これは今まで晶文社が<晶文社ミステリ>として海外ミステリを積極的に出版してきたのだが、経営方針の転換により、ミステリ作品を出版しない事となった。それにより、いくつかの企画が棚上げになってしまったのだが、その企画をそのまま河出書房新社が継ぐ事となった。そして、この「10ドルだって大金だ」によって<KAWADE MYSTERY>が新たに始まる事となった。
今日は予定のものだけでなく、久しぶりに色々と買い込んでしまった。
本日の購入本
「論理の蜘蛛の巣の中で」 巽昌章(講談社)
「殺しの時間」 若島正(バジリコ)
「独白するユニバーサル横メルカトル」 平山夢明(光文社)
「ABAの殺人」 アイザック・アシモフ(創元推理文庫)
「シグニット号の死」 フリーマン・W・クロフツ(創元推理文庫)
「鑢−名探偵ゲスリン登場」 フィリップ・マクドナルド(創元推理文庫)
「論理の蜘蛛の巣の中で」だけを捜しにいったつもりが、これだけの本を買ってきてしまった。
「論理の蜘蛛の巣」と「殺しの時間」はミステリ書評。
「独白する・・・」は8月に出ていた平山氏の短編集であるが、表紙を見て、なんとなく購入。ようするに“ジャケ買い”。
創元推理文庫の3冊は今年の創元社復刊フェアの本。とりあえずこの3冊を購入。ちなみに“鑢”は“やすり”。
2006年10月12日 本日は光文社文庫を
「邪馬台国の秘密 <新装版>」 高木彬光(光文社文庫)
「シャーロック・ホームズの生還」 アーサー・コナン・ドイル(光文社文庫)
本日は光文社文庫の2冊を購入。買い続けているけど読んでいない、高木彬光<新装版>シリーズと、順調に読み続けているシャーロック・ホームズ<新訳版>。
明日は講談社文庫の発売日だが、とくにめぼしをつけているものはなく、今週はこのくらいになるかもしれない。まぁ、とりあえず本屋へ行って物色してみようとは思っているが。
2006年10月9日 ようやく“Op”読了
連休を利用して、読み残したままとなっていた「Op. ローズダスト」の下巻を一気に読んでみた。これも今年中に読みたかった積読である。
しかし、福井氏の最近の作品はなんでもかんでも超大作となってしまう。もちろん、面白い事は間違いないので今年も“このミス”ランキングあたりでは、トップ10をにぎわしてくれることであろう。ただ、これは映画化するのは難しいのではないかなと・・・・・・
2006年10月6日 雨の中でも本屋へと
本日の購入本
「獣どもの街」 ジェイムズ・エルロイ(文春文庫)
「メイプル・ストリートの家」 スティーヴン・キング(文春文庫)
「箱の中の天国と地獄」 矢野龍王(講談社ノベルス)
「ナイチンゲールの沈黙」 海堂尊(宝島社)
エルロイの本は2004年に書かれた短編を集めたオリジナル文庫作品。
キングの本は分冊短編集の3冊目。
矢野氏はメフィスト賞作家で、これが3作目。
海堂氏は今年“このミス大賞”をとった作家で、早くも2冊目。
と、今日はこんなところを買ってきた。講談社ノベルスからは他にもミステリ作品が何冊かあったのだが、触手が動いたのは1冊だけ(その1冊もそれほど期待はしていないのだが・・・)。とにかく早めに読みたいのは「ナイチンゲール」。さっそく連休中にでもどうかと。
2006年10月3日 “邪魅”をなんとか読み終わり
四日かけて「邪魅の雫」を読み終えることができた。次はアリンガムの「屍衣の流行」にチャレンジだ。そろそろ年末も差し迫ってきたので、今年中に読まなければならない本の選定と読破に忙しくなってきた。
とはいえ、まだまだ10月なのでこれからも面白そうな本はどんどんと出てくるのであろう。今月特に注目しているのは、今年の“このミス大賞”をとって話題になった海堂氏の新作「ナイチンゲールの沈黙」。これこそ、読まなければ年を越せない小説といっても過言ではないだろう・・・・・・・・・たぶん。