一言、二言

過去の一言、二言
 2007年07月28日  さらに引き続き
 今日の購入本
 「この男危険につき」 ピーター・チェイニー(論創海外ミステリ)
 「ぐるぐる猿と歌う鳥」 加納朋子(講談社ミステリーランド)
 「病める狐」 ミネット・ウォルターズ(創元推理文庫 上下)
 「天啓の宴」 笠井潔(創元推理文庫)
 「不確定世界の探偵物語」 鏡明(創元SF文庫)

 昨日、見つからなかったミステリーランドの新刊「ぐるぐる猿」を買うことができた。加納氏の新刊を買うのは久しぶり。
 論創海外ミステリの新刊はイギリス・ハードボイルドとのこと。これはすぐに読む必要はなさそうだ。積読にしておくことにしよう。
 ミネット・ウォルターズの新刊は上下巻の作品。新刊といても、一番新しい作品というわけではなく、まだ未訳の作品がいくつか残されている。といいつつも、まだ一冊家に読んでいない作品が残されていたりもする。
「天啓の宴」はハードカバーで持っていて既読なのだが、内容を忘れてしまっているので購入してみた。これを機に、「天啓の器」も創元文庫から出れば、続けて読みたいと考えている。
 鏡明氏の作品は買うつもりはなかったのだが、本屋で見てなんとなく購入。どちらかといえば、ミステリのようなタイトルであるのが気になるところ。

 2007年07月27日  昨日に引き続き
 今日の購入本
 「遊 戯」 藤原伊織(講談社)
 5月に亡くなった藤原氏の単行本、未収録の作品。「遊戯」という作品は闘病中も書き続けていた作品で未完とのこと。よって、もう一作掲載されている中編「オルゴール」が実質的な遺作とのこと。もったいなくて読む気が・・・・・・

 「虚空から現れた死」 クレイトン・ロースン(原書房:ヴィンテージ・ミステリ)
 この作品はスチュワート・タウンという別名義で発表されたロースンの作品。とはいうものの、こちらもマジシャン探偵が登場するとのこと。
 あと、これを機にできることなら、ロースンの名前で出された短編を集めた作品も出してもらえればと思うのだが・・・・・・

 「スペースプローブ」 機本伸司(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
 Jコレクションの新作は、「神様のパズル」で有名な機本氏による作品。あらすじを読むと、SFの背景の中で繰り広げられる学生チックな内容のように思えるのだが!? まぁ、楽しみに読んでみることにしよう。

 2007年07月26日  大漁!・・・・・・でもなかったか
 今日の購入本
 「天使の爪 上下」 大沢在昌(角川文庫)
 「災いの古書」 ジョン・ダニング(ハヤカワ文庫)
 「ボストン・シャドウ」 ウィリアム・ランデイ(ハヤカワ文庫)

 本日は新刊大漁の予定であったが、購入した数はそれほどでもなかった。すでに出ているはずの原書房のクレイトン・ロースンの本や、ハヤカワSF Jコレクションの新刊、そしてミステリー・ランドからの加納朋子氏の新刊が見つからなかった。
 そんなわけで、週末はこれらの本を探しに本屋めぐりとなりそうである。金曜、土曜こそ、めざせ大漁!!

 2007年07月24日  新刊おあずけ
 今週はたくさん新刊が出る! ・・・・・・といっても、週末に全てが集中しているというなんともバランスの悪い具合。地域によっては明日から出始めるところもあるだろうが、私の住むところは26日あたりからの新刊ラッシュとなるであろう。26、27日あたりは山積みの本をかかえて(おおげさか)本屋から出てくることになるであろう。

 ちなみに現在の読書は、昨日「ミサイルマン」(平山夢明氏)を読み終えたところ。さすがに「ユニバーサル横メルカトル」と比べればパワーダウンという感じがしてしまう。
 さらには、なぜか購入してしまった「天帝のつかわされる御矢」(古野まほろ氏)と「エンド・クレジットに最適な夏」(福田栄一氏)を読んでいる最中。「御矢」のほうは、長引きそうでまだまだ読み終わらないと思うので、読みやすそうな「エンド・クレジット」で冊数を稼いでいくつもり。
 これらが終われば「ウォンドルズ・パーヴァ」をそろそろ・・・・・・といったところ。

 2007年07月21日  こんな感じの本を買ってみた
「密室キングダム」 柄刀一(光文社)
 予想を上回る、分厚い本。暑い夏場にまさかの超大作。これは読むのが大変そうだが、決して読まずに済ますわけにはいかない一冊。

「山下利三郎探偵小説選Ⅱ」(論創ミステリ叢書28)
 毎月恒例の購入作品であり、未だに一冊も読んでいないというのも、もはや恒例。読んでいない、ということだけではなく、むやみに場所をとるということも悩みのたね。

「神は沈黙せず」 山本弘(角川文庫 上下)
 この作品こそが山本氏の代表作らしい。その存在すら知らなかったが、今年の「このSFが読みたい」にて初めてこのような作品があることを知る。そして、角川文庫夏の百冊として並んでいるのを見かけて購入。持っていない人はこの機会にどうぞ。

「水滸伝」 北方謙三(集英社文庫 1巻2巻)
 昔から「水滸伝」という作品を読んでみたいとは思っていた。北方氏が書いたものが読みやすいと聞き、いつか読んでみたいと思っていたのだが、本屋にたまたま並んでいるのを見て買ってしまった。いつ読むのかが疑問であるが、はまってしまうと、ミステリ本の読書量に影響が出そうで怖い。

