今週の購入本
「現代中国SFアンソロジー 折りたたみ北京」 ケン・リュウ編(新・ハヤカワSF)
「墓標なき街」 逢坂剛(集英社文庫)
「月下の蘭/殺人はちょっと面倒」 小泉喜美子(創元推理文庫)
そういえば中国のSFアンソロジーなんて今まであっただろうか? それよりも中国人のSF作品自体もあまり読んだ覚えがない。
そんなわけでケン・リュウの名前が軽く使われているのは、いかにもであるが、興味を惹かれるのは事実。どんなできばえなのか、読みのが楽しみ。
ふと思ったが、テッド・チャンは中国系アメリカ人であったか。
2018年2月10日 “かい”ではなく“きざはし”
今週の購入本
「SFが読みたい! 2018年版」(早川書房)
「雪の階」 奥泉光(中央公論新社)
「海妖丸事件」 岡田秀文(光文社文庫)
「血染めの鍵」 エドガー・ウォーレス(論創海外ミステリ202)
「盗 聴」 ザ・ゴードンズ(論創海外ミステリ203)
奥泉氏の新刊「雪の階」(ゆきのきざはし)。奥泉氏の新刊は文庫化してから買うことが多いのだが、今月は購入予定本のなかに新刊書籍が少ないので、なんとなく購入。二・二六事件を舞台としたミステリーロマンとのこと。せっかくの“二・二六”ということなので今月中に読むと気分が高まりそう(?)。
2018年2月3日 タラント氏、再び!
今週の購入本
「タラント氏の事件簿[完全版]」 C・デイリー・キング(創元推理文庫)
以前、新樹社から「タラント氏の事件簿」という作品が出ていたのだが、それが創元社により復刊。さらには、未収録であった4つの短編を含んでの“完全版”。
そんなわけで、「タラント氏の事件簿」は既読であるのだが、久しぶりに完全版で味わい直してみようと購入。
ちなみにお薦めは、短編のひとつ「<第四の拷問>」。読んだことのない人は、是非ともご覧あれ。