一言、二言

過去の一言、二言
 2007年10月31日  ディーヴァーは今年中に
 「ウォッチメイカー」 ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋)
 「人形の部屋」 門井慶喜(東京創元社:ミステリ・フロンティア)
 「理由あって冬に出る」 似鳥鶏(創元推理文庫)

 ついに出た! リンカーン・ライム・シリーズの新作「ウォッチメイカー」。もうこれがシリーズ7作目。今回は精密緻密な犯罪者との対決。この本だけは今年中に読まないわけにはいかない。

 創元社からは著者に関わらず買い続けているミステリ・フロンティアの最新作(門井氏はこれが2作目という新進の作家)と、第16回鮎川哲也賞佳作入賞の「理由あって冬に出る」(ライトノベルス系の学園ミステリ)の2冊を購入。


 今月はこれで全て出揃ったようである。結局、宮部みゆき氏の「ICO」(講談社ノベルス)や皆川博子氏の「倒立する塔の殺人」(ミステリーYA!)は今月中には出なかったようである。

 2007年10月30日  最近の読書
 今月は「女王国の城」と「リベルタスの寓話」を読み上げることができた。これで本ミスの投票も万全の状態で行うことができる。これで今年の読み逃しはない! ・・・・・・と思う。まぁ、海外作品については微妙なところであるが。

 今、スティーブン・キングの「ダーク・タワーⅦ」の下巻が終わりに近づいているところ。これで、遅くとも今週中にはけりを付けることができそうだ。今年の目標のひとつを達成することができそうだ。
 この勢いでエルリック・サーガの残り2冊も11月、12月と読むことができれば、今年は大満足で終わることができそうである。それらを無事読み終えて来年の新たな目標に取り掛かれればと思っている。
 来年はキングの「IT」にそろそろけりをつけないと・・・・・・

 2007年10月27日  秋雨のなか
 本日の購入本
 「ぶち猫 コックリル警部の事件簿」 クリスチアナ・ブランド(論創海外ミステリ69)

 買うだけ買っておいて、いつ読んでもいいやくらいに思っていたのだが、よく考えてみれば「招かれざる客たちのヴィッフェ」を書いたブランドなのだから短編にも定評があるはず。よって、これは読まずに過ごしてしまうのはもったいないことなのかもしれない。これは早々に手をつけるべきなのかも。

 2007年10月25日  今週の新刊一気にまとめて
 本日の購入本
 「夢見る黄金地球儀」 海堂尊(ミステリ・フロンティア)
 「時砂の王」 小川一水(ハヤカワ文庫)
 「ライト・グッドバイ」 東直己(ハヤカワ文庫)
 「あの夏、風の街に消えた」 香納諒一(角川文庫)

 今日買った本をドーンとまとめて・・・・・・っていうほど多くないな。今年の新刊ラッシュもようやく一区切りついてきたかな。
 小川氏は久々の新刊なのでミステリではないものの、早く読みたい一冊。
 海堂氏の作品は講談社からのものが積読となっているので、まずはそちらから。
 文庫落ちはまた今度ゆっくりと・・・・・・って、香納氏の未読作品がたまってきたなぁとしみじみと。

 今月発売される予定だった、ジェイムズ・クラムリー「正当なる狂気」と山口雅也氏の「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」が延期になったもよう。クラムリーは文庫落ちを待っているのでいいのだが、山口氏のアンソロジーは楽しみにしていたので少し残念。

 2007年10月20日  読んでないぞシリーズ
 本日の購入本
 「愛する者に死を」 リチャード・ニーリイ(ハヤカワミステリ1805)

 たまに、ポケミスを買ってみたり。今回、この作品を購入したのはリチャード・ニーリイという名前に聞き覚えがあったため。購入してから調べてみると、だいぶ前に角川文庫から「オイディプスの報酬」「心ひき裂かれて」「殺人症候群」といった作品が復刊されたことがあった。そのとき購入して読んでいたことを思い出す。良質のサスペンス小説書く作家であったということをほのかに憶えているような気がする。本書は、そんなニーリイのデビュー作。

 2007年10月19日  読んでないぞシリーズ
 本日の購入本
 「風間光枝 探偵日記」 (論創ミステリ叢書31)

 買い続けているけど、全く読んでいないぞシリーズもとうとう31冊をむかえた。今回はいつもの探偵小説選ではなく、探偵日記。内容は豪華なもので、木々高太郎、海野十三、大下宇陀児の三人による連作ミステリとのこと。読まないでいるのがもったいないくらい。

 いや、今週は全くといっていいほど読書が進んでいない。しかも理由が「オビリオン」というゲームに・・・・・・いやはや困ったものである(全責任は自分のせい)。
 こんなことで年末のアンケートとかこなせるのだろうか?

