一言、二言

過去の一言、二言
 2017年10月28日  年に1度のディーヴァー・デイ
 今週の購入本
 「スティール・キス」 ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋)

 今年も、漏れなくしっかりと新刊を刊行してくれているジェフリー・ディーヴァー。去年はキャサリン・ダンスのシリーズであったが、今年はお待ちかねのリンカーン・ライムのシリーズ。

 読むのが楽しみな反面、年末にて、今年中に読んでおかなければならない本が山と成してきてつらくもある。

 2017年10月21日  貴志氏、新刊
 今週の購入本
 「隣接界」 クリストファー・プリースト(新・ハヤカワSF)
 「銀河の壺直し <新訳版>」 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫SF)
 「ミステリークロック」 貴志祐介(角川書店)
 「消人屋敷の殺人」 深木章子(新潮社)
 「その絆は対角線」 円居挽(創元推理文庫)
 「ダブル・フォールト」 真保裕一(集英社文庫)

 貴志氏の新刊が久々に登場。防犯コンサルタントのシリーズで短編集であるから、あっさり目の作品になってしまうのかなと思っていたら、実物はなかなかの分厚さ。見た目だけの話だが、これは読見応えがありそうな。早めに着手して、なんとしてでも今年中には読み上げたい。

 2017年10月14日  全て今年中に・・・・・・
 今週の購入本
 「転生の魔 私立探偵飛鳥井の事件簿」 笠井潔(講談社)
 「賛美せよ、と成功は言った」 石持浅海(ノン・ノベル)
 「屍人荘の殺人」 今村昌弘(東京創元社:第27回鮎川哲也賞受賞作)
 「罪責の神々 リンカーン弁護士 上下」 マイクル・コナリー(講談社文庫)

 今回購入した作品は、どれもなかなかのしろもの。久しぶりの笠井氏の新刊は私立探偵飛鳥井シリーズ。石持氏はノン・ノベルからの例のシリーズ。東京創元社からは、今年の鮎川哲也賞受賞作。そして、コナリーの今年2冊目となる新刊。

 どれも、絶対今年中に読んで、年末のランキングに備えなければ!! 例によって毎年のことであるあが、9月くらいから、どんどんと読みたい本が刊行され、どんどんと積読となっていっている。最近、涼しくなってきたので、読書のピッチも上げてゆかなければ。

 2017年10月7日  メフィスト賞ではない、講談社ノベルスからの新人の作品
 今週の購入本
 「東海道新幹線殺人事件」 葵瞬一郎(講談社ノベルス)
 「鉄道探偵団 まぼろしの踊り子号」 倉阪鬼一郎(講談社ノベルス)
 「Mの女」 浦賀和宏(幻冬舎文庫)
 「鉄鎖殺人事件」 浜尾四郎(河出文庫)
 「見知らぬ乗客」 パトリシア・ハイスミス(河出文庫)
 「キリング・ゲーム」 ジャック・カーリイ(文春文庫)
 「死者はふたたび」 アメリア・レイノルズ・ロング(論創海外ミステリ194)
 「〈サーカス・クイーン号〉事件」 クリフォード・ナイト(論創海外ミステリ195)

 今回の講談社ノベルスの新刊は、どうやら鉄道ミステリを集ったもののよう。そのなかに倉阪氏の新刊までが入っている。

 そして注目すべき作品は「東海道新幹線殺人事件」 葵瞬一郎。この作家、この作品がデビュー作とのこと。講談社ノベルスからの新人作品と言えば“メフィスト賞”というイメージがあるのだが、この作品はそれとは別ということらしい。

 この鉄道ミステリフェアに入れられた新人の作品。どんな風に仕上げられているのか、読むのが楽しみである。