一言、二言

過去の一言、二言
 2008年10月31日  今週は買いたい本が・・・
 本日の購入本
 「チェーン・ポイズン」 本多孝好(講談社)

 今週は買いたい本が無かったが週末になってぎりぎり・・・・・・これ11月1日発売の本らしいのだが、月末に売ってた・・・・・・。
 ということで、一年ぶりの本多氏の新刊。本多氏はそんなに多くの本を書いていないので、これも久しぶりだと思いきや、昨年ちゃんと新刊が出ていたことを思い出す。

 あと、10月発売予定の、連城三紀彦氏の作品が出るはずなので、それを見つけたら買うかもしれない。

 2008年10月25日  あの“シャングリ・ラ”がようやく文庫に
 本日の購入本
 「彼女らは雪の迷宮に」 芦辺拓(祥伝社)
 「探偵小説論〈Ⅲ〉 昭和の死」  笠井潔(創元社キイ・ライブラリー)
 「シャングリ・ラ」 池上永一(角川文庫 上下)

 文庫化を待ち望んでいた作品のひとつ、池上永一氏の「シャングリ・ラ」、これがようやく角川文庫から発売された。今まで池上氏の作品はどれも文庫で読んでおり「レキオス」「ぼくのキャノン」共に面白く、それらの集大成とも言われる「シャングリ・ラ」は絶対に読まなければと思っていた。こうしてようやく手に取る事ができたので、早いとこ読みたいと思う・・・・・・とかいいつつ、実際読むのは来年かな?

 芦辺氏の新作は単行本で買う気はなかったのだが、本屋であらすじを読んでみると、雪の山荘に7人が集められ、ひとりが消えてしまい、あとの6人は出られない状況というような内容。これは新本格テイストな作品では!? と思い、期待を込めて購入。

 2008年10月23日  ガリレオ・フィーヴァー
 本日の購入本
 「ガリレオの苦悩」 東野圭吾(文藝春秋)
 「聖女の救済」 東野圭吾(文藝春秋)

 ここに来て、なんとガリレオ作品が2冊同時刊行。しかし、ガリレオの短編集なんて、前作からもうだいぶたっているはず。これはやはり、テレビ化・映画化のあおりを受けたというところか。
 とはいっても、テレビよりも映画よりも小説のほうが断然面白い(はず)のは間違いない。これも今年中に読んでおきたい本。少なくとも長編のほうくらいは早めに読んでおきたい。

 2008年10月20日  ハリー・ポッター読み終わる
 献本いただきました! ありがとうございます。
 「十三回忌」 小島正樹(原書房:ミステリー・リーグ)


 昨日の感想でUPしたのだが、「ハイペリオン」から続いた「エンディミオン」「エンディミオンの覚醒」をついに先週読み終えることができた。なんか、ものすごい達成感!!

 さらには、もう何年越しであろうか、“ハリー・ポッター”の最終巻も先週読み終える事ができた。“ハリー・ポッター”シリーズに関しては、色々と言いたいこともあるのだが、まぁ児童書ということもあるので、あまり小うるさいことは言いっこなし。
 とはいえ、最終巻のラストは盛り上がったと思う。そして、そのラストに近いところでの、とある場面こそが本当に著者が長らく描きたかったことなのだなと強く思い当たった。実は著者のローリング氏が本当に思い入れがあるのは、主人公でもなく、その最大の敵でもなく、とある脇役なんだろうなと深く感じ取る事の出来た一場面であった。
 そこを読んでしまうと、“ハリー・ポッター”シリーズをもう一度読み直してもいいかもしれないと思い始めるようになってきた。

 2008年10月18日  2008年創元文庫復刊フェアの残りを
 本日の購入本
 「ママの狙撃銃」 荻原浩(双葉文庫)
 「鏡の国のアリス」 広瀬正(集英社文庫)
 「あるスパイへの墓碑銘」 エリック・アンブラー(創元文庫)
 「時間都市」 J・G・バラード(創元文庫)

 創元文庫復刊フェアの作品を再び。これで欲しいものはとりあえず買い揃える事ができた。「ビロードの爪」は迷ったが、スルーすることに。今月は購入本が少ないかなと思っていたのだが、思いの他多くなってしまった。しかも、月末には東野氏の“ガリレオ”が2冊同時発売するそうなので、まだまだ気を抜けない。

 2008年10月15日  2008年創元文庫復刊フェア
 本日の購入本
 「モダンタイムス」 伊坂幸太郎(講談社)
 「あわせ鏡に飛び込んで」 井上夢人(講談社文庫)
 「亡命者 ザ・ジョーカー」 大沢在昌(講談社文庫)
 「七つの海を照らす星」 七河迦南(東京創元社:第18回鮎川哲也賞受賞作)
 「フレンチ警部と紫色の鎌」 F・W・クロフツ(創元文庫:復刊フェア)
 「毒薬ミステリ傑作選」 レイモンド・ボンド編(創元文庫:復刊フェア)
 「ドリーム・マシン」 クリストファー・プリースト(創元文庫:復刊フェア)

