一言、二言

過去の一言、二言
 2010年8月31日  「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」の人の
 本日の購入本
 「ストラング先生の謎解き講義」 ウィリアム・ブリテン(論創海外ミステリ94)

 ウィリアム・ブリテンといえば「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」を書いた人。あれは確かに面白かった。ということは、これは今年中に読んでおかなければならない本かもしれない。急いで手を付けなければ。

 そういえば、帯に“第Ⅳ期刊行開始”と書いてあったのだが、どっからどこまでが3期なのか4期なのか?

 今月はこれで購入本はおしまい・・・・・・といいたいところであったが、8月刊行予定のはずなのに出ていない本がたくさんあるような気が。初野晴とか石持浅海の新刊が出ると思っていたのだが9月になったのかな??

 2010年8月28日  久々のクルト・ヴァランダー
 本日の購入本
 「五番目の女」 ヘニング・マンケル(創元推理文庫:上下巻)

 2年前に翻訳された「タンゴステップ」はノン・シリーズであったので、クルト・ヴァランダーのシリーズとしては3年ぶり。とはいえ、、最近スウェーデンのミステリ作品が翻訳され続けているのでそんなに待たされたという気はしない。まぁ、他のスウェーデン作品とは違ったヘニング・マンケルらしさが味わえると思うので楽しみに読むこととしよう。

 今月、これとは別に角川文庫からドン・ウィンズロウの作品が出るかと思っていたのだが、来月に延びたようだ。残念と思いつつ、この「五番目の女」を読まなければと考えると、刊行日が延びたことにホッとしていたりして・・・・・・

 2010年8月25日  シリーズいろいろ
 本日の購入本
 「人造救世主」 小林泰三(角川ホラー文庫)
 「愛書家の死」 ジョン・ダニング(ハヤカワ文庫HM)

 小林氏の作品は、シリーズものの最初の巻となるようだ。ダーク・オペラとのことであるが、どのような内容のものなのか。また楽しみなシリーズがひとつ増えることとなるのであろうか。

「愛書家の死」のほうはお馴染みのシリーズの新刊。まだ、シリーズ5作品目ながらずいぶん長く続いている気がする。最初の作品「死の蔵書」を読んだのはずいぶん前のような気がする。まぁ、シリーズといっても、続きものではないので、1冊1冊それぞれで楽しむことができる。今後も新刊が出るかぎりなんとなく読み続けていくであろうシリーズ。

 2010年8月21日  「私が彼を殺した」の解答は?
 盆休み中に読むはずだった東野圭吾氏の「私が彼を殺した」であるが、ようやくおととい読み終えることができた。

 この本は結末がはぶかれている作品であり、真相は読者自身が考えるという趣向の本。実はこの本、ノベルスで発売されたときに読んでいた(当然、その前にでていた「どちらかが彼女を殺した」も読んでいた)。しかし、それを読んだ当初は、結末はどういう風にでもとれるのだなと勝手に納得して読み過ごしていたのだ。

 実は、結末はきちんとあり、それを読者自身で考えるということを知り、解説がついている文庫版を両方でそろえることとなった。「どちらかが彼女を殺した」のほうは文庫版を読み、真相を考えてみたものの、あと一歩およばなかった。それがこの「私が彼を殺した」に関しては・・・・・・全然想像がつかない。

 読み終えてから2日間経ったのだが、全く真相が見えてこないままである。そんなわけで、そろそろ巻末の袋とじを開けてみようかと・・・・・・

 2010年8月19日  今週はこれだけ?
 本日の購入本
 「からくりがたり」 西澤保彦(新潮社)

 本屋で見たとき買うかどうか迷ったが、今週は他に購入したい本がなさそうなので、とりあえず購入。帯に書かれているあらすじを見るとエロティックな妄想日記から事件へと発展していくという謎めいた内容。果たして面白いのかどうなのか?? 予想に反して面白い作品であることを願いたい。

 2010年8月12日  盆のわりには
 本日の購入本
 「再びラストホープ」 浅暮三文(創元推理文庫)
 「Ave Maria アヴェマリア」 篠田真由美(講談社文庫)
 「アリスへの決別」 山本弘(ハヤカワ文庫)

 今週は盆休みということもあり、あまり本が出ないと思っていたのだが、意外と購入している。盆休みと言っても、時期的に今週盆なのか、来週盆なのか、いまいちわかりにくい日程。そのためか、出版社によっていつ休みにするかが異なっている気がする。

