一言、二言

過去の一言、二言
 2010年6月26日  タイミングずれたか
 本日の購入本
 「ふたりの距離の概算」 米澤穂信(角川書店)
 「第三面の殺人」 カルパナ・スワミナタン(講談社〈アジア本格リーグ6〉)

 今日は、近隣では買いにくい論創海外ミステリと論創ミステリ叢書の新刊を購入しようと、雨の中電車を使って県外の本屋まで行ったのだが・・・・・・その2冊は買えなかった。ちょっとタイミングがずれたようだ。来週の頭だったら置いてあったと思うのだが。これはネット通販で買った方が早いか。

 とはいえ、こちらも近隣で買えなかった「第三面の殺人」を買えたのでとりあえず良しとしよう。ちなみにアジア本格リーグはこの6冊目でおしまい。このシリーズ第2弾が出るかどうかは微妙なような・・・・・・ただしアジア本格リーグとは関係ない「虚擬街頭漂流記」が良かったので、ひょっとしたらアジアものの企画はなんらかの形で続く可能性もありうるだろう。

 あと、米澤氏の新刊は久々の古典部シリーズということで、こちらも楽しみ。

 2010年6月25日  復活のミステリー・YA!
 最近の購入本
 「写楽 閉じた国の幻」 島田荘司(新潮社)
 「闇の喇叭」 有栖川有栖(理論社ミステリーYA!)
 「ハンターズ・ラン」 ジョージ・R・R・マーティン他(ハヤカワ文庫SF)

 ここ最近、刊行がとだえていたミステリーYA!がようやく新刊を出版。有栖川氏が描くミステリ作品だが、通常の作品とは打って変わって、社会派よりの濃い内容のようである。面白そうだとは思うのもの、レーベルにはあっているのか?

 また、久々に島田氏のミステリ作品が刊行された。写楽を題材にしたミステリ作品となっているよう。どんな内容になっているのか楽しみだ。

 2010年6月19日  水滸伝、もうすこし
 今週は購入本はなし。来週から月末にかけて一気に購入予定の新刊が出てくるようだ。

 そういうわけで、積読をどんどんと読んでいきたいところであるが、今年の目標にひとつである「水滸伝」のほうがもうちょっとで全て読了となる。今日、18巻を読み終えたので、残り1冊。すぐに読むかどうかはわからないが(なんか読むのがもったいない)、遅くとも来月中には読み終えていることであろう。

 反対に、ゴールデンウィーク中に上巻を読み終えた「模倣犯」が全く進んでいない。これはもう盆休みあたりに一気に読むとか、きっかけがなければ進みそうもない。まぁ、たぶん今年中には読み終えることはできるだろう、と思っている。

 2010年6月14日  本日のいただきもの
 原書房さんから本をいただきましたー。ありがとうございます。

 「この国。」 石持浅海(原書房:ミステリー・リーグ)

 普段、政治にさほど興味がないのだが、昨年の政権交代といい、先日の総理の交代劇といい、なんとなく気になる今日この頃(←もっと興味もったほうがいいと思う)。

 石持氏の新作「この国。」、そして最近出た香納諒一氏の新作「虚国」といい、国のことが気になる作品が出続けているのも世相をとらえてのことだろうか。

 楽しみに読むだけでなく、“国”というものを考えながら読みたいと思っている・・・・・・たぶん。

 2010年6月12日  新しいのと昔のと
 本日の購入本
 「この国。」 石持浅海(原書房:ミステリー・リーグ)
 「妖女のねむり」 泡坂妻夫(創元推理文庫)

 亡くなってしまったということより、復刊ラッシュも素直に喜べないのだが、これを機にどんどんと泡坂氏の作品を読ませてもらおうと思っている。“亜愛一郎”のシリーズは一通り持っているのだが、読んだのはずっと前なのでそろそろ再読してもよいかもしれない。

 2010年6月10日  盛り沢山
 本日の購入本
 「本格ミステリ10」 本格ミステリ作家クラブ(講談社ノベルス)
 「琅邪の鬼」 丸山天寿(講談社ノベルス:第44回メフィスト賞受賞作)
 「機械探偵クリク・ロボット」 カミ(ハヤカワミステリ1837)
 「魍魎の匣」 京極夏彦(双葉文庫 上下 日本推理作家協会賞受賞作全集82、83)
 「ソリトンの悪魔」 梅原克文(双葉文庫 上下 日本推理作家協会賞受賞作全集84、85)

 と、いろいろな本を購入。すぐにでも読みたいのは「機械探偵クリク・ロボット」。タイトルだけ見ても面白そう。この本、てっきり最近書かれたものだろうと思っていのだが、実は60年以上前に書かれた本。なんと古典作品であった。ユーモア・ミステリ系の作品らしい。

 2010年6月6日  今月の新刊は?
 先週の購入本
 「神狩り2 リッパー」 山田正紀(徳間文庫)

「神狩り」は山田正紀氏のデビュー作。よって1975年に発表された作品なのだが、私がこれを読んだのはつい2、3年前くらいだった気がする。そんな感じなので私にとってはちょうどよいくらい(といいつつ、「神狩り」の内容をあまり覚えていなかったりして・・・・・・)。まぁ、分厚い本なので折を見てゆっくりと読もうかと・・・・・・
 あまり間が空くくらいだったら、「神狩り」再読してから「神狩り2」を読んだ方がよさそうな気がする。

 2010年6月1日  今月の新刊は?
 5月は大型連休があるためか、これといった新刊が少ないように思える。実際に購入した新刊の数も少なかった。

 そして6月となったわけだが今月はどうだろう。5月よりは購入本が多くなるかなという気がする。

 期待の作品と言えば、文庫オチの本なのだが“日本推理作家協会賞受賞作全集”から「ソリトンの悪魔」が刊行される。結構有名な作品なのだが、読み逃した後に絶版となってしまい読めずじまい。入手したかった本のうちのひとつである。
 またハヤカワ・ミステリの新刊「機械探偵クリク・ロボット」なんていうのも馬鹿馬鹿しそうで面白そうだ。