ロボット


存在感なんていらないんだ
問題なんて たいしたことじゃない
笑って嘲笑(わらわ)れて
そんなことを 疑問にも感じない
君が笑ってくれるなら
僕は滑稽なロボットにだってなれるんだ

どんなに 傷が 深くても
何時かは 治る なんて
他人事だから いえるんだろう?

  しったかぶる 奴らに限って
打たれ弱い ことも知っているだろう?
だから 笑ってしまえばいい
僕らは 命令さえ もらえない
自由で 無能な ロボットなんだと

小さな 物語り を
まるで 家宝のように 抱えて
いつまで 歩きつづけるんだ?
嘲笑(わらわ)れるなら
心の底から

存在感なんていらないんだ
問題なんて たいしたことじゃない
笑って嘲笑(わらわ)れて
そんなことを 疑問にも感じない
君が笑ってくれるなら
僕は滑稽なロボットにだってなれるんだ


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