 そんなわけか、どうかはよくわからないが連休色も薄く、普通に本が出版されている。今周はそこそこ本を読んでいるものの、購入点数のほうが多くなっているような気がする。

 2010年8月11日  模倣犯、読了
 昨日の夜、ようやく「模倣犯」を読み終えた。2001年4月の発売と同時に購入したので、9年以上を時を経てようやく読了。今年の初頭から読み始めたのだが、いや長かった。決して読みにくいということはなかったのだが、なかなか読みとおせなかった。詳細は日曜の“感想”にて。

 今年の1月にたてた目標は「アメリカン・デス・トリップ」「水滸伝」「模倣犯」を読むこと。8月にして、全てクリアすることができた。せっかくだから、今年後半の目標をここでたてておこうと思う。

 「ゴーレム100」 アルフレッド・ベスター(国書刊行会)
 「深海のYrr」 フランク・シェッツィング(ハヤカワ文庫:上中下)

 この2冊を読んでおきたい。どちらもそれほど昔に出たというわけでもないのだが、なんとなく読むきっかけを逃してしまっていた。今年の目標をすでにクリアできたので、ここでこの2冊も年内に読む誓いをたてておきたい。
 さほど大変な課題というわけでもないので、たぶんクリアできるのではないかと思っている。こういうやり方で、長年の積読などを徐々に切り崩していきたい。

 2010年8月10日  新訳、ガラスの鍵
 本日の購入本
 「ガラスの鍵」 ダシール・ハメット(光文社古典新訳文庫)

 ちょうど今年「デイン家の呪い」を読んだのを機にハメット作品を集めだしたところ。「マルタの鷹」と「血の収穫」は入手しやすいものの、それ以外は絶版しており、手に入らないと思っていたところに、この「ガラスの鍵」が出版された。

 しかも意外なところで光文社新訳文庫から。ハメット作品と言えば、やはり「マルタの鷹」や「血の収穫」が一番に来ると思うのだが、何ゆえ「ガラスの鍵」なのだろうと感じたものの、これ幸いと購入。あとは「影なき男」のみ。これもどこかから復刊してくれればなと、都合のいいことばかりを考えながら、手元にある本を読んでいきたい。

 2010年8月8日  今週はどうするか
 週末、本屋に立ち寄ってみたものの、これといった作品は見受けられなかった。時期的にお盆ということもあり、今週来週と新刊の数が少なさそうな気がする。

 先週は結構本を読むことができ、久々に感想も6冊あげることができた。夏の暑さにも慣れてきた気がするので、この調子でどんどんと読みあげていきたいものである。

 今週は火曜日以降は休みがとれたので、これを機に積読本を読もうと思っている。
 予定では「模倣犯 下巻」「エラリー・クイーンの冒険」「私が彼を殺した」あたりからまずは読んでいこうと思っている。

 もちろんこれだけではなく、もう少し読み上げたいのだが、他には何を読もう。古くからの積読を読むべきか、新刊をこなすべきか。どれから読めばいいのか迷ってしまう。

 2010年8月5日  ソブ・トンカツ・テラン
 本日の購入本
 「うみねこのなく頃に Episode4 下」 竜騎士07(講談社BOX)
 「六とん4 一枚のとんかつ」 蘇部健一(講談社ノベルス)
 「音もなく少女は」 ボストン・テラン(文春文庫)

 まだ続くのか、今後も続くのか、何故か買ってしまった「六とん4」。今回もくだらないんだろうなぁーと思いつつも・・・・・・

 それと楽しみなのは、久々の登場となったボストン・テランの新作。新作といっても2004年の作品なので、だいぶ前に出版されたもの。デビュー作以来、読み続けていて、結構好きな作家の一人なのだが、3作目から今作までの間がずいぶんとあいてしまった。これは売れ行きがあまりよくないということなのだろうか。

 2010年8月2日  7月分は完了
 本日届いた本
 「アルバトロスは羽ばたかない」 七河迦南(東京創元社)

 週末に注文した本がようやく到着。近隣では売っていないかなと思いきや、注文後ばっちり本屋で発見。

「七つの海に照らす星」で鮎川哲也賞を受賞した七河迦南氏の2作品目。前作がそれなりにインパクトがあったので、こちらも購入してみた。どんな感じに仕上げられていることやら。読むのが楽しみな一冊。