 2007年07月19日  何も買わずに
 何も買わないまま一週間が過ぎようとしている。明日には「密室キングダム」(柄刀一)が店頭に並んでいるだろうか。今週はそれくらいかもしれない。

 ただし、来週になればずばっと一気に新刊が出る。早川書房やら、創元社やら、原書房のヴィンテージ・ミステリやら、講談社ミステリーランドやら、論創海外ミステリやら・・・・・・。全部買ったら大変だ・・・・・・でも全部買うんだろうなぁー・・・・・・ということをポール・アルテの「狂人の部屋」を読みながら、考えたり、考えなかったり。

 2007年07月16日  連休中の読書
 通常連休だと、何か本をピックアップして通して読んでみよう、ということになるのだが、現在読んでいる本がだぶついていて、それを消化するのに精一杯であった。それでもなんとか一昨日にパトリック・マグラア「失われた探険家」を読み終わり、昨日は一ヶ月以上前から読んでいる気がする大沢在昌氏の「心では重すぎる」を読了。
 あと残されたのは京極夏彦氏の「前巷説百物語」のみ。こちらはあと100ページほどを残すのみ、というところまで進むことができた。なんとか、これらにも片を付けることができれば、明日以降から新しい本を読んでいくことができそうである。
 そろそろポール・アルテの新作を読み始めたいところ・・・・・・あと「ウォンドルズ・パーヴァ」も読みたいし・・・・・・はたまた「双生児」か・・・・・・それとも「ミサイルマン」か・・・・・・いっそうのこと全部まとめて・・・・・・

 2007年07月12日  三津田ブーム到来!?
 本日の購入本
 「収穫祭」 西澤保彦(幻冬舎)
 「禍 家」 三津田信三(光文社文庫)
 「バスカヴィル家の犬」 コナン・ドイル(光文社文庫)

 西澤氏のハードカバーは、ここ何冊かスルーしていたので久しぶりに買った気がする。表紙や帯の様相からして内容がおどろおどろしいような気がするが、実際はどんなところか?

 三津田氏初の文庫作品にして書下ろし作品となるのがこの「禍家」。昔、「黒い家」なんていう有名なホラー小説があったが、そんな感じの作品だろうか? といいつつも、やはりミステリとしても期待してしまう。

「バスカヴィル家の犬」は遠い昔に読んだきりで、内容を全く憶えていない。そんなわけで、新鮮な気持ちで読むことができると思っている。一応、ホームズの長編の中では代表作とされているようであるが・・・・・・

 2007年07月10日  先週出てた本だけど
 本日の購入本
 「四神金赤館 銀青館 不可能殺人」 倉阪鬼一郎(講談社ノベルス)

 先週出ているのを見たのだが、倉阪氏はどちらかといえばホラーよりの作家だと思えるので購入は控えることにした。しかし最近になって、この本は本格よりであるという情報を聞き、購入してみることにした。今週は講談社ノベルスからは、これ一冊しか出ていないのだから、買ってみても悪くはあるまい。とりあえず、どんなものか読んでみようと思っている。

 2007年07月06日  意外と出てたぞ、今週の新刊
 本日の購入本
 「異 界」 鳥飼否宇(角川書店)
 「剣のなかの竜 永遠の戦士エレコーゼ2」 マイクル・ムアコック(ハヤカワ文庫)
 「この文庫がすごい!2007年版」 (宝島社)

 先月の残り物、「異界」をようやく手に入れることができた。今のところ、鳥飼否宇は落とせない。
“エレコーゼ”もこれで2巻が出揃った。次回からは“フォン・ベック”という人が主人公。
 やはり「この文庫がすごい!」も買うしかない。文庫本のランキングをやっているので、ぜひとも1位の作品が何かというのを確認してもらいたいところ。この1位の作品、家にあるけど読んでいない。あたりまえだが、いろいろなところでかなり話題になった作品。

 2007年07月05日  特に新刊もなく
 特にめぼしい新刊はまだ出ていない。だが、先月発売しているはずの鳥飼否宇氏の「異界」が見つからず、捜し続けているという状況。たぶん、出ていないというよりは、発行部数が少なくて見つけられない、というのが原因のような気が・・・・・・

 読書も、なかなか進まず。これはチョイスが悪かったようである。ハヤカワSFJコレクションの「Self-Reference ENGINE」と河出書房新社<奇想コレクション>の「失われた探検家」というとっつきにくいSFを平行に読もうとしたのが間違いであった・・・・・でもなんとか「〜 ENGINE」のほうは読了。「〜探検家」のほうはまだまだ。

 いよいよ迫りくる本格的な暑さにより、さらに読書が進まなくなる気はするのだが、現在読みたい本が満載なので、どんどん読み飛ばして行きたいと思っているところ。

 2007年07月02日  更新も順調に
 先週は感想をUPできなかったが、今週は無事に感想をあげることができた。今後もパソコンの調子やバックアップをとることなどに気をつけていかなければ。

 話は変わって、本日の購入本
 「赤石沢教室の実験」 田代裕彦(富士見書房:Style-F)

 角川のホームページに掲載されていたので、てっきり角川書店から出る本だと思っていたのだが、実際には富士見書房からの出版。さらには、富士見書房の新レーベル“Style-F”というものの最初の刊行本のようである。
 内容を見た限りでは結構、ホラーテイストが感じられるミステリとなっているようだが、実のところはどうなのか。読みやすそうなので早めに読んでしまおう。