今週は盆休みということもあり、あまり本が出ないと思っていたのだが、意外と購入している。盆休みと言っても、時期的に今週盆なのか、来週盆なのか、いまいちわかりにくい日程。そのためか、出版社によっていつ休みにするかが異なっている気がする。
そんなわけか、どうかはよくわからないが連休色も薄く、普通に本が出版されている。今周はそこそこ本を読んでいるものの、購入点数のほうが多くなっているような気がする。
昨日の夜、ようやく「模倣犯」を読み終えた。2001年4月の発売と同時に購入したので、9年以上を時を経てようやく読了。今年の初頭から読み始めたのだが、いや長かった。決して読みにくいということはなかったのだが、なかなか読みとおせなかった。詳細は日曜の“感想”にて。
今年の1月にたてた目標は「アメリカン・デス・トリップ」「水滸伝」「模倣犯」を読むこと。8月にして、全てクリアすることができた。せっかくだから、今年後半の目標をここでたてておこうと思う。
「ゴーレム100」 アルフレッド・ベスター(国書刊行会)
「深海のYrr」 フランク・シェッツィング(ハヤカワ文庫:上中下)
この2冊を読んでおきたい。どちらもそれほど昔に出たというわけでもないのだが、なんとなく読むきっかけを逃してしまっていた。今年の目標をすでにクリアできたので、ここでこの2冊も年内に読む誓いをたてておきたい。
さほど大変な課題というわけでもないので、たぶんクリアできるのではないかと思っている。こういうやり方で、長年の積読などを徐々に切り崩していきたい。
2010年8月10日 新訳、ガラスの鍵
本日の購入本
「ガラスの鍵」 ダシール・ハメット(光文社古典新訳文庫)
ちょうど今年「デイン家の呪い」を読んだのを機にハメット作品を集めだしたところ。「マルタの鷹」と「血の収穫」は入手しやすいものの、それ以外は絶版しており、手に入らないと思っていたところに、この「ガラスの鍵」が出版された。
しかも意外なところで光文社新訳文庫から。ハメット作品と言えば、やはり「マルタの鷹」や「血の収穫」が一番に来ると思うのだが、何ゆえ「ガラスの鍵」なのだろうと感じたものの、これ幸いと購入。あとは「影なき男」のみ。これもどこかから復刊してくれればなと、都合のいいことばかりを考えながら、手元にある本を読んでいきたい。
2010年8月8日 今週はどうするか
週末、本屋に立ち寄ってみたものの、これといった作品は見受けられなかった。時期的にお盆ということもあり、今週来週と新刊の数が少なさそうな気がする。
先週は結構本を読むことができ、久々に感想も6冊あげることができた。夏の暑さにも慣れてきた気がするので、この調子でどんどんと読みあげていきたいものである。
今週は火曜日以降は休みがとれたので、これを機に積読本を読もうと思っている。
予定では「模倣犯 下巻」「エラリー・クイーンの冒険」「私が彼を殺した」あたりからまずは読んでいこうと思っている。
もちろんこれだけではなく、もう少し読み上げたいのだが、他には何を読もう。古くからの積読を読むべきか、新刊をこなすべきか。どれから読めばいいのか迷ってしまう。
2010年8月5日 ソブ・トンカツ・テラン
本日の購入本
「うみねこのなく頃に Episode4 下」 竜騎士07(講談社BOX)
「六とん4 一枚のとんかつ」 蘇部健一(講談社ノベルス)
「音もなく少女は」 ボストン・テラン(文春文庫)
まだ続くのか、今後も続くのか、何故か買ってしまった「六とん4」。今回もくだらないんだろうなぁーと思いつつも・・・・・・
それと楽しみなのは、久々の登場となったボストン・テランの新作。新作といっても2004年の作品なので、だいぶ前に出版されたもの。デビュー作以来、読み続けていて、結構好きな作家の一人なのだが、3作目から今作までの間がずいぶんとあいてしまった。これは売れ行きがあまりよくないということなのだろうか。
2010年8月2日 7月分は完了
本日届いた本
「アルバトロスは羽ばたかない」 七河迦南(東京創元社)
週末に注文した本がようやく到着。近隣では売っていないかなと思いきや、注文後ばっちり本屋で発見。
「七つの海に照らす星」で鮎川哲也賞を受賞した七河迦南氏の2作品目。前作がそれなりにインパクトがあったので、こちらも購入してみた。どんな感じに仕上げられていることやら。読むのが楽しみな一冊。