 と、色々な本を買ったのだが、その中での注目本は井上夢人氏の久々の新刊。文庫ではあるが文庫オチではなく、文庫書下ろしである。短編集であるそうだが、とにもかくにも井上氏の作品であれば、必見の価値有り! といって間違いなかろう。

 それと“2008年創元文庫復刊フェア”の本がようやく本屋に並んでいるのを発見。とりあえず3冊購入したが、あと1、2冊買おうかなと考えている。

 2008年10月13日  毎年恒例のディーヴァー
 本日の購入本
 「十三回忌」 小島正樹(原書房:ミステリー・リーグ)
 「亡き妻へのレクイエム」 リチャード・ニーリイ(ハヤカワミステリ1817)
 「月蝕姫のキス」 芦辺拓(理論社:MYSTERY YA!)

 購入予定ではなかったものも、つい買ってしまった。
 ミステリー・リーグの本は買い続けているので、「十三回忌」は普通に購入。新進の作家なので、どんな内容かは読んでみてのお楽しみ。

 ニーリイの本は、調べてみると結構読んでいたりしたので、とりあえずこれもと購入。

 最近“MYSTERY YA!”の本は買っていなく、これも買う気はなかったのだが、あらすじを読んだらなんとなく買いたくなってしまった。少年少女向きという気もするのだが、期待を持って読んでみよう。

 2008年10月10日  毎年恒例のディーヴァー
 本日の購入本
 「横溝正史 探偵小説選Ⅱ」(論創ミステリ叢書)
 「池袋ウエストゲートパークⅥ 灰色のピーターパン」 石田衣良(文春文庫)
 「スリーピング・ドール」 ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋)

 今年も年末恒例、ディーヴァーの新作がついに出た! 今作は前作のリンカーン・ライム・シリーズで登場した“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスが主人公を務める作品。これも注目せずにはいられない作品である。これは絶対に、今年中に読んでおかなければならない本の1冊であることは間違いない。

 2008年10月07日  講談社ノベルスから初野氏の作品が!
 本日の購入本
 「1/2の騎士 〜harujion〜」 初野晴(講談社ノベルス)

 初野氏に関しては、知らない人のほうが多いかもしれないが、2002年に「水の時計」という作品で横溝正史ミステリ大賞を受賞した作家。その後、「漆黒の王子」という作品を出したきりで、なかなか新作が発表されていなかった。そして待ちに待った新刊が、なんと講談社ノベルスから刊行された。

 既出の「水の時計」と「漆黒の王子」の両作品を気に入っていて、今までずっと新作が出るのを待ち望んでいたので、今回新作が無事に出てくれたのはとてもうれしいことである。ガチガチの本格ミステリを書く作家ではないのだが、独特な作風を持った作家であると感じている。
 今回はどのような作品になっているのやら、読むのが楽しみである。

 2008年10月04日  9月分の残り
 本日の購入本
 「犯罪王カームジン」 ジェラルド・カーシュ(角川書店)
 「真夜中のタランテラ」 麻見和史(東京創元社:ミステリ・フロンティア)

 9月の新刊で、購入していなかった本をようやく手に入れることができた。カーシュはこれで日本での翻訳本は3冊目になるのかな?

 ミステリ・フロンティアの新刊は、鮎川賞受賞作家の2作品目となる本。ミステリ・フロンティアはこれで3冊積読となってしまったので、早急に読み進めねば。

 今週は笠井氏の大長編「青銅の悲劇」にかかりきりだったが、どうにか読み終えたので、来週はピッチを上げて読書にかかろうと思っている。

 2008年10月02日  C.F.W 新展開!?
 本日の購入本
 「Classical Fantasy Within 第四話 アル・ヴァジャイヴ戦記 決死の千騎行」 島田荘司(講談社BOX)
 「ひぐらしのなく頃に解 第三話〜皆殺し編〜 下」 竜騎士07(講談社BOX)

 島田氏による大河ノベル「Classical Fantasy Within」の第四話が刊行され、ようやく再開! と、思ったらタイトルが一新され、前作からの関連性が全く感じられなさそうな内容に・・・・・・いったい、どんなことをやらかしてくれるのか??

 ひぐらしは、第二話から積読になってしまい、たまってしまった。何故かといえば、ハリー・ポッターを読み終えてから、読もうと思っていたのだが、まだハリー・ポッターのほうがようやく上巻を読んだのみ。このままでは、たまっていく一方。