一言、二言

過去の一言、二言
 2004年9月26日   1週間更新休み
 本日から研修により1週間更新はお休み(このサイトが1週間休んだからって、どうってことないだろうが)。
 そんなわけで、毎週日曜に更新している読書感想は昨日土曜日にUP。

 さて、1週間研修に行くことになったのだが、研修といえばやはり“読書”であろう。家にいればTVやゲーム、雑事などと本を読むこと以外にもやる事があれこれ満載だが、その点研修に行けば夜はやることなんてなく、読書三昧の日々が送れるわけである。そんな私が1週間の研修中に挑むラインナップはというと、ずばりこれらだ!

「ギリシャ棺の秘密」 エラリー・クイーン(ハヤカワ文庫)
「学寮祭の夜」 ドロシー・L・セイヤーズ(創元推理文庫)
「匣の中の失楽」 竹本健治(双葉文庫)
「象られた力」 飛浩隆(ハヤカワ文庫)
「死せる魂」 イアン・ランキン(ハヤカワ・ミステリ)
「天城一の密室犯罪学教程」 天城一(日本評論社)

といった万全の体勢で研修に(?)望みたいと思う。全部読めるかは己との勝負である。
 そんなわけで、次回の更新は金曜か土曜あたりにでも。

 2004年9月25日   ギャングスターに続いて
 本日の購入本
 「サウダージ」 垣根涼介(文藝春秋)
 「刹那の街角」 香納諒一(角川文庫)
 「名無しのヒル」 シェイマス・スミス(ハヤカワ文庫)

 今日、垣根氏の「ギャングスター・レッスン」を読了。そしたら姉妹版として「サウダージ」という本も出ているということを知り、即購入。これは積読にしたままの「ワイルド・ソウル」も早々に読むべきであろう。垣根涼介。この作家はなかなかあなどれない。

 香納氏の「刹那の街角」がようやく文庫落ち。しばらくの間、香納氏の新刊が出ず、文庫落ちもなかなかされずという期間が続いていたが、最近はたてづづけに本が出ている。これは来年当たりにも再ブレイクは必須か? などと勝手に考えてみたりする。

 シェイマス・スミスの3作目「名無しのヒル」が登場。本書は獄中青春小説とのこと。前々作「Mr.クイン」と前作「わが名はレッド」が共にツボにはまったので、今作にも期待している。これは今年の目玉であろうと勝手に断言!?

 2004年9月24日   ミステリーランド新刊
 本日の購入本
 「魔王城殺人事件」 歌野晶午(講談社ミステリーランド)
 「サム・ホーソーンの事件簿Ⅲ」 エドワード・D・ホック(創元推理文庫)
 「キャプテン・フューチャー全集2」 エドモンド・ハミルトン(創元SF文庫)

 今月は出ないかと思っていたミステリーランドからの本が、ちゃんと出版されていた・・・・・・一冊だけ。結局第5回配本は前から告知があった歌野氏の「魔王城」だけのようである。第4回と第5回の間があいていたにもかかわらず、他の作家の方々は書くことができなかったということか。
 まぁ、それは置いておくとして、今乗りに乗っているミステリー作家の歌野氏が書く新刊は見逃すわけにはいかないだろう。楽しみに読むとしよう。

 そして「サム・ホーソーン」の第3集がついに出た。この作品集はⅠとⅡの評価が高かったので、今回の本も楽しめることに違いない。今回はどのような不可能犯罪を見せてくれるやら。

 先月から毎月の恒例となったのはキャプテン・フューチャー・シリーズ。残念ながら第2集が出る前に第1集を読むことができなかった。3集が出るまでには少なくとも1作目くらいは読んでおきたい。読まねば、あっという間にたまってしまうことであろう。

 2004年9月23日   結局何も買えず
 やはり今日は新刊が置いてなかった。見つけたのは北森鴻氏の新刊「蛍坂」くらい。ただし、これは今回はスルー。文庫化したら買うことにする。
 そういえば、講談社のHPにてミステリーランドの第5回配本として歌野晶午氏の「魔王城殺人事件」が書影つきでUPされていた。9/22発売ということなので、日付どおりに発売する本屋ならばもう並んでいるのではないだろうか。ちなみに第5回の配本はこれ1冊のみ。3冊ずつというのが、もう崩れてしまっている。
「魔王城」のほうは明日か明後日にでも入手できるであろう。

