あなたの存在


さよならを告げられたあなたに
私はなにもしてあげられなくて
どうにもならないことに
とてもはがゆいけど

私にとっては
大切な存在なんだよ
それだけを伝えたくて

あなたの心は
きっとこれ以上傷つかないように
あなたが必死に守っているから
この声さえも届かないかもしれないけれど

もしも微かにでも
聞こえたら
今じゃなくていいから
時が少し優しく過ぎたら
きっと そっと 
心を開いて欲しい

つたないけれど
救いにもならないけれど
あなたが居る大切さを
心から語るから

嫌になるくらいちっぽけな自分の中の
笑ってしまうくらい大きなあなたの存在を