一言、二言

過去の一言、二言
 2010年1月29日  表紙が気になる
 本日の購入本
 「高木彬光 探偵小説選」(論創ミステリ叢書43)
 「蝦蟇倉市事件〈1〉」 アンソロジー(ミステリ・フロンティア)
 「五声のリチェルカーレ」 深水黎一郎(創元推理文庫)
 「サクリファイス」 近藤史恵(新潮文庫)
 「果 断 隠蔽捜査2」 今野敏(新潮文庫)
 「シャーロック・ホームズ最後の解決」 マイケル・シェイボン(新潮文庫)

 元々購入する気はなかったのだが、ページ数も薄いようなので簡単に読めるかなと思い購入したマイケル・シェイボンの「シャーロック・ホームズ最後の解決」。

 しかし、この本で気になるのが表紙の絵。どう見ても購買意欲をそそらないように思えるのだが、こんなんでいいのかな!?

 2010年1月26日  献本いただきました
 原書房様から献本いただきました!

 「扼殺のロンド」 小島正樹(ミステリー・リーグ)

 楽しみに読ませていただきます。


 小島正樹氏と言えば、去年の「武家屋敷の殺人」がまだ記憶に新しい。ミステリー・リーグでは2冊目となる本書だけに、どんなミステリを展開させてくれるのか、非常に楽しみである。

 2010年1月25日  訃 報
 本日、北森鴻さんが心不全で死去とのこと。

 ネットのニュースで見て驚いた。まだ48歳。亡くなるなんて早すぎる。

 謹んでご冥福をお祈りします。

 2010年1月23日  鳥飼氏の新刊!?
 本日の購入本
 「喜劇悲奇劇」 泡坂妻夫(創元推理文庫)
 「GOSICKⅢ -ゴシック・青い薔薇の下で-」 桜庭一樹(角川文庫)
 「このどしゃぶりに日向小町は」 鳥飼否宇(ハヤカワミステリワールド)
 「夜の冒険 現代短篇の名手たち8」 エドワード・D・ホック(ハヤカワ文庫)
 「探偵、暁に走る」 東直己(ハヤカワ文庫)

 鳥飼氏の新刊が出ていたので購入してみたのだが、内容を見てみるとかつて氏が書かれた短編「廃墟と青空」という作品に似ているような気がする(というか、登場人物が同じ気が・・・・・・)。これは短編をリライトして長編にしたものなのだろうか。まぁ、詳しくは読んでからということで。

 あと、泡坂氏の過去の作品が創元社から文庫化された。もっと最近の作品かと思っていたら、かなり昔の作品。読んだ事がない作品なので、これも読むのが楽しみである。

 2010年1月22日  久々の京極怪談
 最近の購入本
 「カッコウの卵は誰のもの」 東野圭吾(光文社)
 「数えずの井戸」 京極夏彦(中央公論新社)
 「跳躍者の時空」 フリッツ・ライバー(河出書房新社<奇想コレクション>)

 といったラインナップ。京極氏の怪談物を読むのは久しぶり。読む前は、なかなか手を付ける気にならないのだが、一度読み始めると、たいがい一気に読めてしまうんだよなぁ。「数えずの井戸」っていうと、いわゆる“番町皿屋敷”か。これは面白そうだ。

 2010年1月17日  意外と順調
 最近読書のほうが意外と順調。ファイナルファンタジーをやりつつではあるが、その割にはそこそこ読めているような気がする。
「水滸伝」も12巻を読み終える事ができ、「アメリカン・デス・トリップ」も少しずつではあるが読み続けている。

 そうして、昨年の読み残しであった「水魑の如き沈むもの」も読了。これはまた、このシリーズらしく良く出来ていた作品。
 個人的にはシリーズのなかでは一番「厭魅」が好きなのであるが、順番をつければ、

