それを書きたいという意図は伝わってはくるのだが、とにかく長い。読みやすいはずなのに、読んでも読んでも終わりが見えてこなかった。しかも鬱な内容だから、読み進めやすいとは言い難い。
といっても、まだ上巻を読み終わったのみ。同じくらいの分厚さの下巻が待っている。こちらは一気読みできそうもないので、少しずつ6月末くらいをめどに読んでいこう。とりあえず、下巻最初の10ページくらいまでは読んでみた。
家にある本を詳しく調べてみようと、パソコン内にデータベース化してあるのを見てみたら、3千冊ではなく、3千5百冊あるようだ。ちょっと鬱になりそう。絶対に今住んでいるところを引っ越すときには4千冊を超えていることだろう。8年くらい前に引っ越した時には2千冊を超えていたくらいだったはずなのだが・・・・・・
まぁ、それはさておき、ゴールデンウィーク中は細々と本を読んでいるわけだが「模倣犯」の上巻がなんとか今日か明日には読み終わりそう。当座の目標は達成できそうだ。
あと、昨日読了したダシール・ハメットの「デイン家の呪い」が意外と面白かった。
ハメットの作品は、かなり昔に2、3冊読んだきり。読んだ当時はそれほど面白いとは思わなかった。「血の収穫」だけ、かろうじて面白いと感じたような。名作と言われ続けている「マルタの鷹」についてはほとんど印象がない。
それから年月も経ち、今読めば状況も変わるであろう。ハメットの長編は5作しかないので、さっそく読みとおしてみたいと思っている。「マルタの鷹」のハヤカワ文庫版が家にあるので、なるべく早いうちに読んでしまおう。惜しいのは、現在入手できる長編が5冊のうちの3冊のみ。他の2編は絶版となっているよう。できれば今回の「デイン家の呪い」の新訳を機に、新たに復刊してくれないかなぁ、とちょっと期待していたり。
それと、本サイト内ではチャンドラーとマクドナルドは著作リストを作っていたのだが、ハメットだけなかったので現在作成中。日曜日の感想の更新とともにUPするつもり。
2010年5月3日 GW 3日目
ゴールデンウィークと全く関係ない話をひとつ。
このたび、4月に引っ越しをしたわけなのだが、その時大いに苦しめられたのが膨大な本の数。このサイトでも紹介している通り、かなりの数の本を買っているので総数は3千冊強にものぼる。これでも一応、古本屋に売ったりしているのだが、たまりにたまった3千冊。その割には転勤族だったりするのだから、どうしたものかと。
ここのサイトでは紹介していないが、これにプラスして漫画もかなりの数、持ち合わせている。引越しの際に大変だったのは、それらをダンボールに梱包するとき。いくら詰めても詰めても本の数が減らない。しかも、ダンボールは山のように積み上がっていく。そのダンボールを見た時には、本当にこれ、どうにかしなきゃと考えてしまった。
ちなみに運搬に関しては引っ越し会社まかせなので、全く苦労せず。ただし、引っ越し会社の人はものすごく苦労していた(ごめんなさい)。
今後ますます本の数は増えて行き、しかも体力は徐々に衰えつつある(←これ肝心)。そうすると、この本の山も今住んでいるところでどうにかしたほうがよいのかもしれない。なにしろ、いつまた転勤になるのかわからないのだから。もったいないけど、シリーズ本とか切り崩さなきゃいけないのかなぁ(90冊になる論創海外ミステリとか)。
でも・・・・・・引っ越しは大変なのだが、本棚に本を並べているときは結構楽しかったりする。
2010年5月2日 GW 2日目
特になし
で、終わりにせずに、今日は日曜なので普通に感想を更新。
ちょっと少なめであるが、コナリーの作品が上下巻だったので、こんなものだろう。
今日明日で「無人踏切」と「デイン家の呪い」を読み終えることができそう。それらが終わったら「模倣犯」にも力を入れることができるだろう。
と、今週はこんな感じで。
2010年5月1日 GW 1日目
意味深なタイトルを付けてしまったが、連続で更新できるかは不明。
このゴールデンウィーク、特に課題図書は考えていないのだが、年間目標の「模倣犯」を読み進めたいと思っている。現在上巻の3分の1くらいまで読んでいる。そこそこ読み進めてはいるものの、とりかかり始めたのは結構前なので、順調とは言い難いペース。そんなわけで、この休みを利用して上巻くらいは全て読み終えたいと思っている。
ちなみに「水滸伝」のほうは16巻まで読み終えたので、あと3巻を残すのみ。こちらは早ければ夏ごろには読み終えることができそうだ。
あと、現在読んでいる最中の本は「無人踏切」と「デイン家の呪い」と「蝶の夢」。意外とこれらのほうが面白くて、「模倣犯」が後回しになってしまいそうで怖い。いや、もちろん「模倣犯」のほうも面白いのだが・・・・・・といっても、3分の1くらいまで読んで、ようやく方向性が見え始め面白くなりつつあるような。