一言、二言

過去の一言、二言
 2018年2月24日  中国のSFアンソロジー
 今週の購入本
 「現代中国SFアンソロジー 折りたたみ北京」 ケン・リュウ編(新・ハヤカワSF)
 「墓標なき街」 逢坂剛(集英社文庫)
 「月下の蘭/殺人はちょっと面倒」 小泉喜美子(創元推理文庫)

 そういえば中国のSFアンソロジーなんて今まであっただろうか? それよりも中国人のSF作品自体もあまり読んだ覚えがない。

 そんなわけでケン・リュウの名前が軽く使われているのは、いかにもであるが、興味を惹かれるのは事実。どんなできばえなのか、読みのが楽しみ。

 ふと思ったが、テッド・チャンは中国系アメリカ人であったか。

 2018年2月10日  “かい”ではなく“きざはし”
 今週の購入本
 「SFが読みたい! 2018年版」(早川書房)
 「雪の階」 奥泉光(中央公論新社)
 「海妖丸事件」 岡田秀文(光文社文庫)
 「血染めの鍵」 エドガー・ウォーレス(論創海外ミステリ202)
 「盗 聴」 ザ・ゴードンズ(論創海外ミステリ203)

 奥泉氏の新刊「雪の階」(ゆきのきざはし)。奥泉氏の新刊は文庫化してから買うことが多いのだが、今月は購入予定本のなかに新刊書籍が少ないので、なんとなく購入。二・二六事件を舞台としたミステリーロマンとのこと。せっかくの“二・二六”ということなので今月中に読むと気分が高まりそう(?)。

 2018年2月3日  タラント氏、再び!
 今週の購入本
 「タラント氏の事件簿[完全版]」 C・デイリー・キング(創元推理文庫)

 以前、新樹社から「タラント氏の事件簿」という作品が出ていたのだが、それが創元社により復刊。さらには、未収録であった4つの短編を含んでの“完全版”。

 そんなわけで、「タラント氏の事件簿」は既読であるのだが、久しぶりに完全版で味わい直してみようと購入。

 ちなみにお薦めは、短編のひとつ「<第四の拷問>」。読んだことのない人は、是非ともご覧あれ。