小野氏の作品はもともとは“講談社X文庫ホワイトハート”から刊行された作品なのだが、その後に講談社文庫にて刊行された。そのときに、この巻だけ読んだような記憶がある。その後、何故シリーズを購入し続けるのを辞めたのか、よく覚えていないが、せっかくだからこれを機にシリーズ全部を読んでみたいと思い購入。
昨日の購入本
「エドワード・D・ホックのシャーロック・ホームズ・ストーリーズ」 エドワード・D・ホック(原書房)
「王狼たちの戦旗 <改訂新版>」 ジョージ・R・R・マーティン(ハヤカワ文庫SF:上下)
「ゴースト・オブ・ユートピア」 樺山三英(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
「ビブリア古書堂の事件手帖3 〜栞子さんと消えない絆〜」 三上延(メディアワークス文庫)
ミステリ・アンソロジーに、王道ファンタジー、国内SF、ライト系のミステリ作品と、まさに色々なジャンルの作品が勢ぞろい。どれも面白そうで、早めに読みたいのだが、まだまだ先月、先々月の未読本が順番待ちをしているところ。
2012年6月20日 暗闇の中で
昨日は台風により、夜21:00少し前くらいから停電となった。通常であれば、少し待てば回復するはずなのだが、一行に回復する気配もなく、結局12:00前くらいに就寝。
たまたま防災グッズに目をとめ、なんとなく買った懐中電灯が役に立った。これ一つあるだけで過ごし方が全く違う。
さすがに懐中電灯の光で本を読む気にはならず、携帯音楽プレイヤーで音楽を聞いて過ごした。水が止まることはなかったので、意外と普通に生活できた。
それにしても、こんな機会でもなければ、夜に本を読まずに過ごすことなんてめったにない(ゲームに夢中になるとたまにあるか)。貴重な日を過ごせたような気がするが、さすがに度々起こるとストレスがたまりそう。
次の日の朝の9:00過ぎになって、ようやく電気が復旧。約12時間の停電であった。
2012年6月17日 最近の読書
ゴールデンウィーク以降、ゲームに手を付けていないせいか、読書が順調に進んでいる。
最近も「オリュンポス」の1巻を読み終えることができ、今年の課題の進み具合も順調。
また、今日UPした感想は3冊と少なめなのだが、現在並行して「シャングリ・ラ」(池上永一)、「宇宙大密室」(都筑道夫)、「第六ポンプ」(パオロ・バチガルピ)を読んでいる最中。どれも結構長めなので、それぞれ1週間で半分くらいを読むのが精いっぱい。今週中にはそれぞれ読了させることができるんじゃないかと思っている。特に「シャングリ・ラ」は文庫本で500ページずつの上下巻という長大な作品。それでも長さを感じさせないほどの面白さである。
この勢いでSF作品の積読をどんどんと切り崩していきたい。
2012年6月16日 真保氏の代表作と言えば
昨日の購入本
「奪 取」 真保裕一(双葉文庫:推理作家協会賞全集 上下巻)
この作品はもちろんのこと既読なのであるが、推理作家協会賞全集を集めているので購入。
ちなみに、色々な作品を書いている真保裕一氏であるが、その代表作というと何が挙げられるだろう。映画化されて出世作となった「ホワイトアウト」か。それとも最近になって映画化された話題の「アマルフィ」(←未読、文庫化待ち)か。
私が一番の作品としてあげたいのがこの「奪取」である。偽札を作ることに青春と人生をかけた男たちの物語がなんとも熱く、また何とも痛快なのである。未読の方は是非ともお薦めしたい一作。分厚さなど一切気にならない快作。
2012年6月9日 静かにディーヴァーの新刊が
昨日の購入本
「ラバー・ソウル」 井上夢人(講談社)
「追撃の森」 ジェフリー・ディーヴァー(文春文庫)
「特捜部Q —Pからのメッセージ—」 ユッシ・エーズラ・オールスン(ハヤカワミステリ1859)
「ベヒモス —クラーケンと潜水艦—」 スコット・ウエスターフェルド(新ハヤカワSFシリーズ5004)
ノン・シリーズ作品ゆえ、ディーヴァーの新刊が文庫で登場。この時期に出版されるということは、年末はいつものとおりにハードカバーでリンカーン・ライム・シリーズが来そうな気がする。
そして久しぶりに(といっても2年ぶりと短めのスパン)井上夢人氏の新刊が。この人の本は読んでみるまで内容が分からないから、それはそれで楽しみ。
2012年6月2日 今月の注目本は?
今月の注目本はというと・・・・・・文春文庫から出るディーヴァーの「追撃の森」くらいかな。
あとは、ミステリ・フロンティアやハヤカワSFなどからも続々と本が出るが、それらは読んでみなければどれくらいのレベルなのか全く分からないからな。
それと新潮文庫から小野不由美氏の「月の影 影の海」が出るが、これは昔出てた人気のファンタジーシリーズのやつだったような。新装版として発売されるのかな? これを機に読んでみるというのもいいかもしれない。