今週の購入本
「主の変容病院・挑発」 スタニスワフ・レム(国書刊行会スタニスワフ・レム・コレクション)
「悪女の品格」 辻堂ゆめ(ミステリ・フロンディア)
「行き先は特異点 年刊日本SF傑作選」 大森望/日下三蔵編(創元SF文庫)
スタニスワフ・レム・コレクション、全6巻出そろったか・・・・・・って、1巻目の「ソラリス」が出たのが2004年9月! ちょっと全部揃うまで長いんじゃない!!
むしろ、よくぞ忘れずに、出し続けたよな。また、これを購入し続けた読者もなんて気の長い・・・・・・。
そんなわけで、ようやく出そろったところで・・・・・・そろそろ読まないと。まだ2冊しか読んでいない。それくらいのペースでしか読まないのだから、ゆっくり出しましたと言われてしまいそう。
2017年7月22日 高くても・・・・・・買わないわけには
今週の購入本
「鮎川哲也 探偵小説選」(論創ミステリ叢書)
「紅城奇譚」 鳥飼否宇(講談社)
「T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか」 詠坂雄二(光文社)
「月夜に溺れる」 長沢樹(光文社)
「わざと忌み家を建てて棲む」 三津田信三(中央公論新社)
「エクソダス症候群」 宮内悠介(創元SF文庫)
「探偵が早すぎる 下」 井上真偽(講談社タイガ)
ちょっと多かった・・・・・・。しかも「鮎川哲也 探偵小説選」は税込みで4000円を超えてしまう。最近購入していなかった論創ミステリ叢書であるが、この探偵小説選、なんと「白の恐怖」がまるまる入っていたり、未完の遺稿「白樺荘事件」が収録されていたりと、鮎川氏のファンであれば買わないわけにはいかない作品。
特に長編「白の恐怖」は、全然復刊されず、いまや幻の作品。個人的にも鮎川氏の長編で読んでいないのは「白の恐怖」だけであるので、これでようやく全ての長編をコンプリートすることができるというもの。そう考えれば大散財もいたしかたない。
2017年7月15日 再読本の購入
今週の購入本
「ドローン探偵と世界の終わりの館」 早坂吝(文藝春秋)
「星降り山荘の殺人 <新装版>」 倉知淳(講談社文庫)
「修羅の終わり 上下 <新装版>」 貫井徳郎(講談社文庫)
「生還者」 下村敦史(講談社文庫)
早坂氏の新刊はだんだんと単行本と言えども、読み逃すことができなくなってきたな(一冊未読作品あり)。今後は積極的に買っていこうかな。
そして「星降り山荘の殺人」と「修羅の終わり」は、一度読んでいるのだが、新装版の発売を機に、再読してみようかと。最近、こういった新装版の出版が多いので、読み逃した作品とかがうまい具合に再発行してくれればなと期待している。
2017年7月8日 航空サスペンス
今週の購入本
「晩夏の墜落」 ノア・ホーリー(ハヤカワミステリ)
ハヤカワミステリの新作を購入。墜落した飛行機の生存者を巡るサスペンスミステリとのこと。読んだことのない設定なので、興味を覚えて購入。また、文庫と同時発売という事で、早川書房が力を入れて刊行した作品と言えよう。これは期待して(今年中には)読みたい。
2017年7月1日 最後のフロスト
今週の購入本
「わざわざゾンビを殺す人間なんていない。」 小林泰三(一迅社)
「Y駅発深夜バス」 青木知己(ミステリ・フロンティア)
「月光のスティグマ」 中山七里(新潮文庫)
「フロスト始末 上下」 R・D・ウィングフィールド(創元推理文庫)
「書架の探偵」 ジーン・ウルフ(新・ハヤカワSF)
フロストのシリーズもとうとう最終巻。というのも、著者のウィングフィールド氏が既に亡くなってしまっているから。
これでフロストのシリーズが読めないのかと思うと残念ではあるのだが、もう少し早く訳せなかったのかなとも思ってしまう。
前作が訳されてから、何年経っているのやら・・・・・・
といいつつも、そのおかげで最終巻を読むタイミングを伸ばすことができたのも確か。