一言、二言

過去の一言、二言
 2008年1月31日  黄色い部屋なんて何年ぶりだろう
 本日の購入本
 「黄色い部屋の謎 <新版>」 ガストン・ルルー(創元推理文庫)
 「司政官 全短編」 眉村卓(創元SF文庫)

「黄色い部屋の謎」はミステリを読み始めた頃に一度読んで以来、手を付けていなかった本。久々に読んでみるのも悪くないと思い購入してみた。少なくとも今年中には読み終えたいと思っている。今、この年になって読む名作の味、いかようになっていることやら。

「司政官」というSFのシリーズについては全く知らないのだが、“全短編”と言われた日には買わない手はないだろう。ただし、買ってみたら思ったよりも分厚かった。さすがは“全短編”。


 今月の本は今日中に購入・・・・・・という予定であったが、東川氏と中町氏の新刊を購入する事ができなかった。出版はされているようなので、週末にでも買いに行こう。

 2008年1月29日  まだまだ今月は終わらない
 本日の購入本
 「隠蔽捜査」 今野敏(新潮文庫)

 今野氏の本は以前に1、2冊くらい読んだような記憶がある。いろいろな本を出しているようだが、いろいろすぎてジャンルを絞り込む事ができずスルーしていたような気がする。昨年末のランキングで今回購入した「隠蔽捜査」の続編が注目されていたので、これを機に購入。果たしてどのような内容か。これが面白かったら他の今野氏の作品も買ってしまいそうで怖い。

 今月はあと月末に創元社の作品を何点か購入するくらいか・・・・・・といいつつ、今月は新刊本が多かった気がする。
 来月の新刊予定のほうもUPしたのだが、2月は今月に比べれば少なめか。ただ、論創社やヴィンテージミステリなどの新作がいくつかでそうなので、散在はまぬがれなさそうだ。

 2008年1月25日  まだ1月なのに、こんなにも
 本日の購入本
 「新世界より」 貴志祐介(講談社 上下)
 「官能的 四つの狂気」 鳥飼否宇(原書房:ミステリー・リーグ)
 「堕天使拷問刑」 飛鳥部勝則(早川書房)
 「吹雪の山荘 赤き死の影の下に」 笠井潔他(創元クライム・クラブ)
  (笠井潔・岩崎正吾・北村薫・若竹七海・法月綸太郎・巽昌章によるリレー・ミステリ)

 最近、読書が進んではいるものの、読了後確認してみると昨年の9月、10月に購入した本であることに気がつく。まだ、去年の本を全然消化しきれていない。にもかかわらず、今日はこんなに分厚い本ばかりを買ってきてしまった。これ、新年早々のラインナップじゃないよな・・・・・・。
 今から心配しているのは、今日買った四冊の本を今年中に読みきれるのかが・・・・・・

 2008年1月22日  早々にランキングをにぎわしそうな作品が!
 本日の購入本
 「犯罪ホロスコープⅠ」 法月綸太郎(光文社:カッパ・ノベルス)
 「ラットマン」 道尾秀介(光文社)
 「不思議なミッキー・フィン」 エリオット・ポール(河出書房新社:<KAWADE MYSTERY>)

 近年よくアンソロジーなどで法月氏の短編を見かけていたものの、いつそれがまとめられるのかと思っていたのだが、ようやく一冊の本にまとめられたようだ。ただ、Ⅰとなっているので、2冊目もまちがいなくでるであろう。法月氏の短編がいっぺんに6つも読めると思うと、なんか豪華な気がしてならない(普通の作家であればあたりまえのことなのだが)。

 道尾氏、2008年の最新作は「ラットマン」・・・・・“ねずみ男”?? アマチュアロックバンドが遭遇した事件を描いた作品とのこと。とりあえず読んでどのような内容なのかを確かめるしかない。

<KAWADE MYSTERY>からは長編作品が登場。このシリーズは短編が多いような印象があるので、長編は珍しい気がしてならない。国際的なユーモアミステリとのことであるが、どんな内容なのか? これも読むのが楽しみな本。

 2008年1月18日  ソーンダイクン博士、長崎出版より再び
 本日の購入本
 「猿の肖像」 R・オースティン・フリーマン(長崎出版<Gem Collection>

「ペンローズ失踪事件」に続いて、またもや長崎出版からフリーマンの作品が訳された。フリーマンの作品といえば、ミステリファンお馴染みのソーンダイクン博士が登場するシリーズ。今回も科学的捜査で、不可解な謎にメスをいれるのか? 原因不明の患者に頭を悩ます医師がソーンダイクン博士に助言を請う、というところから始まる物語とのこと。

 2008年1月16日  真保氏といえば講談社文庫
 本日の購入本
 「灰色の北壁」 真保裕一(講談社文庫)

 真保氏の作品といえば、私には講談社文庫というイメージが強い。実際、講談社文庫で何冊もそろえている。そんな講談社文庫で久々に長編が読めると思ったら・・・・・・ページがなんか薄い・・・・・・あぁ、短編集だったのかと。表題作の他、三編を収録した山岳ミステリー集。

