会いたいときに 会えないだけで
ひとり 涙を零します。

わかりたいときに わかりあえないだけで
ひとり 涙を零します。

冷たい太陽を浴びて
一人 歩く休日

何もかわらないのに
何もかわらないのに
全てがかわってしまった。

みな、一様に元気なのに
みな、一様に一生懸命なのに
ひとり 涙を零します。

なにもかもなくした、午後。
ひとり 家まで帰ります。
ジタバタ ジタバタ
もがいてみよう。

諦めが悪いとか
必死だとか
そんなん 全部無視して

ジタバタ ジタバタ
もがいてみよう。

傷ついて、干からびても
いいじゃない。

ジタバタ ジタバタ
変わらない答えがあったとしても

ジタバタ ジタバタ
不可能のままであったとしても

ジタバタ ジタバタ

もがくことに 意味がある。
そうそう、心の上の

そう、ちょっと上。

それです。それそれ。

それが馬鹿のボタン。

それをポチッと押せば
感情を抑えて 馬鹿になれるの。

押したことあるでしょ?
馬鹿のボタン。

つらいときとか、わすれたいとき
ちょこっと押すと楽になれるの。

最近押した?
そっか、疲れてんだね。
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詩
         
A DAY IN THE LIFE
失恋
馬鹿のボタン
ジタバタ
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