一言、二言

過去の一言、二言
 2009年9月30日  月末、いっぺんに
 本日の購入本
 「身代わり」 西澤保彦(幻冬舎)
 「角田喜久雄探偵小説選」(論創ミステリ叢書41)
 「災厄の紳士」 D・M・ディヴァイン(創元推理文庫)
 「リポゼッション・マンボ」 エリック・ガルシア(新潮文庫)
 「闇の中の猫」 麻生荘太郎(ミステリ・フロンティア)
 「無 理」 奥田英朗(文藝春秋)

 久々のエリック・ガルシアの本(あの恐竜ハードボイルドの人の本)やら、「最悪」「邪魔」に続く奥田氏の新刊「無理」やら、現役医師のデビュー作品「闇の中の猫」やら、西澤氏久々のタック作品「身代わり」やら、そして期待のD・M・ディヴァインの本「災厄の紳士」。

 今回、どれもが面白そうな作品ばかり。今年中に全部・・・・・・といきたいところだが、そろそろ厳しくなりつつ・・・・・・

 2009年9月26日  創元復刊フェア
 今週の購入本
 「GOSICK —ゴシック—」 桜庭一樹(角川文庫)
 「あなたならどうしますか?」 シャーロット・アームストロング(創元推理文庫)
 「ギルフォードの犯罪」 F・W・クロフツ(創元推理文庫)
 「エンジェル家の殺人」 ロジャー・スカーレット(創元推理文庫)
 「犯罪文学傑作選」 エラリー・クイーン編(創元推理文庫)
 「ダブル・スター」 R・A・ハインライン(創元SF文庫)
 「シャーロック・ホームズ七つの挑戦」 エンリコ・ソフト(国書刊行会)

 忙しいわけでもなかったのに、更新をさぼってしまった。連休中は、そこそこのペースで本を読むことができた。今後、年末にかけて、読み残しのないように一気に読み込んでいこうと思っている。

 今週は東京創元社からの2009年版復刊フェアの作品を中心に購入。SF作品では、あらすじを読んでみて面白そうに思えた「ダブル・スター」をピックアップ。残りの作品もどうしようかと考えているのだが、今のところは未定。

 また、国書刊行会からのホームズ・アンソロジー作品も購入。こちらはイタリア人のシャーロキアンの手による作品とのこと。特にホームズ・ファンというわけでもないのだが、最近、この手のアンソロジー本を続けざまに買っているような気がする。

 2009年9月19日  一気に全部
 今週の購入本
 「錯誤配置」 藍霄(講談社〈アジア本格リーグ1〉)
 「二つの時計の謎」 チャッタワーラック(講談社〈アジア本格リーグ2〉)
 「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」 辻村深月(講談社)
 「新参者」 東野圭吾(講談社)
 「空飛ぶタイヤ」 池井戸潤(講談社文庫 上下)
 「洋梨形の男」 ジョージ・R・R・マーティン(河出書房新社奇想コレクション)
 「天冥の標1 メニー・メニー・シープ」 小川一水(ハヤカワ文庫:上下)
 「地球移動作戦」 山本弘(ハヤカワSFシリーズJコレクション)

 と、今週もまた盛りだくさん。
 注目本は“アジア本格リーグ”というレーベルが始まったこと。といっても、どのくらい続くのかわからないが。ただ、アジアの作品がどういった本格ミステリを描いているのかということには、ものすごく興味がわいてくる。今回の2作品は、台湾とタイからのミステリ作品。これは早めに読まなければ。

 小川氏が「第六大陸」「復活の地」に続いての、連作を刊行するとのこと。今回の作品のタイトルは「天冥の標」。さらに、この作品は全10巻の予定とのこと。これは最終的にどのようなものになるのかが楽しみである。小川氏による超大作、とくと味わって読んでゆきたい。