 2008年1月14日  12日に買った本について補足
「Classical Fantasy Within ロケット戦闘機『秋水』」 島田荘司(講談社BOX)
 1月から始まった、島田氏による大河ノベル。最初は3ヶ月連続で刊行。その後間をおいて、10月から再開。あとは9冊連続で刊行とのこと。というわけで、2009年6月に完結予定。

 今年最初のメフィスト賞は2作同時刊行。どちらもちょっと癖のありそうな作品。今年の話題作になりえるのかが楽しみ。両受賞者とも、ペンネームが変わっている・・・・・・というか、ぱっとみても読めない。

 第6回となる「このミス」大賞受賞作は「禁断のパンダ」という一風変わったタイトルの作品。人間離れした味覚を持つ料理評論家が出てくるというのだが・・・・・・どんな内容になっているか全く予想がつかない。
 昨年の受賞作は、第4回の海堂氏の「チームバチスタ」と比べると地味な印象でしかなかったが、今回は話題作となりえるだろうか?

 2008年1月12日  てんこ盛り
 本日の購入本
 「Classical Fantasy Within ロケット戦闘機『秋水』」 島田荘司(講談社BOX)
 「タカイ×タカイ」 森博嗣(講談社ノベルス)
 「パラダイス・クローズド」 汀こるもの(講談社ノベルス:第37回メフィスト賞受賞作)
 「堀割で笑う女 〜浪人左門あやかし指南〜」 輪渡颯介(講談社ノベルス:第38回メフィスト賞受賞作)
 「禁断のパンダ」 拓未司(宝島社:第6回この『このミステリーがすごい!』大賞受賞作)
 「探偵小説のクリティカル・ターン」 限界小説研究会編(南雲堂)
   (笠井潔/小森健太朗/飯田一史/蔓葉信博/福嶋亮大/前島賢/渡邉大輔)
 「ロジャー・マーガトロイドのしわざ」 ギルバート・アデア(ハヤカワミステリ1808)

と、まぁ、こんなかんじで盛りだくさん。一番気になったのは、ハヤカワポケミスの新作。この作品は2006年に書かれたという、結構新しめのもの。帯に、「閉ざされた雪山と、死者と名探偵と不可能犯罪」と、気になる事が書いてあったので、つられて購入してしまった。果たしてその内容は如何に!?

 2008年1月10日  ホームズ全集と永遠の戦士
 本日の購入本
 「恐怖の谷」 コナン・ドイル(光文社文庫)
 「雄牛と槍 永遠の戦士コルム2」 マイクル・ムアコック(ハヤカワ文庫)

 とうとう一年がかりの<新訳シヤーロック・ホームズ全集>も、この刊にて終了。このシリーズは積読しないように読んできたので、これを読めば本当に最後。そう思うとちょっと寂しい。ただ、「恐怖の谷」はこれが初読となるので早く読みたい気分でもある。

 ムアコックの永遠の戦士シリーズもこれで終わりかと思ったら、あとフォン・ベックのシリーズの続刊を予定しているよう。これを機に、創元から出ているもの以外は全部出すつもりなのだろう。これは今買っておかなければ、次はいつ入手できるかわからない。エルリックを読んだばかりだが、永遠の戦士シリーズとしては、積読がたまる一方。

 2008年1月8日  いよいよ新年の新刊
 「ひぐらしのなく頃に 第三話〜祟殺し編〜 下」 竜騎士07(講談社BOX)

 新年の一発目は講談社BOXから。講談社BOXといえば、今年から島田荘司氏の大河ノベルが始まるが、そちらは少し遅れて今週末発売とのこと。
 今週末になれば、講談社ノベルス、講談社文庫、文春文庫、ハヤカワ文庫と色々な新刊が出版される。また、毎年恒例となっている「このミス」大賞の作品が出るというのも年始の楽しみである。

 2008年1月4日  あけまして おめでとうございます
 遅ればせながら、新年あけまして おめでとうございます。
 今年も Grand U-gnol をよろしくお願いします。

 ということで、新年が始まりましたが、今年も数多くの積読に対して、微小な目標をもって挑戦していきたいと思っております。
 今年はなんといってもスティーブン・キングの「IT」をいい加減読んでしまおうと思っています。「ダークタワー」を読んだわりには「IT」すら読んでないのか、と突っ込まれそうですが、キングの作品は多くが未読となっております。できれば「IT」を含めて、もう少しキングの積読が崩せればいいなと考えております。

 もうひとつは「修道士カドフェル」シリーズを読破してしまおうかと。こちらは読んでしまうのがもったいない気もするのですが、これもそろそろけりをつけないなと。あと、10冊ほど残っているので、これも目標に掲げることにします。

 ということで、これ以上増やしたら読み終えることができなくなりそうなので、とりあえずこのくらいに。是非とも年末にはこの目標がクリアされていますように。