一言、二言

過去の一言、二言
 2018年9月29日  アリントン邸、再び・・・・・・購入
 今週の購入本
 「ベルリンは晴れているか」 深緑野分(筑摩書房)
 「犯罪乱歩幻想」 三津田信三(角川書店)
 「夏を取り戻す」 岡崎琢磨(ミステリ・フロンティア)
 「死の実況放送をお茶の間へ」 パット・マガー(論創海外ミステリ215)
 「サンダルウッドは死の香り」 ジョナサン・ラティマー(論創海外ミステリ217)
 「アリントン邸の怪事件」 マイケル・イネス(論創海外ミステリ218)

 論創海外ミステリの新刊が出るのは来週かと思っていたのだが、本日書店に並んでいたのを発見し、購入。

 その際、買うかどうか迷っていたのが「アリントン邸の怪事件」。これは以前、長崎出版の“Gem Collection”から出ており、既読。再出版するのであれば文庫でよいと思われるのだが、何故か再単行本化された。

 軽くあとがきを読んだ限りでは、誤訳等を直した新訳となっているそうなので、訳者が何かを感じて新たに出版し直したかったということなのかもしれない。まぁ、それでも読むのはしばらく後回しでもよいかなと。

 2018年9月22日  今年の復刊フェア作品も
 今週の購入本
 「ドッペルゲンガーの銃」 倉知淳(文藝春秋)
 「叙述トリック短編集」 似鳥鶏(講談社)
 「放課後の名探偵」 市川哲也(創元推理文庫)
 「あやかしの裏通り」 ポール・アルテ(行舟文化)
 「泥棒は銀のスプーンを数える」 ローレンス・ブロック(集英社文庫)
【2018年 東京創元社 復刊フェア】
 「黒いアリバイ」 ウィリアム・アイリッシュ(創元推理文庫)
 「フレンチ警部最大の事件」 F・W・クロフツ(創元推理文庫)
 「ねじの回転」 ヘンリー・ジェイムズ(創元推理文庫)

「ねじの回転」って、ミステリではないようであるが、小説としては有名作のよう。いままで読んだことがないので(読んだことはないがタイトルは知っていた)、これを機に読んでみたい。ただ、今は今年中に読まなければならない本が多数あるので、「ねじの回転」を今年中に着手できるかは微妙。というか、今年読み逃せば、来年以降は積読本となってしまいそうな気が・・・・・・

 2018年9月15日  気になっていた“QJKJQ”
 今週の購入本
 「グラスバードは還らない」 市川憂人(東京創元社)
 「黄色館の秘密 新装版」 折原一(光文社文庫)
 「キッド・ピストルズの冒涜」 山口雅也(光文社文庫)
 「君の隣に」 本多孝好(講談社文庫)
 「QJKJQ」 佐藤究(講談社文庫)
 「世界推理短編傑作集2 【新版】」 江戸川乱歩編(創元推理文庫)

 江戸川乱歩賞を受賞した「QJKJQ」。問題作と言われ(たぶん)、話題になっていたような、そんな気が。そうしたことから文庫化したら是非とも読みたいと思っていたので、即購入。どんな内容かは、あえて情報を入れず、先入観無しで読もうと思っている。今年中に読み終えることを目標としておきたい。

 2018年9月8日  久々の国名シリーズ
 今週の購入本
 「インド倶楽部の謎」 有栖川有栖(講談社ノベルス)
 「メーラーデーモンの戦慄」 早坂吝(講談社ノベルス)
 「アリバイ崩し承ります」 大山誠一郎(実業之日本社)
 「紅殻駱駝の秘密」 小栗虫太郎(河出文庫)
 「中野のお父さん」 北村薫(文春文庫)
 「元年春之祭」 陸秋槎(ハヤカワミステリ)
 「月光殺人事件」 ヴァレンタイン・ウィリアムズ(論創海外ミステリ)

 有栖川有栖氏の久々の国名シリーズ。結構分厚い本となっているので、てっきり短編集かと思いきや、なんと長編作品。これは読見応えがありそう。

 2018年9月1日  島田荘司最新刊
 最近の購入本
 「鳥居の密室: 世界にただ一人のサンタクロース」 島田荘司(新潮社)
 「鍵のかかった部屋 5つの密室」 似鳥鶏他(新潮文庫nex)
 「監禁面接」 ピエール・ルメートル(文藝春秋)
 「七人のイヴ 3」 ニール・スティーヴンスン(新・ハヤカワSF)

 島田氏の最新刊「鳥居の密室」が新潮社より刊行。それと同時に、新潮文庫nexから刊行されたアンソロジー、「鍵のかかった部屋」にも島田氏は参加している。

 なんでも、この「鍵のかかった部屋」に収録する短編を構想しているうちに長編へとアイディアがふくらんでいったとのこと。そんなわけで、その短編と「鳥居の密室」はちょっと関係があるらしい。とはいえ、どちらも読まなければいけないというわけではないようだが。

 まぁ、両方の作品を買ってみたので、とりあえず読み比べてみようと思う。どんな感じになっているのやら。