一言、二言

過去の一言、二言
 2009年6月27日  論創海外ミステリ、86冊目!
 本日の購入本
 「メリリーの痕跡」 ハーバート・ブリーン(論創海外ミステリ86)
 「きつねのはなし」 森見登美彦(新潮文庫)

 ハーバート・ブリーン氏については、ほとんど知らなく、今まで著書を読んだ事はない。代表作は「ワイルダー一家の失踪」とのことで、なんとなくタイトルを聞いたことがあるような、ないような。この著者の本は、日本ではほとんど訳されているようで、すべてハヤカワミステリから刊行されているとのこと。なんでもこの作品こそが最後の未訳作であったらしい。今後、この作家の本に触れることがあるのだろうか? とりあえずは、この作品を読んでから。

 2009年6月26日  古き良きSFを読もう
 本日の購入本
 「日本SF全集1 1957-1971」 日下三蔵編(出版芸術社)
 「智天使の不思議」 二階堂黎人(光文社)
 「三遊亭円朝探偵小説選」(論創ミステリ叢書)

 以前から出る出ると言いつつ、なかなか出なかった「日本SF全集」。それがようやく今月、出版された。実は紹介されているときは、値段の高さもあって、あまり買おうという気はなかった。しかし、先月つい、日下三蔵氏による「日本SF全集・総解説」を読んでしまったがために、古典SFを読みたいという気持ちに火が付いてしまった。そんなわけで、第1巻を購入したが、1巻を買えば続きも買わないわけにはいかない。今後もますます散財の日々が続くであろう。

 2009年6月22日  献本いただきました
 献本、2冊いただきました。ありがとうございます。
 「不可能犯罪コレクション」 二階堂黎人編(原書房:ミステリー・リーグ)
 「リバース」 北國浩二(原書房)

「不可能犯罪コレクション」の方は、もちろんチェック済みであったのだが、「リバース」も実は気になっていた本。内容を読むと、ミステリっぽいような気がするのに、どうしてミステリー・リーグから出ていないのだろうと。
 まぁ、どんな内容なのか楽しみに読むとしよう。
 ちなみに北國氏の著書はミステリ・フロンティアから「夏の魔法」が刊行され、「虚構機関・年刊日本SF傑作選」(創元SF文庫)に短編「霧の中」が掲載されている。ジャンルを問わない、期待の新人といったところか。

 2009年6月20日  今週は何もないはずだったが
 今週は特に買いたい本も無く、このまま1週間が過ぎるかと思っていたが、ミステリー・リーグの新刊を本日発見!

 そんなわけで、本日の購入本
 「不可能犯罪コレクション」 二階堂黎人編(原書房:ミステリー・リーグ)
  (石持浅海、大山誠一郎、加賀美雅之、鏑木蓮、岸田るり子、門前典之)

 と、なかなか豪華な執筆陣によるアンソロジー。若き作家の知恵が結集された本格ミステリという感じがする。当然のことながら全編書下ろし。

 寂しいことに、今週はこれ一冊だけの購入。
 最近は、ゲームなどもせず、購入本もそこそこということもあり、読書もそれなりに進んでいる気がする。昨年の読んでおきたい積読本もだいぶ消化したし、今年の新刊はそれなりのペースで読み上げている。ただ、単行本やノベルスは読んでいるのだが、文庫のほうに手を付けていない作品が多いのが気になるところ。

 あと、今年の目標であるスティーブン・キングの「ザ・スタンド」の3巻を読了。残りは2冊。
 この「ザ・スタンド」が思いのほか面白く、読むペースも進むので、全くストレスなく読み続けている。今まで結構な数のキングの本を読んできたはずなのだが、この作品を読むことにより、キングの印象が少し変わってきた。とにかく、そう思わせるくらいの名作。これは余裕で今年中に読み終えることができるだろう。

