本日の購入本
「言語都市」 チャイナ・ミエヴィル(ハヤカワSF)
「遮断地区」 ミネット・ウォルターズ(創元推理文庫)
「跡形なく沈む」 D・M・ディヴァイン(創元推理文庫)
月の最後に濃い本を三冊。ウオルターズにディヴァインの新刊。来月は、ロラックとクェンティンと、海外ミステリ作品が目白押し。海外ミステリ、特に古典ミステリに関しては、最近、東京創元社のひとり勝ちという気がする。
あと、今月発売予定であった第45回メフィスト賞受賞作が6月に延期。賞を受賞してから、なかなか本にならないな。先に47回、48回の受賞作の方が刊行されるよう。
2013年2月23日 女コロンボ、三度登場
本日の購入本
「福家警部補の報告」 大倉崇裕(東京創元社)
「ビブリア古書堂の事件手帖4」 三上延(メディアワークス文庫)
日本の女コロンボ、福家警部補の三作目が刊行された。近年、倒叙ものをシリーズとして続けているのは珍しいのではなかろうか。今後も続けてくれることを期待したいシリーズである。
それとチャイナ・ミエヴィルの「言語都市」を買う予定でいたのだが、出版日が26日に延びたらしい(早川書房のHP調べ)。
2013年2月20日 今年もいただいております
原書房様から本をいただきました!
「ガチ! 少女と椿とベアナックル」 伯方雪日(原書房)
格闘技をモチーフとして、ミステリ作品を仕上げる伯方氏であるが、今作も格闘ミステリならぬ“本格ファイティングミステリ”。
レスラーであった父の死と少女連続殺人事件の謎を解く、とのこと。なかなか面白そう。読むのが楽しみである。
2013年2月17日 SFが読みたい!を読んで
最近、SF関連書籍の積読があまりにも多くなりすぎ、おいそれと手を出せない状態のなか、2013年版「SFが読みたい!」を見て、購入してみた本は、
「アンドロイドの夢の羊」 ジョン・スコルジー(ハヤカワ文庫)
タイトルがあまりにもアレなので、出た当初は敬遠していたのだが、「SFが読みたい!」に出ていた紹介文を読むと、面白そうなので購入。この著者は「老人と宇宙」という作品も出しており、そちらも読んだことがないので、これを機に手を出してみようかな。
国内のベスト10で、ベスト3に入った三冊「屍者の帝国」「盤上の夜」「BEATLESS」があるのだが、文庫になってからでいいのかなと。SF作品で分厚いものはハードカバーで購入しても、つい後回しにして積読となってしまい、読まないうちに文庫が出てしまうということがしばしば。これらもそんなパターンになりかねないので、文庫待ち。しかし、「盤上の夜」はずいぶん前から色々なランキングに顔を出しているので、気になってしょうがない一冊ではあるのだが。
2013年2月16日 今年のマイクル・コナリー本
今週の購入本
「届け物はまだ手の中に」 石持浅海(光文社)
「モグリ」 安萬純一(幻冬舎)
「スケアクロウ」 マイクル・コナリー(講談社文庫:上下)
「刑事のはらわた」 首藤瓜於(講談社文庫)
今回出版されたマイクル・コナリーの作品は、ノン・シリーズとなる作品。ただし、ノン・シリーズと言いつつ、「ザ・ポエット」という作品にて主人公として登場した事件記者ジャック・マカヴォイが再登場。まぁ、その「ザ・ポエット」という作品もずいぶん前のものであり、よく再登場させたなと感心してしまう。
コナリーの作品は、まだ未訳のものが複数あるので新刊については心配する必要なし。むしろ、どんどん訳してもらわないと、追いつかないのではというほどである。今年中にもう一冊くらい訳されるかな?
2013年2月9日 SFの2月
本日の購入本
「SFが読みたい! 2013年版」 SFマガジン編集部編(早川書房)
「キャサリン・カーの終わりなき旅」 トマス・H・クック(ハヤカワミステリ1868)
今年の「SFが読みたい!」が発売された。ざっと見た感じでは、ランキングに意外な作品というものは、なかった気がする。これを参考に購入する本は、1、2冊くらいかな。連休のあいだにじっくりと読み込んでみよう。
文春文庫ではなくハヤカワミステリから刊行されるようになったトマス・H・クックの新刊。値段的には文春文庫からのほうがありがたいのだが・・・・・・
2013年2月2日 2月の注目作品は?
2月は国内作品よりも、海外作品のほうが面白そうなものが多そう。
「言語都市」 チャイナ・ミエヴィル(ハヤカワSF)
「キャサリン・カーの終わりなき旅」 トマス・H・クック(ハヤカワミステリ)
「スケアクロウ」 マイクル・コナリー(講談社文庫)
「遮断地区」 ミネット・ウォルターズ(創元推理文庫)
「跡形なく沈む」 D・M・ディヴァイン(創元推理文庫)
こういったところ。SF、ミステリ、本格、警察小説と目白押し。国内のミステリも負けずにがんばってもらいたい。