本屋に行くと、よく迷うことがある。私は新刊目当てで本屋に行くことが多いのであるが、本屋によっては早い時間に行くとまだ新しい本が並べられていないということがある。また、今ちょうど新刊を本屋の店員が並べている最中というときに出くわすときもある。
そんなときに迷うのが、店員が新刊を並べるのに使用しているワゴンのうえから本を持っていってよいのかどうかということ。
こんな年にもなっていまだにそんなことで悩んでいたりする。さすがに店員の目の前から本を取っていくことはできないのだが、店員がいないときにワゴンから本を持っていってよいのかどうかは、悩んでしまう。たいていは、隙をみるように、本をとってレジへと持っていくのだが、ワゴンのよく見える位置に目当ての本があればまだよい。ワゴンに本が並べられている中で、置かれている本を物色するということに、なんとなく気が引けてしまうのである。
本屋さんの店員の立場からすれば、棚に並べた後に本を持っていってもらったほうがよいことなのであろうか?
いまだに悩みながら本を購入している。
2008年4月25日 最近買った本をまとめて
「酒井嘉七探偵小説選」(論創社:論創ミステリ叢書)
「腕貫探偵、残業中」 西澤保彦(実業之日本社)
「秋の星々の都 永遠の戦士フォン・ベック」 マイクル・ムアコック(ハヤカワ文庫)
「論理は右手に」 フレッド・ヴァルガス(創元推理文庫)
といったところ。とりあえずフレッド・ヴァルガスの作品はすぐにでも読みたい。
ほかはクリストファー・プリーストの作品が延びたりとか、長崎出版の本も来月になったりとか・・・・・・まぁ、積読が増えるだけなので延びてくれたほうがちょっとありがたかったり・・・・・・。飛び石連休の際には、何としてでも本を読み倒さねば!!
2008年4月21日 本いただきましたー
本日、原書房さまから2冊の本が届けられた。ありがとうございます。
「芝浜謎噺」 愛川晶(原書房:ミステリー・リーグ)
「山魔の如き嗤うもの」 三津田信三(原書房:ミステリー・リーグ)
これはどちらも新刊を楽しみにしていた作家の本。特に三津田氏は「厭魅」、「首無」に続く作品だけあって、さらに期待大。なるべく早く、5月中には読み干してしまいたい本である。
2008年4月17日 来週こそは
今週はこのまま本を買わずに終わりそう。と、寂しい思いをしつつも、来週になればこれでもかとばかりに多くの新刊が出てくるので、結局帳尻は合わせられることになるであろう。
創元推理文庫からはフレッド・ヴァルガスの作品が、同じく創元社から単行本で大倉氏の新作、また角川からは有栖川氏の「壁抜け男の謎」が出るらしい。
そしてミステリー・リーグからは三津田氏、愛川氏の新作が登場。国書刊行会からはプリーストの短編集が出版される予定。
と、いうわけで来週は、これらの買い付けにいくだけでも忙しくなりそうである。
2008年4月15日 本屋へも行かず
特に期待の新刊もないので、本屋へも行かず、ネットで講談社文庫の新刊が出ているのを確認するのみ。
我孫子氏、有栖川氏、歌野氏、法月氏の講談社から出た最初の作品がラインナップとして並んでいるようだ。新本格そろい踏みと思いつつも、微妙な作品もあったよなと考えながら、昔を懐かしんだりしている。
こういった新本格風の作家がこれからも、もっと出てきてくれればなぁと思いつつも、時代は移り変わるもので今の時代にはそぐわない作風なのかなとも感じられる。
ただ、今は今で、近年の推理小説も結構面白かったりするのでそれなりに満足していたりもする。
少なくとも新本格から今に至る時代の流れを体現できただけでも良しとしよう。
2008年4月11日 なんとなくシムノン
本日の購入本
「証人たち」 ジョルジュ・シムノン(河出書房新社)
珍しく、シムノンの小説がハードカバーで出ていたので試しに購入してみた。表紙や帯にはあえて“ミステリ”という言葉は用いずに“本格小説”と書いてあるところが微妙なところだが、そこはシムノンが描く小説であるから読んで損はないであろう。表紙はなんかいい感じの本。
2008年4月8日 少しずつ読書を進め・・・
今日は講談社ノベルスの新刊が出ているのを見かけたが、買いたいものはなかった。新刊は来週までおあずけか!?
とかなんとか言いつつ、読書もちょっとずつ進めていたりする。今年の目標である“修道士カドフェルシリーズ”は今日15巻目を読み終えたところ。残りあと6冊なので、今年中に楽にクリアできそうだ。
また、キングの「IT」は文庫全4冊中、1巻を読了。あと3冊あるので、そろそろ2巻を読み始めなければ。
また、他にも二階堂黎人氏の「双面獣事件」を4分の1くらい、貴志祐介氏の「新世界より」の上巻を読み終えたりと、地道に読書を進めているところである。
積読を挙げればきりがないのだが、少しずつでも古い積読本を切り崩していかなければと考えている。
2008年4月5日 マリオネット&クラリネット
本日の購入本
「クラリネット症候群」 乾くるみ(徳間文庫)
この作品は以前、徳間デュアル文庫から出版された「マリオネット症候群」と、新たに書き下ろされた「クラリネット症候群」の2編を収録した作品である。「マリオネット症候群」のほうは読んでいるので、これを買うのは気が引けたのだが、結局なんとなく買ってしまった。新たに書き下ろされた「クラリネット」に期待しつつ、気楽に読んでみよう。
2008年4月3日 4月の新刊は?
4月のランナップを見渡しても、購入しようと思う本が少ない。1月の怒涛の新刊ラッシュが嘘のように2、3、4月と低調気味。とはいえ、読書もあまり進んでいないから調度良いともいえるかもしれない。
ただし、出版点数が少ないとはいえ、それなりに濃い内容の作品が出ているので、月々の読み応えとしては充分であろう。特に今月は三津田氏のミステリー・リーグからの新刊が満を持して登場。また、先月からの順延となったクリストファー・プリーストの短編集も楽しみの一冊。
もう、これらだけでもゴールデンウィークの予定はびっちりと埋まりそうである。
2008年4月1日 伝説の第三作目は・・・
本日の購入本
「モンスターズ」 山口雅也(講談社)
「ミステリーズ」「マニアックス」ときて、伝説とも言えるシリーズ(ではないか)の第三弾は「モンスターズ」。タイトルだけ見るとホラーっぽいが、そこは山口氏ゆえに何かしらやってくれるであろう。期待を大にして読み干したい作品である!