 それと“Mystery Note”のほうにこんな企画をUP。
   ミステリ探検隊

 これは昨今のお笑いブームにのって“あるある探検隊”というネタをパクらせてもらったもの。まぁ、たまにはこんなのもいいかなと。内容の良し悪しはおいといて・・・・・・
 また、何か考え付いたらUPしてみようと思う。

 2004年9月22日   休みの谷間にて
 こう休日が不定期に続くと、本の発売日にあわせるのが大変である。今日は東京創元社から何冊か購入予定の本が出ているはずなのだが、例によって1日遅れで出る地域のため、本日はまだ発売されていなかった。となると、発売が明日になるのか明後日になるのか微妙なところ。明日といっても、明日は休日なので新刊が入ってこない可能性のほうが高いであろう。まぁ、一応本屋に顔は出してみるけれども・・・・・・
 たぶん、金、土あたりに一括して買うのが無難だろうと思うのではあるが。

 あぁ、それにしても早く「生首」を見たい(←知らない人が見ると物騒な話)。

 2004年9月20日   今週は何を
 先週東京に出て本を買ってきたのだが購入できなかったものもあった。そろそろ出版される予定の、論創社からの新刊「泥棒紳士ラッフルズ」や双葉社からの喜国氏の新刊「本棚探偵の回想」あたりが買えるかと思っていたがまだ発売されていなかった。今週あたりはどうだろうか。
 そして来週27日にはいよいよ「生首に聞いてみろ」が発売される予定(本当か?)。こちらもすごく楽しみだ。昨日ようやく「暗黒館」を読了することができたので準備は十分整っている。あとは真の発売日を待つのみ。頼むから延びないでくれよー。
 それとマニアックなところではノックスの「閘門の足跡」なんかも発売予定。新樹社から久々にミステリーが出版される。これからも立て続けに本を出してもらいたいものだ。

 ようやく「暗黒館」を読み終え、山口氏の「PLAY」も読み終わり、次に何を読もうかと考えているところである。どの積読から片付けていくか考えながら今日の残りの日を過ごすとしようと思う。秋は夜が長いことであるし。

 2004年9月18日   東京へ出て
今日は東京まで出たので神保町へ行き何件か本屋をのぞいてみた。その結果購入した本は
 「海のオベリスト」 C・デイリー・キング(原書房)
 「久山秀子探偵小説選Ⅰ」 論創ミステリ叢書9回配本(論創社)

 C・デイリー・キングの海のオベリストが発売。これで昔出版された「鉄路のオベリスト」が復刊されればオベリスト3部作がそろうことになる。どこか復刊してくれないかなぁー。というか3冊くらいなら、どこかの出版社で一括してくれよと思わないでもない。

 先月は出なかった論創ミステリ叢書の「久山秀子 探偵小説」が分冊されて出版されていた。来月には2巻が出るようだ。ところで、この久山氏であるが著者写真を見てびっくり・・・・・・男だったんだ。

 2004年9月17日   氷川氏新刊
 本日の購入本
 「逆さに咲いた薔薇」 氷川透(カッパ・ノベルス)
 「東京物語」 奥田英朗(集英社文庫)

 氷川氏、カッパ・ノベルスに初参戦。今年はトクマノベルズからも本を出したりと、絶好調な氷川氏。来年もいっそう、いろいろな出版社での活躍を期待したいところ。そろそろ大ブレイクするような大きな作品が欲しいところだが。今作は・・・・・・まぁ読んでみなければわからないということで。

 奥田氏の「東京物語」が文庫化。ミステリーではなく、青春小説のようであるが注目の作家であるので買ってしまった。今後文学のほうだけに傾かずに、どんどんミステリーも出してもらいたい作家である。

 あと、クリスティー文庫も発売されていたので、数冊ゲット!

 2004年9月16日   山口氏新刊
 本日の購入本
 「PLAY」 山口雅也(朝日新聞社)
 「メトロポリスに死の罠を」 芦辺拓(双葉文庫)
 「グイン・サーガ オフィシャル・ナビゲーションブック」 (早川書房)

 山口氏の新刊「PLAY」発売。連作短編集とのこと。山口氏の短編というと、近年“垂里冴子シリーズ”のようにライトなものと化しつつあるが、できれば初期の頃の“キッド・ピストルシリーズ”や「ミステリーズ」のような濃い目のものが読みたい。さて、本書ではその願いがかなえられるであろうか。

 芦部氏の双葉文庫からの作品は“自治警特捜シリーズ”長編の文庫落ち作品。これは読んでいなかったので即購入。でも、シリーズといってもまだ2作しか出ていないからシリーズとは呼べないのかな?