  「厭魅」>「首無」>「水魑」=「山魔」>「凶鳥」

と、こんな順番。ということで、今作はシリーズのなかでは真ん中くらい。
 また、最初の頃は読みづらい作品という印象が強かったが、シリーズを通すにつれて、段々と読みやすくなってきている。徐々に一般的にも浸透してくれればとおもうのだが、ジャンルからいってどうしてもマニア向けにならざるを得ないところが残念である。

 2010年1月13日  二人羽織
 「ドリーミング・オブ・ホーム&マザー」 打海文三(光文社文庫)
 「変調二人羽織」 連城三紀彦(光文社文庫)

 ここ数年、連城氏の作品にはまっている。復刊本を色々と読みたいのだが、調べてみると10年前くらいにハルキ文庫から結構出ていたようだ。そういえば、本屋で見かけた気がする。そのときに買い集めておかなかったことが残念。古本屋で探してみようと思ったが、どうせいっぺんには読めないので、光文社文庫から少しずつ復刊されるのを待つとしよう。

 2010年1月10日  今年最初の感想UP
 ようやく今年最初の感想をUP。年末年始に読んだ本となるのだが、積読本を多く読もうと思い、ちょっと古めのラインナップ。

 現在、積読本など何冊あるかわからないほどの状況であるが、特にSF関連の書籍がたまっている。どうも買うほうが多くなってしまっているので、もうちょっと読むペースをあげられたらと思っている。特に今回UPした「幼年期の終わり」のように、名作が結構未読のままであるので、なんとももったいない状況。

 2010年1月8日  今年最初の新刊
 本日の購入本
 「さよならドビュッシー」 中山七里(宝島社:第8回このミステリーがすごい!大賞)
 「トギオ」 太朗想史郎(宝島社:第8回このミステリーがすごい!大賞)
 「夜がはじまるとき」 スティーヴン・キング(文春文庫)

 すっかり年始の行事となりつつある、宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞作品の出版。今年は2冊であるのだが・・・・・・。

 読む前から、あれこれ言っても仕方がないのだが、2冊同時大賞というのは読むテンションが下がってしまう。2冊同時にものすごく良い本が出るって事はないだろうから、どちらも佳作レベルなんだろうなと。

 はっきり言ってしまえば、大賞受賞作品は1作に限定すべきであると思う。もし、どちらにも決める事ができないようであれば、それは“大賞作はなし”でよいのではないだろうか。そうしなければ、大賞という価値自体がどんどん下がることとなってしまうであろう。

 事実、商業的に成功しているのって、この7年を通して海堂尊氏くらいであろう。大賞賞金の高さだけでなく、もっと権威のある賞としてがんばってもらいたいのだが・・・・・・

 2010年1月4日  年始の更新
 あけまして、おめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

 というわけで、今年初めての更新。
 休みの間は特に報告することもなく、淡々と積読本を5冊ばかり読了。感想は、次の日曜日にまとめて。

 ここで、2010年も読書目標をたてておく。
 「アメリカン・デス・トリップ」の読了。
 「模倣犯」の読了。
 「水滸伝」の読了。

 まず、「アメリカン・デス・トリップ」については、クリアできなかった昨年の目標であるので、もちろん今年の初めのうちにクリアしておきたい。文庫版でそろえてあるのだが、上下巻ともかなり分厚いので、ゆっくりこまめに読んでゆきたい。

「模倣犯」は言わずと知れた宮部みゆき氏の作品。実はこの本、ハードカバーで発売してすぐに購入した本・・・・・・いつからの積読なんだか。なんとなく読むきっかけを逸して今に至る。そろそろケリを付けておきたい積読本の一冊である。

「水滸伝」は集英社文庫から出ている北方謙三氏の作品。こちらは2008年の年末から読み始め、現在は11巻まで読了。あとは12〜19巻までということになるので、決して無茶な目標ではない。


 といったところを最低限クリアしておきたいと考えている。今年はどれだけ本が読めるのやら。ゲームにさえ手を付けなければなぁ、と言いつつ、目の前にはFF13が・・・・・・