一言、二言

過去の一言、二言
 2012年8月28日  本格推理色
 本日の購入本
 「謎の謎その他の謎」 山口雅也(ハヤカワミステリワールド)
 「彼の個人的な運命」 フレッド・ヴァルガス(創元推理文庫)
 「暴力の教義」 ボストン・テラン(新潮文庫)

 今年は海外ものの本格ミステリ作品が多く見受けられる。これだけ出ていれば、年末のランキング作りにも困ることはない。今年、フレッド・ヴァルガスはこれで2作目か。

 反面、国内の本格ミステリ作品は、やや少なめのような気がする。そのためか、今年は購入点数も少ない。せっかく山口雅也氏の新作が出たのはよいのだが、なんとなく本格ミステリっぽくないようなタイトル。どうもリドル・ストーリーを集めた作品集のような。

 2012年8月26日  はやりもの
 昨日の購入本
 「ロスト・シンボル」 ダン・ブラウン(角川文庫:上中下巻)

 はやりものに興味などない! などと言わず、実際のところ「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」が面白かったので、シリーズ3作目を購入。他にもダン・ブラウンの作品はあるものの、とりあえずこのシリーズのみを購入。第4弾もあるのかな?

 2012年8月24日  まとめて
 今週の購入本
 「元気でいてよ、R2-D2。」 北村薫(集英社文庫)
 「シップブレイカー」 パオロ・バチガルピ(ハヤカワ文庫)
 「天冥の標Ⅵ 宿怨 PART2」 小川一水(ハヤカワ文庫)

 他にも色々と出ているのだが、迷いながらこれだけ購入。

「ねじまき少女」を早く読まなければとか、「天冥の標Ⅵ」って、まだPART3まで続くんだとか。

 2012年8月19日  盆休みも終わり
 盆休み中、結構本を読んだつもりなのだが、読んだ本は4冊と少なめ。年をとって、読むスピードが衰えたか?

「湖は餓えて煙る」を読み終えたかったのだが、まだ5分の3程度。もうちょっとかかりそう。何しろ分厚い本なので。なんとか「Yの悲劇」を読み終えたくらいか。

 まぁ、夏は暑くて読書がはかどらないから仕方あるまい。秋口には、もう少し本を読みたいのだが、9月になると買いたい新刊が多くでるみたいで・・・・・・

 2012年8月15日  ただいま盆休み中
 現在、休みをとっているなか、世間も盆休みということもあり、新刊は発売されず。一応、今週末くらいからちらほらと出るようではあるが。ちょくちょく本屋へ顔を出していはいるものの、特に掘り出し物もなく、積読を少しでも切り崩そうと考えながら日々を過ごしている。

 結局は夏ということもあり、暑さのため読書意欲もさほどわかず、そんなに読書が進むわけでもない。それでも今週何とか、
「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」「量子回廊」「ギフト」なんていう作品を読み終えている。

 現在読んでいるのは「Yの悲劇」「湖は餓えて煙る」といったところ。できれば「犬なら普通のこと」も今週中に読み終えたいところであるが、どうなることやら。

 2012年8月11日  建築探偵シリーズ第3部
 昨日の購入本
 「機龍警察 自爆条項」 月村了衛(ハヤカワ文庫:上下)
 「胡蝶の鏡」 篠田真由美(講談社文庫)
 「デパートへ行こう!」 真保裕一(講談社文庫)

「機龍警察」はまだ、第1巻を読んでいないにもかかわらず、続編が文庫化されてしまった。どんどん読んでいかなければ。

 篠田氏の建築探偵シリーズは、ノベルス版では、すでにシリーズ終了となっている。私は、文庫で読み続けているので、これからようやく最終となる第3部が始まるというところ。最後まできちんと読みとおしておきたいシリーズ。

 2012年8月9日  ガリレオ新刊
 本日の購入本
 「虚像の道化師」 東野圭吾(文藝春秋)
 「ブラックアウト」 コニー・ウィリス(新ハヤカワSFシリーズ5005)

「虚像の道化師」はガリレオシリーズ最新巻となる短編集。表紙には、“ガリレオ7”とわざわざ記載されている。言われてみれば、既に短編集3冊と長編3冊が出ているので、この新刊を合わせれば7冊というわけか。ドラマ化してくれたおかげで、テンポよく出るようになった気がする。

 コニー・ウィリスは「航路」を長らくの積読としているのだが、にもかかわらず新刊を買ってしまった。そして、これまた分厚い作品。新ハヤカワSFシリーズ5冊目であるが、5冊目にして“最大”といいたくなるような分厚さ。値段はなんと2400円。ハードカバーより高い。もはや積読決定!?

 2012年8月4日  まさかの映画化
 本日の購入本
 「かくも水深き不在」 竹本健治(新潮社)

 最近、メイド・ロボット探偵とか書いていたかと思っていたら、3年以上前のこと。なんと、本書が3年ぶりの新作。もっと頻繁に新作を出していたような気がしていたのだが・・・・・・。そんなわけで、貴重な一作。楽しみに読むこととしよう。

 それと、貴志祐介氏の「悪の教典」であるが、文庫されるのがずいぶん早いなと思いきや、なんと映画化されるとのこと。絶対に映像化は無理だと思っていたので、これにはびっくり。映画はあまり見ないのだが、これは見たいような、見たくないような(と言いつつ、「バトルロワイヤル」でさえ見ていなかったりする)。

 2012年8月1日  今月の注目本は?
 今月も、さほど目玉となる本がないような気がするが、先月先々月に比べると購入本が増えそう。

 東野圭吾氏のガリレオ・シリーズの新刊「虚像の道化師」が刊行予定。こちらは短編集。

 パトリック・クェンティンと言えば、今年「迷走パズル」が出たばかりであるが、来月9月に創元推理文庫から「俳優パズル」が出る予定。そうかと思いきや、今月論創海外ミステリより「巡礼者パズル」が刊行予定。これはパズル三昧。

 また、ボストン・テランの新刊が久々に刊行されるのも楽しみなところ。今までは文春文庫からであったが、今回は新潮文庫からの刊行。