 そして「グイン・サーガ オフィシャル・ナビゲーションブック」という本をつい買ってしまった。いちおう、新作の外伝短編が載っているのだが、はっきりいって中途半端な内容だと思う。どうせ、100巻になればそれを記念してなんらかの本が出るのだろう。それならばそれを待てばいいのについ買ってしまう。こういう読者がいるから出版社も本を出すんだろうけども・・・・・・

 2004年9月14日   講談社文庫いろいろ
 本日の購入本
 「美貌の帳」 篠田真由美(講談社文庫)
 「ヴァンパイヤー戦争(3)妖僧スペシネフの陰謀」 笠井潔(講談社文庫)
 「江戸川乱歩賞全集(17)白色の残像 浅草エノケン一座の嵐」(講談社文庫)

 と、以上3冊を購入。他に井上夢人氏、京極夏彦氏、折原一氏らの作品も並んでたが、そちらは既読しているのでスルー。あと文藝春秋から真保氏の新作も出ていたが、これは文庫待ちしようと思う。

「美貌の帳」は建築探偵の6巻目。これは文庫で集めていて、こつこつと読んでいる作品。でも読んでいて思うのは、このシリーズって飛びぬけた代表作たるものがないように思えるのだが・・・・・・

「ヴァンパイヤー戦争」はちょうど2巻を読み終えたばかりなので、すぐにでも取り掛かることができる。といいつつ、1、2ヶ月くらいは積読になるだろう。いちおうの目標は4巻が出る前に読むこと。まぁ、それなりにおもしろいシリーズといえるだろう。2巻まででは話が何処へ行くのかまだわからない。

 そして「江戸川乱歩賞全集」はようやく17巻が出た。といっても、まだ16巻を読み残していた。これも合わせて続けざまに読んでみようかな。この全集で乱歩賞はコンプリートしていけばいいかなと考えている。今後の作品についても(よっぽど話題にならないかぎりは)。

 2004年9月13日   暗黒館をよみながら
 ようやく着手し始めた「暗黒館」。この間「監獄島」を読んだばかりなので、もう少し間を空けたほうがいいかなと思っていた。しかし両者の雰囲気はまったく違うので、続けて読んでも全く問題はない。「監獄島」が外国風であるのに対し、「暗黒館」は日本風ホラー的な雰囲気のため、本格推理小説をずっと読み続けているという感触はなく、飽きることなく読むことが可能である。とはいいつつもこの「暗黒館」、上巻の300ページ目まで進んだのに物語がまだ大きく動いていない。ちょっと前奏が長すぎるぞと感じないでもない。できれば今週中に読了したいのだが難しいところか。でも、週末の連休にはなんとかなるのではないかと思っているのだが・・・・・・

 とかいいつつ、「暗黒館」を読みながらも「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の上巻を読み終えていたりもする。

 2004年9月11日   今週の買い残し
 本日の購入本
 「怪人フー・マンチュー」 サックス・ローマー(ハヤカワミステリ)
 「メグレと無愛想な刑事」 ジョジュル・シムノン(ハヤカワミステリ)

“怪人フー・マンチュー”とはまたなんとも魅力的なタイトルである。このフー・マンチューのシリーズは何かのアンソロジー短編集にて読んだ記憶がある。ぜひとも長編なり短編集なりを一読してみたいと思っていたのだが、その長編の第1作がポケミスにて出版された。そしてなんとこのシリーズ、13作品も長編が出ているとの事(あとがき参照より)。本書が面白く、人気が高ければ続編も・・・・・・ということは難しいのかな。

 実は密かに集めているメグレ警部ものがハヤカワミステリにより重版されたのでさっそく購入。メグレ警部のシリーズといえば、河出文庫より何作かが復刊されていたのだが中途半端に止まってしまっている。もっと復刊、もしくは新刊として出してくれないものだろうか。とはいえ、150冊にもおよぶメグレ警部の作品を世に出すというのも難しいことであろう。一般向けする本とは言いがたいし。

 2004年9月10日   黒猫から12年
 今日は講談社ノベルスも入手することができ、大漁の一日。というわけで、本日の購入本は
 「暗黒館の殺人」 綾辻行人(講談社ノベルス 上下巻)
 「Φは壊れたね Path Connected Φ broke」 森博嗣(講談社ノベルス)
 「嘘 猫」 浅暮三文(光文社文庫)
 「象られた力」 飛浩隆(ハヤカワ文庫JA)
 「秘 跡 (修道士カドフェル11)」 エリス・ピーターズ(光文社文庫)
 「くノ一忍法勝負 (山田風太郎忍法帖短篇全集6)」(ちくま文庫)

