一言、二言

過去の一言、二言
 2017年11月25日  年に1度のIN・POCKET
 今週の購入本
 「IN・POCKET」(講談社文庫)
 「コードネーム・ヴェリティ」 エリザベス・ウェイン(創元推理文庫)
 「青鉛筆の女」 ゴードン・マカルパイン(創元推理文庫)

 「シミュラクラ <新訳版>」 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫SF)
 「十字路に立つ女」 逢坂剛(角川文庫)
 「レオナルドの扉」 真保裕一(角川文庫)
 「ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人」 中山七里(角川文庫)

 どこよりも早いミステリランキング、「文庫翻訳ミステリーベスト10」目当てに、年に一度のIN・POCKETを購入。そして、そのランキングを参考にさっそく2冊の本を購入。

 どちらも創元推理文庫で「コードネーム・ヴェリティ」と「青鉛筆の女」。聞いたことのない作家なので、ひょっとすると日本に紹介されるのは初めてなのかもしれない。今年は、海外ミステリ作品で、良いと思った作品が少なかったので、年末のランキングにむけて、これらで補充。といっても、年末に読めるかな・・・・・・いや、読まないわけにはいかないであろう。

 2017年11月18日  とぎれない、中山七里積読
 今週の購入本
 「アポロンの嘲笑」 中山七里(集英社文庫)

 よくぞ、ここまで新刊を出し続けられるなと。最近、中山氏の作品は文庫化したもので読んでいるのだが、積読がなかなかとぎれない。今日、ようやく「月光のスティグマ」を読み終えることができそうと思いきや、この新刊を購入することによって、中山氏の未読本がたまることに。さらにいえば、購入はしていないが、単行本での新刊が今週本屋に並んでいたりする。まだまだ文庫化されていない作品が多々あり、今後もどんどんと出てくるであろう。今のところは、文庫作品を全部読み続けているのだが、この勢いについていくことができるかどうか。

 2017年11月11日  蒲生邸をもう一度
 今週の購入本
 「さよならは明日の約束」 西澤保彦(光文社文庫)
 「キャプテンサンダーボルト 上下」 伊坂幸太郎・阿部和重(文春文庫)
 「蒲生邸事件 <新装版>上下」 宮部みゆき(文春文庫)
 「サーチライトと誘蛾灯」 櫻田智也(ミステリ・フロンティア)
 「素性を明かさぬ死」 マイルズ・バートン(論創海外ミステリ196)

 宮部みゆき氏の「蒲生邸事件」は既読であるのだが、ずいぶんと昔に読んだので、ここに感想は書かれていない。また、内容に関してもすっかり忘れてしまっているので、久々に再読してみようかなと。来年あたりは、宮部氏の作品を何冊か読み直してみようかと思っている。それと積読となっている「ソロモンの偽証」も忘れてはならないのだが・・・・・・

 2017年11月4日  奇想天外
 今週の購入本
 「奇想天外 21世紀版アンソロジー」 山口雅也(南雲堂)
 「奇想天外 復刻版アンソロジー」 山口雅也(南雲堂)
 「花嫁のさけび」 泡坂妻夫(河出文庫)
 「海鰻荘奇談」 香山滋(河出文庫)
 「ピカデリーパズル」 ファーガス・ヒューム(論創海外ミステリ197)

 その存在については知らなかったが、かつて「奇想天外」という雑誌があったとのこと。それを復刻し、しかも現代版までもが山口氏の手によって刊行されてしまった。“かつて”と“現在”が読めるなんてなんて贅沢な。内容が良ければ、是非とも季刊くらいのペースで・・・・・・と言いたいところだが、実際のところ儲けが出なければ難しいんだろうなぁ。