 2007年10月16日  なんとなく購入
 本日の購入本
 「プラトン学園」 奥泉光(講談社文庫)

 なんとなく購入。奥泉氏の作品は難解というイメージがあるのだが、講談社文庫からということで、なんとなく読みやすい気がするような。とりあえず、サイコ・ミステリーとのこと。


 秋も真っ盛りということで涼しくなったものの、読書の進み具合は微妙。先週、「女王国の城」を読み始めたものの進まず、なぜか今まで進まなかった「収穫祭」のほうがぐんぐんと進んでゆき、結局土曜日に読み終えて、次の日に感想までもをUPしてしまった。「女王国」は半分くらい読み終えたのだが、今週中に読み終えることができるかな? そろそろ「リベルタスの寓話」にもとりかかりたいところなのだが・・・・・・

 2007年10月12日  光文社文庫いろいろ
 本日の購入本
 「最後の願い」 光原百合(光文社文庫)
 「早春に死す」 鮎川哲也(光文社文庫)
 「シャーロック・ホームズの事件簿<新訳>」 コナン・ドイル(光文社文庫)
 「作家的時評集 2000−2007」 高村薫(朝日文庫)

 と、こんな本を購入。シャーロック・ホームズ全集もいよいよ終わりが近づいてきた。ここ1、2年くらいの間に凝縮してホームズものを読むことができ、濃厚な日々がすごせた気がする。

 第17回鮎川哲也賞受賞作が出版されていたが、なんとなくスルー・・・・・いまだ買いたい気持ちはあるものの、評判を聞いてからでもおそくはないか。特に何の評判も出なければ文庫化されてからでもいいかも。

 講談社ノベルスから出た「不気味で素朴な囲われた世界」のハード・カバー版をまだ目にしてない。「きみとぼくの壊れた世界」と一緒に出ているらしいのだが。

 2007年10月10日  スレイドの新刊までも・・・・・・
 本日の購入本
 「『ペンローズ』失踪事件」 R・オースティン・フリーマン(長崎出版<Gem Collection>)
 「不気味で素朴な囲われた世界」 西尾維新(講談社ノベルス)
 「黄昏のベルリン」 連城三紀彦(文春文庫)
 「メフィストの牢獄」 マイケル・スレイド(文春文庫)

 長崎出版<Gem Collection>が装い新たに8作目が刊行された。そして久々に購入した西尾氏の新作。さらには、逃してはならない連城氏の過去の名作。

 そして・・・忘れてはならないのがマイケル・スレイドの新刊「メフィストの牢獄」。これは今年中に読まないわけにはいかないであろう。でも今月中というのは無理そう。

 2007年10月08日  連休中の読書は
 この連休中に「女王国の城」に取り組みたかったのだが、マイクル・コナリーの「終決者たち」が若干長引いてしまい、昨日までは読むことができなかった。ようやく今日から着手することができたので、今週中を目標に読み終えたいと思っている。

 他にも色々と読書は進めているものの、9月から取り組んでいる西澤氏の「収穫祭」をまだ読み終えていない。とりあえず半分までは読むことができたので、今後スピードアップしていくのではないかと思っている。

 また、ダークタワー・シリーズは最終巻の「暗黒の塔 中」をこれも半分を超えたところ。できれば今月中に下巻も読んで、全てに決着を付けたいと思っているのだが、どうなることやら。

 さらには「ファイロ・ヴァンスの犯罪事件簿」も短編2作を読み終えたところ・・・・・・って、これってファイロ・ヴァンスって本当に出てくるの??

 と、そんなこんなで読書が進んでいるよな停滞しているような微妙な状況。とりあえず、早めに決着をつけておきたい本が何冊かあるので、10月はスピードアップして乗り切ってゆきたい。

 2007年10月06日  分厚い新刊ばかり
 本日の購入本
 「遠まわりする雛」 米澤穂信(角川書店)
 「リベルタスの寓話」 島田荘司(講談社)
 「天帝の愛でたまう孤島」 古野まほろ(講談社ノベルス)
 「列車消失」 阿井渉介(講談社ノベルス)
 「聖女の島」 皆川博子(講談社ノベルス)
 「夕陽はかえる」 霞流一(早川書房)
 「闘鬼 グイン・サーガ116」 栗本薫(ハヤカワ文庫)
 「トライ・ザ・ガール チャンドラー短篇全集2」 レイモンド・チャンドラー(ハヤカワ文庫)

 島田氏の「リベルタスの寓話」が思っていたより分厚い。中編(既に長編?)が2編という構成なのでページ数が厚くなって当然なのだが、思っていたよりも厚かった。
 また、霞氏の「夕陽はかえる」も分厚い。古野氏の「天帝の愛でたまう孤島」(結局買ってしまった)もまたいつものように分厚い。これら今月、来月中に読み終えることができるのであろうか? 
 米澤氏の「遠まわりする雛」は待ちに待っていた古典部シリーズなので、すぐにでも読みたかったのだが、短編集ということなので、ちょっと間をおいてから読む事にしよう。
 それよりも先に有栖川氏の「女王国の城」を読みたいのだが、いつ着手できるのやら・・・・・・

 2007年10月02日  いつの間にか、秋
 いやー、先月は更新回数が少なかったな。連休が結構あったのに。今月はもう少しがんばろう。

 さっそく気を取り直して、本日の購入本
 「オチケン!」 大倉崇裕(理論社:ミステリーYA!)
 「ひぐらしのなく頃に 第二話 綿流し編 上」 竜騎士07(講談社BOX)

 ところで今月の新刊なのだが、西尾維新氏の「不気味で素朴な囲われた世界」という作品が講談社BOXで出るのか講談社ノベルスで出るのかはっきりしないと思っていたら、なんと両方同時発売とのこと・・・・・・出版社側にとって何かいいことあるのかねぇ??

 また、講談社から島田荘司氏の新刊も発売される。

 海外ものではマイケル・スレイドの「メフィストの牢獄」やジェフリー・ディーヴァの「ウォッチメイカー」も発売予定。これは年末のランキングに間に合うかどうか、ギリギリである。

 また、個人的には「山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー」(角川文庫)という作品を結構待ち望んでいたりもする。

 下半期になって、やたら新刊発売ラッシュが続き、読みつくさなければならないほうもちょっと苦しい。とりあえず、なんとか読めるだけ読む!!