 とうとう「暗黒館」がこの手の中に。といっても手からはみだすサイズであるが・・・・・・。これは絶対読まねばならぬ書である。ちょうど、麻耶氏の「螢」も読み終わったところなので、さっそくこの週末から読み始めることにしよう。あぁ、どれほどこの日を待ち望んだことか。
 ところで次の作品は「“何”館」なのだろうか。

 森氏の新シリーズがいよいよ登場。とはいいつつも登場人物の名に“S&M”シリーズの面々の名が載っている。結局彼らのシリーズに戻るのだろうか? それとも・・・・・・。読んでみてのお楽しみ。

 浅暮氏の新作は光文社文庫書下ろしで登場。この前は創元推理文庫書下ろしであったが、それに続いてまたもや文庫での新刊か。本書は自伝的青春小説だそうな。

 買う予定はなかったのだが、よくよく著者名を見れば、あの「グランヴァカンス」を書いた人ではないか。初期中編4編を収めた作品だそうだ。これは間違いなく面白い作品であろう。期待しても裏切られることは無かろう。

 カドフェルシリーズは11作目。まだ3作目までしか読んでいない。早めに着手しなければ。

 買っているだけ、積読本シリーズ。山田氏の忍法帖短編全集は第6巻。これで折り返し地点か。

 2004年9月9日   講談社文庫は出たけれど
 まだ、講談社ノベルスが手に入らない。「暗黒館」いつこの手につかむ事ができるのだろう・・・・・・

 本日の購入本
 「月明かりの闇 フェル博士最後の事件」 ジョン・ディクスン・カー(ハヤカワ文庫)
 「火の神の熱い夏」 柄刀一(光文社文庫)
 「江戸川乱歩全集 第19巻 十字路」 (光文社文庫)

 とうとう、フェル博士最後の事件が文庫にて登場。この本はすでに原書房により出版されていて、もちろんのこと持っているのだが・・・・・・まだ読んでいなかった。この文庫化を機会に読んでみようかな。でも、内容がどうであれ“最後の事件”なんていわれてしまうと寂しくて、なんか読む気がしなくなってしまうんだよなぁ。

 柄刀氏の新刊は光文社文庫・書下ろし作品。南美希風という探偵のシリーズらしい。
 しかしこの本、光文社文庫20周年フェアということでの書下ろし文庫ということなのだが、祥伝社の400円文庫並のチープさである。なんか、最近の文庫書下ろしって良いイメージがないなぁ。

 今月の乱歩全集は第19巻で「十字路」。中味は、「防空壕」「大江戸怪物団」「十字路」「魔法博士」「黄金豹」「天空の魔人」の6本。


 と、いったところが今日の買い物なのだが、光文社文庫のうちの「カドフェルシリーズ11巻」と浅暮氏の新刊を買うことができなかった。明日にでも別の本屋をのぞいてみよう。講談社ノベルスと一緒に買うことができればよいのだが。

 2004年9月7日   ミステリーランドの行方
 ようやく講談社のHPに講談社ノベルスの書影がUPされていたので、そろそろ書店に並んでいることだろう。今日は買いにいけなかったので、明日にでも「暗黒館」を買いに行こう。

 そういえば、講談社のメールマガジンによると西尾氏の講談社ノベルスの本は少し遅れて月末になる予定だそうだ。「りすか」の発売の時といい、なんか同じことやっているような気が・・・・・・

 講談社のメールマガジンでさらに気になったことといえば、“ミステリーランド”の事が何も書かれていなかったこと! 今月、発売予定じゃなかったの!?
 一部で噂されていた歌野氏の「魔王城殺人事件」のことも書かれていなかったし、これは先送りという事か。どうなってるんだ、ミステリーランド。今後、本当に続くのか??

