷原さん、頑張って雰囲気出してたけど、司の『いい男』ぶりが表現できていなかったな……。
デビュー作だから仕方ないよね。
今をときめく役者さんのデビュー作ってことなんだけど……役者のレベルが最低でした。
制作時期がバブル期だったからなのか、役者さんの実力もバブルだったみたいです(笑)
舞台を高等部から大学にしたのにも、かなり無理があったし。
衣装のセンスが最悪。
まあ、バブル時代は、あれが普通だったんだけど(笑)
だからって、素肌にベストはないでしょ(>_<)
映画版のつくし……についてはコメントする価値もないです^^;
正直、名前だけのアイドルが出ていた映画だから、作品としては、いまいちなんですよね。
『流星花園』も大学生って設定だけど、文化・習慣の違いが随所に見えて、馴染めない。
桜子が一番気になったのが、つくしの走り方。
カッコ悪すぎ!(笑)でした。
司役のジェリー・チェンは、結構ハマり役かも。
筋肉質過ぎるのが珠に傷。
司はもっとシャープな感じじゃない?
(桜子は、筋肉ムキムキは、苦手なんです…^^;)
『花より男子』を原作にしてる作品が3作品あるってことは、つくしとF4を、それぞれ3人づつの役者さんが演じてるわけで……
比べてみると結構面白いと思う(笑)
松本潤の『道明寺司』に非難的な書き込みをネットで見たことあるけど、まあ、漫画から抜け出したような人はいないわけで。
どこまで、原作のキャラを演じられるかが問題になってくると思うんです。
桜子的には、松潤の司、悪くはなかったと思いますよ。
まあ、かなり身びいきが入っていますが(笑)
まだ『嵐』を結成する前のジュニア時代に、5人でラジオをやっていたころから応援していたので……
遠い親戚のおばちゃんの感覚で見てしまうんです。
『あ〜〜、この子も大きくなったわね〜〜(しみじみ)』って感じで(笑)
それぞれの個性で、『道明寺司』のキャラも変わってきますから。
どの人が良くて、どの人が悪いって事ではないんですよ。
そこで…気になったのが"お祭りコンビ"西門総二郎と美作あきらの二人。
ドラマや映画での二人って、今イチ過ぎる!!んですよ。
っていうか、完全に脇役のどうでもいい存在になってません?
なかなか原作のイメージ通りの俳優さんが思いつかないけど、映画版も台湾版もひどすぎない?
桜子は、日本版の二人(松田翔太・阿部力)はいいんじゃないかなって思うの。
ドラマの二人は、脇役ではなかったから、人物像が上手く描かれていたと思うんですよね。
西門総二郎役の松田翔太は、和室・和服が似合ってるところがポイントが高かった。
総二郎って人は、茶道家の家に生まれたんだから、"和"というものに馴染んでるはずでしょ?
松田翔太の美意識が、とても日本的に思えたんですよね♪
だけど……あのバイクだけは……いただけませんですね、残念でした。
美作あきら役の阿部力は、パッと見は原作から程遠い感じだったけど、つくしに『三日月』と言われたキャラが、わりかし出ていた気がする。
月に例えられる人は、地味な存在で冷たいイメージに思われがちだけど、まとめ役って感じや神経質そうなところが"あきら"っぽくて、ポイント高かった(笑)
原作の神尾先生は、F4の四人の血液型をばらばらにしてました。
『道明寺司』は、B型。
『花沢類』は、AB型。
『西門総二郎』は、O型。
『美作あきら』は、A型。
ああー、やっぱりなって、それぞれの血液型の特徴が出ていると思いました。
血液型の性格分析に異議を唱える人もいるけど、桜子は、まるっきり無視はできないと思っています。
統計学のすごさですよ……『すべて』じゃないけど、『傾向と対策』はあると思うので。
F4の四人は、その傾向と対策を、見事に取り込んでいますよね。
総合的にも、日本のドラマ版が一番いい役者さんが揃ったんじゃないかと思ってます。
でも、内容は最悪でした。
小説や漫画をドラマ化した場合、著作権法上それは二次創作物となります。
原作のイメージを損ねるものは、著作権法違反の恐れがあるんですよ。
ある漫画家さんは自身の作品がドラマ化された際に、原作を無視したドラマの出来に、そのテレビ局には二度とドラマ化の許可を出さないって、うわさに聞いたことがあります。
桜子も、心の中で『こりゃ……次のドラマ化はないな』って思ってしまったドラマもあります^^;
『花より男子』もそのくらい、原作を無視していたように思います。
視聴率がずいぶんよかったみたいだけど……それは、それはドラマの出来がよかったことと、イコールではないって、つくづく思いました。
『花より男子』に限らず、漫画を原作にした映画・ドラマがたくさんあります。
それも、かなり古い作品(『花より男子』だって最近の作品じゃないし……)を原作にしてるのもあって。
そういう意味では、ドラマを見る人に、登場人物に対するイメージが出来上がってしまいますよね。
なぜ、漫画を原作にしたがるのか、よくわからないけど……脚本家の皆さん、ちゃんと原作は読みましょう(笑)

( 2006/8/26 )

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