この前、ネットで色々と検索をしていたら11月に平石氏の新刊が出るというのを見つけた。半信半疑に思っていたのだが、今日、本屋で実物を発見。ということで買ってきたのがこの本。
前作「サロメの夢は血の夢」から4年ぶり。どんな作風で、何が書かれているかはまったく予想がつかないので読むのが楽しみである。いちおう本格推理小説らしいのだが・・・・・・
本日の購入本
「ステーションの奥の奥」 山口雅也(講談社ミステリーランド)
「銀弾の森 禿鷹Ⅲ」 逢坂剛(文春文庫)
「夢盗人の娘 永遠の戦士エルリック5」 マイクル・ムアコック(ハヤカワ文庫)
「マルドゥック・ヴェロシティ1」 冲方丁(ハヤカワ文庫)
ようやくミステリーランドの新刊が買えた。新作は、これまた楽しみな山口雅也氏の久々の最新刊。駅の奥深くで冒険でもするかのようなタイトル。読むのが楽しみな一冊。
禿鷹シリーズは文庫で購入。シリーズ3作目となる今回は悪徳刑事・禿富がどのような活躍を見せてくれるのか。これぞ日本のクライム警察小説。
エルリック・サーガはいよいよ、未訳作品へと突入していく事に! この作品は、6冊目、7冊目と続く3部作の第一巻。これはファンなら読まずにはいられない・・・・・・のだが、まだ第1巻しか読了していない。このシリーズは来年中をメドに・・・・・・
あの「マルドゥック・スクランブル」から3年半、ついに新刊が刊行。ただし、この話は「スクランブル」の前の話だとのこと。「ヴェロシティ」を全部読んでからもう一度「スクランブル」をというのも面白い読み方かもしれない。
2006年11月8日 講談社ノベルスから2点
本日の購入本
「ソフトタッチ・オペレーション」 西澤保彦(講談社ノベルス)
「零崎軋識の人間ノック」 西尾維新(講談社ノベルス)
今月は特に、講談社ノベルスが並んでいるのを見ると、ライトノベルズ系だなぁーと感じてしまう。そんなラインナップの中で購入したのは2冊。
西澤氏の新作は、タイトルからしてノン・シリーズものかなと期待していたのだが、チョーモンイン・シリーズの作品であった。別に嫌いというわけではないのだが、刊行ペースがまばらで、以前の作品との関連性がぜんぜん頭に入っていないというのが玉に瑕。
西尾氏の作品は戯言シリーズの外伝。これは「ファウスト」に納められていた2編ともう1編は書下ろしかな? 「ファウスト」が順調に刊行されていれば、もっと前に出ていてもおかしくなかった作品であると思われるのだが・・・・・・
あと、ミステリーランドからの山口氏の新刊がまだ出ていない様子。今週末くらいになるのだろうか??
2006年11月2日 講談社BOX が出ていたものの
新レーベル“講談社BOX”というものが発売されていた。最初のラインナップに清涼院氏、舞城氏、西尾氏というメンツがそろっているので、だいたいどのような路線のものかは想像がつく。印象としては最近ライトノベルズ化しつつある講談社ノベルスをさらにその方向へと強めたように思われる。特に講談社ノベルスと比べるとイラストに力をいれているようであった。
というわけなのだが、実際購入する側としてはどうなのだろうか。ライトノベルス化するという方向へ行くのは悪いことだとは思わないが、それにしては値段が高いように思われる。もはやノベルスというよりも単行本の域に達している。それならば、通常のライトノベルスのように文庫で出版してくれたほうが読む側にとってはありがたいのではないかと思われる。
まぁ、今後どのように展開していくのかはわからないのだが、様子を見つつ、気になる本があれば買ってみるというところで。ただし、ミステリ路線から外れているものに対しては触手が動かないのだけれども・・・・・・