 2004年9月6日   次は何読むか
 講談社ノベルスの新刊がそろそろ出るはずなのだが、講談社のHPのほうに書影が出ていないので、まだ発売されてないのだろうか。これで7日発売となったら、こちらの地域では明後日ではないと買えなさそうである。これは確実性を狙い、本屋へ行くのは明後日にするか。


 と、少し新刊の発売があいているうちに、どんどん積読本を読みたいのだが次は何を読もうか。順当に考えれば麻耶氏の「螢」を読むべきなのだが、最近は「ミステリ・オペラ」「監獄島」「百器徒然草−風」と大作の連発で少々おなかいっぱいなところ。少しあっさりしたものをと言いたいところなのだが、そんなことを言っていたら「暗黒館」が出てしまう。それに今月は「生首に聞いてみろ」が出るかもしれないし、出ないかもしれない(←いまだに信じられない)。やっぱり「螢」を読もうかなぁ・・・・・・。

 2004年9月4日   朱雀
 本日の購入本
 「黄泉津比良坂、暗夜行路」 藤木稟(徳間文庫)

 藤木氏の本はこの朱雀シリーズのみを購入している。本書はシリーズ4作目であり、前作「黄泉津比良坂、血祭りの館」の続編となっている。といっても本書が出るまで「血祭りの館」は読まずに待っていたので、内容がどうなっているかはわからない。2冊続けて読むのがよりよい読み方であろうと思って楽しみに待っていた。といっても、いつ読むのかは、また別の話なのだが・・・・・・。
 しかし、この“朱雀シリーズ”は今いちメジャーにはなりきれていないように思える。1作目、2作目はまぁまぁだったと思うのだが、本書はどうだったのだろうか。続編も出ているようなので期待したいシリーズではある。


 講談社ノベルスはまだ出ていなかった。もしやと思ったのだけれども・・・・・・。今日出ていないとなると月曜になるか、火曜日と考えたほうが確実か? 今度本屋に行くのは火曜日にするかな。

 2004年9月3日   IWGP3
 本日の購入本
 「ネフィリム 超吸血幻想譚」 小林泰三(角川書店)
 「骨音 池袋ウエストゲートパークⅢ」 石田衣良(文春文庫)

 ようやく見つけた「ネフィリム」。あわてて1冊しか置いてなかった本に飛びついたために、若干美本とはいいがたいところがショック。内容は吸血鬼を扱ったもののようだが、雰囲気的に「AΩ」に近いような気が・・・。実際のところは読んでみなけりゃわからない。

 ウエストゲートパーク第三弾がようやく文庫化。石田氏の本は今のところこのシリーズしか買うつもりはないのだが、それはそれで楽しみにしているシリーズである。これって現代風ハードボイルドと言ってもよいのかな?

 2004年9月2日   あれこれ
 最近、よく巡回していた大手のミステリ系HPが立て続けに“更新停止”となっている。毎日のように見ていたところもあるので、非常に残念な気分である。あとはただ復活の日を心待ちにするのみ。

 昨日、本屋で白川道氏の新刊「崩れる日 なにおもう」を見つける。これはだいぶ前に発売されて、最近文庫化された「病葉流れて」の第3弾であり、完結編でもある。6月に2作目の「朽ちた花びら」花びらが出たばかりで、立て続けに出版されている。しかも来月には別の新刊も出るらしく、ここ何年かの停滞ぶりが嘘みたいだ。
 といいながら、「病葉流れて」を文庫で買ったばかりで読んでないので、「朽ちた」や「崩れる日」は文庫化を長い目で待つことにする。

 そういえば、あの原寮氏の新刊が11月に出るとの噂が流れ始めている。本当だとしたら、これも大変なことである。これで麻耶氏、綾辻氏、法月氏に続いて原氏の本までが出てしまったら本当にどうするんだろう。今年は豊作でも来年の凶作ぶりが怖い。

 先月の買い残し。「ネフィリム 超吸血幻想譚」 小林泰三(角川書店)。出ていると思うのだが・・・・・・

 2004年9月1日   どこの本屋でも見られる異常な光景
 今日、とある本屋へ行き、店に入る前に入り口のガラスドアから異様な光景を目撃した。なにやら本らしきものが異様なほどたくさん積んであるようなのだ。しかもその本がどれも同じ大きさに見える・・・・・・ということは同じ本がこんなにも大量に積んであるということなのか!
 そして店に入ってみると「あぁ、今日はハリー・ポッターの新刊が発売される日なのか」ということに気がつく。全国どこの書店でも目にする光景ではないだろうか。とはいうものの、それにしてもこの本の数多すぎやしないか!?

 というわけで、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 J・K・ローリング(静山社 上下巻セット)をしっかりと購入。

 実はちゃんと“ハリー・ポッター・シリーズ”購入して読んでいる。しかしこのシリーズ、ほとんど読み返していないために細部までは憶えていない。2巻くらいまでの内容は覚えているのだが、3巻あたりがあまり記憶にない。ハリーに囚われていた叔父さんとどうのこうのという話だったような、違ったような・・・・・・。
 何はともあれ、これも今年中にちゃんと読んでおきたい本である。