 2009年6月13日  マイクル・コナリーの新刊
 本日の購入本
 「パラドックス実践〜雄弁学園の教師たち〜」 門井慶喜(講談社)
 「リンカーン弁護士」 マイクル・コナリー(講談社文庫 上下)

「パラドックス実践」って、どこかで聞いたタイトルだと思っていたら、短編集「学び舎は死を招く メフィスト学園1」で既読の作品であった。それ以外の短編集も含めた“雄弁学園もの”の作品集となっているよう。意外と面白そう。

 2年ぶりのコナリーの新作。ハリー・ボッシュ・シリーズではないが、本国ではそれなりの人気を得た作品とのこと。どうやらシリーズ化されるらしく第2作目も出されるもよう。
 昨年はコナリーの新刊が訳されなかったが、別に新刊が出ていないというわけではなく、かなり未訳の作品がたまっているよう。どんどん訳してもらいたいものである。

 2009年6月11日  まとめて
 昨日と今日の購入本
 「遠いうねり グイン・サーガ127」 栗本薫(ハヤカワ文庫)
 「栄光なき凱旋 上」 真保裕一(文春文庫)
 「モノレールねこ」 加納朋子(文春文庫)
 「鋼鉄の騎士 上」 藤田宣永(双葉文庫:日本推理作家協会賞78)
 「鋼鉄の騎士 下」 藤田宣永(双葉文庫:日本推理作家協会賞79)
 「沈黙の教室」 折原一(双葉文庫:日本推理作家協会賞80)
 「日本殺人事件」 山口雅也(双葉文庫:日本推理作家協会賞81)
 「贖 罪」 湊かなえ(ミステリフロンティア)

 グイン・サーガは2ヶ月後に128巻が出る予定とのこと。
 真保氏の「栄光なき凱旋」は上巻のみの発売。下巻は来月かな?
 日本推理作家協会賞受賞作全集が78〜81まで発売。すべて既読であるけど購入
 湊かなえ氏は今年2冊目。今度はミステリ・フロンティアからの新作。

 2009年6月6日  地雷?
 最近の購入本
 「ルナ・シューター3」 林譲治(幻狼ファンタジアノベルス)
 「おとり捜査官4 嗅覚」 山田正紀(朝日文庫)
 「萩原重化学工業連続殺人事件」 浦賀和宏(講談社ノベルス)
 「セレネの肖像」 小前亮(講談社ノベルス)
 「本格ミステリ09」 本格ミステリ作家クラブ編(講談社ノベルス)

「ルナ・シューター」が出ていたのを見て、慌てて購入。既刊の2巻までは、まだ話もそれほど進んでいなく、これから佳境か・・・・・・と思いきや、何とこれが完結編。ちょっと3巻では短いかなと思いつつ、とりあえずどのような内容になっているか気になってしょうがない。なるべく今月中に読もう。

 講談社ノベルスから何冊か購入してみたのだが、なんといっても今回のラインナップで採り上げておきたいのは「萩原重化学工業連続殺人事件」。最近は“八木剛士シリーズ”に肌が合わなかったせいで浦賀氏の本を読んでいなかったのだが、そのシリーズもようやく終わったので、今回の作品を購入してみた。さて、どんな内容になっているのやら。なんとなく地雷を踏んだ気がしなくもないのだが。

 2009年6月3日  ようやく5月分を
 昨日の購入本
 「新・垂里冴子のお見合いと推理」 山口雅也(講談社)
 「まっすぐ進め」 石持浅海(講談社)

 ようやくこの2冊を買うことができた。それにしても山口氏の新刊は久々のような(出るたびに言っているような気が)。しかもこの垂里冴子シリーズの新刊が出るとは。楽しみに読みたい一冊。

 石持氏は多くの本を出しているイメージがあるが、ここ最近はあいていたようだ。とりあえず、今年最初の石持作品ということでじっくり読んでみよう。今作は恋愛系ミステリ?