一言、二言

過去の一言、二言
 2013年3月31日  月末の購入本
 月末の購入本
 「人魚姫 探偵グリムの手稿」 北山猛邦(徳間書店)
 「ノックス・マシン」 法月綸太郎(角川書店)
 「コロロギ岳から木星トロヤへ」 小川一水(ハヤカワ文庫JA)
 「列車に御用心」 エドマンド・クリスピン(論創海外ミステリ)

 論創社の新刊が売っているところがなくて、色々と本屋をまわることに。今回、たいがい置いているはずの店に行ったのだが売り切れ。時間に余裕があったので、結構遠いところまで買いに行ってしまった。まぁ、そういうのを捜しに行くのも面白いことなのだが。

 とりあえず、今月の新刊は全てチェックし、欲しい本は全て入手することができた。これで無事(?)に新年度を迎えられる。

 2013年3月30日  殊能将之さん死去!?
 ネットを見ていたら、衝撃的な記事が!

 覆面作家の殊能将之さんが今年2月11日に死去していたことが明らかになった。49歳。

 新作を待ち続けていたのだが・・・・・・

 覆面作家ゆえに、詳細は明らかにしないのであろうか。

 ご冥福をお祈りします。

 2013年3月23日  タイトル改変がややこしい
 今週の購入本
 「欧亜純白ユーラシアホワイト」 大沢在昌(集英社文庫:上下)
 「見晴らしのいい密室」 小林泰三(ハヤカワ文庫JA)
 「小説乃湯 お風呂小説アンソロジー」 有栖川有栖編(角川文庫)
 「大坪砂男全集2 天狗」 日下三蔵編(創元推理文庫)
 「悪魔と警視庁」 E・C・ロラック(創元推理文庫)
 「人形パズル」 パトリック・クェンティン(創元推理文庫)
 「美人薄命」 深水黎一郎(双葉社)

 以前購入して読んだことのある芦部拓氏の作品、「明智小五郎対金田一耕助」が角川書店より文庫化。しかし、そのたタイトルが「金田一耕助対明智小五郎」。何か違うのか? どうも“金田一耕助対明智小五郎”という短編を新たに収録したからかのようなのだが、詳細はわからない。今度、本屋で実物を手にとって調べてこなければ。

 それと、今回購入した小林泰三氏の「見晴らしのいい密室」というのがあるのだが、これは以前に同社から出た「眼を擦る女」三編を入れ替えて再構成したものとのこと。まぁ、「眼を擦る女」の内容を忘れてしまったから再読してもかまわないのだが、これはこれでややこしい。

 ちなみにパトリック・クェンティンの「人形パズル」は以前『別冊宝石』に載っていたときには「呪われた週末」というタイトルであったよう。ただ、これは“パズル”に統一したほうがわかりやすい。

 2013年3月16日  ゴダード、復活?
 昨日と今日の購入本
 「私の嫌いな探偵」 東川篤哉(光文社)
 「カード・ウォッチャー」 石持浅海(角川春樹事務所)
 「ガリレオの小部屋」 香納諒一(光文社文庫)
 「バイバイ、ブラックバード」 伊坂幸太郎(双葉文庫)
 「隠し絵の囚人」 ロバート・ゴダード(講談社文庫:上下)

 しかし、東川氏と石持氏は作品をどんどんと出してくるな。読むのが追い付かないくらい。

 そして、文庫作品を買っている香納氏と伊坂氏も同じく、どんどんと作品を出している。特に加納氏の作品は洒落にならないほど積読がたまっている。

 さらには、2年ぶりにゴダードの新刊が登場。この作品はMWA賞受賞作とのこと。久々に大きなことをやってくれたかな? ベスト10級の作品を期待!!

 2013年3月10日  昨年のミステリ・フロンティア
 今回感想にあげた「強欲な羊」がなかなかよかった。これは昨年に出版された作品であるのだが、思い返してみると昨年のミステリ・フロンティアは、なかなか良い作品が出ていたように思える。ここ数年、新人の作品を出してばかりいたためか、年々レベルが落ちていったと感じられていた。しかし、昨年は新人の作品がほとんどであったにも関わらず、良いと思える作品が多かった。

 実際に、良かったと思える本をあげると、こんなところ。
 「翼をください」 田南透
 「聴き屋の芸術学部祭」 市井豊
 「週末のセッション」 伊園旬
 「空耳の森」 七河迦南
 「強欲な羊」 美輪和音

 昨年に引き続き、今年もよい作品が多く出てくれることを望みたい。

 2013年3月9日  数は少なくとも、濃そうな本ばかり
 昨日と今日の購入本
 「ラッフルズ・ホームズの冒険」 J・K・バングズ(論創海外ミステリ102)
 「妖精の墓標」 松本寛大(講談社ノベルス)
 「夜に生きる」 デニス・ルヘイン(ハヤカワミステリ1868)

 冊数は少ないが内容が濃そうな本を3冊。「ラッフルズ・ホームズの冒険」は一編一編が短めの作品となっているので、こちらは読みやすそう。ハヤカワミステリの方は、積読が多くなってきているので、読み始めるまでに時間がかかりそう。それでも、3冊どれも面白そうなので、早めに読みたい!

 2013年3月6日  本をいただきました
 原書房様から本をいただきました。

 「螺旋の底」 深木章子(ミステリー・リーグ)

 今年最初のミステリー・リーグは深木氏の作品。昨年「衣更月家の一族」で話題をさらっただけに、これも注目作。内容をパッと見た感じでは館モノのような気もするのだが、予想外の展開を見せてくれそうな予感。読むのが楽しみである。


 昨日、これもまた先月頂いた「ガチ!」を読み終えたのだが、ライト系ながらもなかなか楽しめた。プロレスと格闘技が好きで、さらにミステリも好きなのであれば、お薦めしたい。

 2013年3月3日  3月の新刊は?
 今年になって、購入本はやや少なめだが、それなりに良さそうな本は出ていると感じられる。

 創元社からは海外古典作品を中心に、早川書房からは海外近代ミステリとSFを中心に。

 海外作品は元気なように思えるが、国内のミステリ作品の出版点数の少なさがやや気になるところ。

 温かくなれば、少しは増えてくるかな。