9月はやや涼しくなってきたせいか、それなりに読書も進むようになった。
今年の課題図書のひとつであった「オリュンポス」も読了することができ、現在はコニー・ウィリスの「航路」に着手し始めている。あと3か月、今年中に読めるであろうか。
しばらくの間、<未来の文学>「ダールグレンⅠ」に手間取ることになり、夏は読書が滞っていた。決して難解な内容ではないのだが、全容が見えないというか、世界観がわかりにくいためか、なかなか読み進めにくい難物。“Ⅱ”のほうを読むのは来年になりそう。
今年中に「ファイアーウォール」「紳士の黙約」「俳優パズル」「アルカトラズ幻想」などなど、読んでおかなければならない本が目白押しで、どの順番で読めばいいのか迷うところ。10月はハードな月になりそうだ。
2012年9月29日 今月分、出そろった!
今週の購入本まとめて
「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」 東川篤哉(文藝春秋)
「ヒートアップ」 中山七里(幻冬舎)
「妄想女刑事」 鳥飼否宇(角川書店)
「カマラとアマラの丘」 初野晴(講談社)
「紳士の黙約」 ドン・ウィンズロウ(角川文庫)
「俳優パズル」 パトリック・クェンティン(創元推理文庫)
いろいろとありすぎて、どれから読んでいいものやら。東川氏の作品が読みやすそうだから、10月中に読めそうかな。
それと、東京創元社の復刊作品も出ているのを発見。
とりあえず、「製材所の秘密」と「SFカーニバル」を買っておいた。あと、何冊か追加で買っておくか、どうしようか。
これで、今月分はほぼ購入することができたが、相変わらず論創社の作品は手に入らずじまい。来週くらいに、遠くの本屋まで足を伸ばすか。それとも、ネットで入手するか。どうしたものか。
2012年9月23日 今年中に読めるかな
昨日の購入本
「煽動者」 石持浅海(実業之日本社)
「アルカトラズ幻想」 島田荘司(文藝春秋)
「黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2」 奥泉光(文藝春秋)
「償いの報酬」 ローレンス・ブロック(二見文庫)
「ファイアーウォール」 ヘニング・マンケル(創元推理文庫:上下巻)
今週は大漁。量だけではなく、中身も濃い。そのどれもが今年中に必ず読んでおきたい本ばかり。とりあえずは島田氏の作品を早めに読んでおこうか。また、ローレンス・ブロックがマット・スカダー・シリーズで新刊を出してくれたのは喜ばしいこと。どの作品もすぐにでも読みたいものばかり。
2012年9月15日 今週はこれだけ
本日の購入本
「戦力外捜査官 姫デカ・海月千波」 似鳥鶏(河出書房新社)
著者の似鳥氏は前作の「午後からはワニ日和」に続き、色々な出版社から色々な本を出すようになった。これからの活躍を期待。この作品の内容はコメディ系の警察ミステリ作品のよう。
しかし、最近こういったカラフルな表紙の作品をよく見かけるようになった。表紙だけでは、どういった内容の作品なのかがわかりづらいものが増えてきた。
2012年9月8日 講談社ノベルスがいっぱい
本日の購入本
「ついてくるもの」 三津田信三(講談社ノベルス)
「不可能楽園 〈蒼色館〉」 倉阪鬼一郎(講談社ノベルス)
「汎虚学研究会」 竹本健治(講談社ノベルス)
「ルパン、最後の恋」 モーリス・ルブラン(ハヤカワミステリ1863)
「巡礼者パズル」 パトリック・クェンティン(論創海外ミステリ98)
講談社ノベルスの新刊をまとめ買いするのも久々のような。三津田氏と倉阪氏は、シリーズというわけではないが毎年のように講談社ノベルスから出してくれている。竹本氏は短編集を講談社ノベルスから出すというのは珍しい気がする。
それと、先月出ていたにもかかわらずなかなか入手できなかった「巡礼者パズル」をなんとか買うことができた。そうこう言っているうちに、今月は「俳優パズル」が刊行されることに。どんどんと読んでいかなければ。
2012年9月2日 論創社はネットで
ネットでの購入本
「蒼井雄探偵小説選」 論創ミステリ叢書54
近隣の本屋に売っていないのでネットで購入。
同じく論創海外ミステリも新刊が出るので、本屋へ買いに行ったのだが、いつもは置いてあるのに昨日はなかった・・・・・・まだ新刊が並んでいなかっただけなのか、それとも置かなくなったのか?
これは、論創社の本は全てネットで買わなければならなくなりそうな。
2012年9月1日 クワコウ三度
9月は購入したい本がてんこ盛り。ドン・ウィンズロウ、ヘニングマンケル、パトリック・クェンティンと今年中に読んでおかなければならない本が色々。
さらには、島田荘司氏の新刊が出て、さらにまた、奥泉光氏の新作が・・・・・・「黄色い水着の謎 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2」。クワコウが帰ってくる。
別にミステリ的にどう、ということは一切ないのだが、この桑潟幸一というキャラクタがなんとも言えず好きなのである。個人的に、楽しみ過ぎる一冊。
参考に、今月の東京創元社復刊文庫一覧を!
<東京創元社 2012年復刊フェア>
「犯罪は詩人の楽しみ」 エラリー・クイーン編
「製材所の秘密」 F・W・クロフツ
「試行錯誤」 アントニイ・バークリー
「とむらい機関車」 大阪圭吉
「銀座幽霊」 大阪圭吉
「永遠の王 上・下」 T・H・ホワイト
「終点:大宇宙!」 A・E・ヴァン・ヴォークト
「SFカーニバル」 フレドリック・ブラウン編
「量子宇宙干渉機」 ジェイムズ・P・ホーガン