 2009年9月12日  強い物語 of ハヤカワ
 本日の購入本
 「黒い山」 レックス・スタウト(ハヤカワミステリ1828)
 「泰平ヨンの航星日記 <復刊・改訳版>」 スタニスワフ・レム(ハヤカワ文庫)
 「ハメット <復刊>」 ジョー・ゴアズ(ハヤカワ文庫)

 ハヤカワからの文庫100冊フェアにともない、復刊された9冊のうちからスタニスワフ・レムとジョー・ゴアズの作品を購入。急がず、暇なときにでもじっくり読みたい。というより、レムの作品は積読がたまりすぎて・・・・・・

 それともう一冊、レックス・スタウトの作品がハヤカワミステリから出たのでこちらも購入。実はこの作品、初めての翻訳というわけではなく、かつて“しゅえっと”というところから私家版により翻訳がなされたことのある作品。ネロ・ウルフのシリーズ作品でもある。

 2009年9月8日  深水作品は外せない
 本日の購入本
 「妖精島の殺人 上」 山口芳宏(講談社ノベルス)
 「花窗玻璃 シャガールの黙示」 深水黎一郎(講談社ノベルス)
 「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人事件」 倉阪鬼一郎(講談社ノベルス)
 「赫 眼」 三津田信三(光文社文庫)
 「『横浜』をつくった男 易聖・高島嘉右衛門の生涯」 高木彬光(光文社文庫)

 今月、講談社ノベルスのラインナップが多いのだが、絶対購入しようと思っていた作品は深水氏の作品のみ。
 他は迷ったあげく本屋で山口氏と倉阪氏の作品を購入。特に山口氏の作品を買うのは初めてなので期待大。来月下巻が出るという、上下巻の大長編ということでさらに期待大。
 あと、関係ないが倉阪氏の作品名は今作も長すぎ。憶えられない。

 2009年9月5日  無限遠って?
 昨日の購入本
 「無限遠」 香納諒一(小学館文庫)
 「池袋ウエストゲートパーク7 Gボーイズ冬戦争」 石田衣良(文春文庫)
 「行方不明者」 折原一(文春文庫)
 「夕暮れをすぎて」 スティーヴン・キング(文春文庫)

 小学館文庫から1冊と文春文庫から3冊。
 今回購入したなかで、買ってからふとおもったのが香納諒一氏の「無限遠」について。そういえば、こんなタイトルのハードカバーあったっけ? と。調べてみると、なんと「無限遠」は1993年に出版された文庫書下ろしの作品「春になれば君は」を改題し、加筆修正した作品だとのこと。
 タイトルが変わっていたのか・・・・・・とはいえ、「春になれば君は」は香納氏の作品で、私が一番初めに読んだもので、しかも読んでから15年くらいがたっているのだから、改めて読み返してみてもよいであろう(加筆修正もされているし)。
 というわけで、さっそくといきたいのだが、香納氏の積読が増えすぎて・・・・・・

 2009年9月2日  今年の復刊・創元文庫
 2009年東京創元社復刊フェアの作品一覧
 「犯罪文学傑作選」 エラリー・クイーン編
 「あなたならどうしますか?」 シャーロット・アームストロング
 「ギルフォードの犯罪」 F・W・クロフツ
 「エンジェル家の殺人」 ロジャー・スカーレット
 「思考機械の事件簿 I」 ジャック・フットレル
 「アーカム計画」 ロバート・ブロック
 「スポンサーから一言」 フレドリック・ブラウン
 「ダブル・スター」 R・A・ハインライン
 「永遠へのパスポート」 J・G・バラード
 「死の迷路」 P・K・ディック

 今月中旬発売予定。必ず買おうと思っているのは、クロフツとスカーレットの作品。その他は現物を見て決めるとしよう。
「思考機械の事件簿」が絶版になっているというのも何か悲しい。かなりの名作なのであるが(もちろん持っている)。
 他のSF作品も気になるところ。これは8月に続いて、9月も散財が続きそうだ。