内容はアメリカで起きた殺人事件の発見者が人の顔を認識できないという症状をかかえているなかでのミステリ。探偵役は日本人の心理学者とのこと。なんとなく内容だけを聞くと、島田荘司氏が提唱する“21世紀本格”ど真ん中直球のミステリ作品という気がする。
本日の購入本
「トレジャー・キャッスル」 菊地秀行(講談社ミステリーランド)
「壊れた偶像」 ジョン・ブラックバーン(論創海外ミステリ)
「死せる案山子の冒険 聴取者への挑戦Ⅱ」 エラリー・クイーン(論創海外ミステリ)
「宮野村子探偵小説選Ⅰ」(論創ミステリ叢書)
値段がかさむ本ばかりを購入。
ミステリーランドの著者は菊地秀行氏であるが、どのような内容の作品を書くのやら。菊地氏といえば、「吸血鬼ハンターD」や「魔界都市新宿」のようなバイオレンスなイメージしかないからなぁ。
それとようやく海外ミステリ作品の企画ものが登場。今年に入ってからはめぼしそうな新刊はアルテ作品ぐらいしかなかったので、論創海外ミステリの作品が出てきてくれて一安心。そして、エラリー・クイーンの作品には多大なる期待を寄せているのだが、どんな出来に仕上がっているか。読むのが楽しみである。
2009年3月25日 あの「検死審問」の続編が!
本日の購入本
「検死審問ふたたび」 パーシヴァル・ワイルド(創元推理文庫)
「四隅の魔 死相学探偵2」 三津田信三(角川ホラー文庫)
「臓物大展覧会」 小林泰三(角川ホラー文庫)
「検死審問」といえば、昨年新訳が登場し、それなりに話題になった作品。実は、その続編が存在し、それが今回日本で初公開!!(たぶん)。ということで、なんとなく今年話題になりそうな一冊である。今年はまだ海外作品でめぼしいものはアルテ作品くらいしか出ていないので、海外の有望そうなミステリが訳されることはうれしいかぎりである。早めに読んでおきたい一冊。
2009年3月20日 「玻璃の家」未だ見ず
今週は特に購入したい本はなかったのだが、唯一気になっていたのが最近話題になっている“福山ミステリー文学新人賞”に輝いた「玻璃の家」という作品。買ってみようかなと幾度本屋に行けども未だ書影をみることができず。今日も大き目の本屋を何件が回ったのだが、まったく見つからなかった。出版社が講談社だから、ある程度積んであってもよいと思うのだが、話題になっているのはごく一部ということなのか・・・・・・
2009年3月14日 各種文庫から一冊ずつ
本日の購入本
「陪審法廷」 楡周平(講談社文庫)
「秋期限定栗きんとん事件 下」 米澤穂信(創元推理文庫)
「本格推理 特別編 不可能犯罪の饗宴」 二階堂黎人編(光文社文庫)
「冬の砦」 香納諒一(祥伝社文庫)
という色々なラインナップを購入。一番気になる作品は「新本格推理」の特別編。今回は一般公募ではなく、実力のある作家によるアンソロジーとなっているので、これは読むのが楽しみ。
また、「秋期限定栗きんとん」も上下巻出揃ったので、すぐにでも読みたいところである。着手すればすぐに読み終える事ができそうだが、今月中に着手できるかな?
2009年3月10日 おとり捜査官シリーズ
本日の購入本
「おとり捜査官1 触覚」 山田正紀(朝日文庫)
「深淵のガランス」 北森鴻(文春文庫)
どちらもなんとなく購入してしまった。特に山田氏の「おとり捜査官」であるが、これは10年前に幻冬舎文庫で出たときに買うかどうしようか迷いつつ、結局買わなかった本。それが今の時期に出て・・・・・・なんとなく購入。5冊で完結なので、5ヶ月連続で出ると思うのだが、今年中に読み通すことができるかどうか。
そういえば、山田氏と北森氏の積読が増えてきたような・・・・・・
2009年3月7日 ひぐらし これでようやく完結
本日の購入本
「ひぐらしのなく頃に 礼 〜賽殺し編〜」 竜騎士07(講談社BOX)
「二壜の調味料」 ロード・ダンセイニ(ハヤカワミステリ1822)
「ひぐらしのなく頃に」は前作の「解 第4話 祭囃し編」で完結していたと思っていたら、本当の完結編“賽殺し”編が出てきてしまった。ただ、これ一冊のみということで、しかもページ数が薄いのですぐに読み終えることができそうだ。これで本当に終わりだよね??
もう一冊は、特に購入しようとは思っていなかったのだが、本屋で見かけたら、“奇妙な味わいの短編集”とのことで興味を惹かれたので買ってみた。タイトルとなっている「二壜の調味料」は有名作で、確か読んだ事があったような気がする。他の作品もどんなものやら、楽しんで味わってみたいと思っている。
2009年3月4日 昭和ミステリ秘宝があった
本日の購入本
「ふしぎの国の犯罪者たち」 山田正紀(扶桑社文庫)
昭和ミステリ文庫がまだ続いていた。山田正紀犯罪ゲーム小説集2。
2月末発売であったが、出ているのを知らなくて、慌てて買いに行った。
今後も続いてくれるのだろうか、このシリーズ。
続く事を願って、積読にせず、早めに読んでおかなければ。
2009年3月1日 月をまたいで
2月末の購入本
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」 桜庭一樹(角川文庫)
「鴨川ホルモー」 万城目学(角川文庫)
「秋期限定栗きんとん事件 上」 米澤穂信(創元推理文庫)
昨日更新できなくて、月をまたぐことになってしまった。不覚!
桜庭氏の作品は、たしか角川スニーカーから出ていた本。その時にも話題になっていたのだが、未読のままであった。それが今回角川文庫で出版されたので購入。このような出版形態は米澤氏の「氷菓」と同様の手順。
そんな米澤氏もついに小市民シリーズの新刊が出版。ただし、2月に上巻、3月に下巻が出版されるとのこと。ページ数から見ると、別に上下巻に分ける必要なないと思えるのだが、いかがなものか。