このところ角川文庫から黒川氏の作品が文庫化されたり、新装版がでたりしていて、それらを買い続けていたら、読むのが追いつかなくなっていった。特に、読んでいなかった“疫病神シリーズ”を読んでみようと過去の作品を買い続けたものの、いまだ消化できず。今回購入した「破門」にたどり着くのはいつのことやら・・・・・・
本日の購入本
「IN・POCKET」 講談社文庫
「詩人と狂人たち <新訳版>」 G・K・チェスタトン(創元推理文庫)
「深夜の市長」 海野十三/日下三蔵編(創元推理文庫)
「月と太陽の盤」 宮内悠介(光文社)
SF作家の宮内氏が本格ミステリを書いたとのことで、書店で見かけて衝動買いしてしまった「月と太陽の盤」。
それはさておき、今年最初のランキング、IN・POCKETによる文庫翻訳ミステリー・ベスト10が発売された。予想通り、コナリーやウィンズロウの作品が取り上げられる中、気になるのは、この2冊。
「熊と踊れ」 (ハヤカワ文庫)
「拾った女」 (扶桑社ミステリー文庫)
実は「熊と踊れ」は評判を聞きつけ、すでに購入済み。しかし、その分厚さに躊躇して手が付けられず。今年中に読むのはちょっときつそうな・・・・・・。それと、とりあえず「拾った女」は買っておこうかな。
2016年11月12日 面白いかな? 「メソッド15/33」
今週の購入本
「緑の髪の娘」 スタンリー・ハイランド(論創海外ミステリ)
「アーチー・グッドウイン少佐編 ネロ・ウルフの事件簿」 レックス・スタウト(論創海外ミステリ)
「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」 ピーター・トライアス(新ハヤカワSF)
「メソッド15/33」 シャノン・カーク(ハヤカワ文庫)
「オシリスの眼」 R・オースティン・フリーマン(ちくま文庫)
「消えたダイヤ」 森下雨村(河出文庫)
「無縁旅人」 香納諒一(文春文庫)
「本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド」 喜国雅彦・国樹由香(講談社)
先月分の未購入分も含めて色々と購入。そのなかでの注目本は「メソッド15/33」。この著者のデビュー作とのこと。内容と表紙が気になって、衝動買い。妊娠中の天才女子高生が何者かにさらわれ、監禁。しかし、その天才的な頭脳を駆使して、限られた道具を使い、脱出と復讐をもくろむという作品だそうだ。あらすじを読んだ限りだと期待できそうだが、実際にはどんな感じなのか!? これは是非とも今年中に読んでおきたい!
2016年11月5日 そろそろ歌野氏のガッツリとした長編を
今週の購入本
「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」 歌野晶午(角川書店)
歌野氏の新刊は短編集。近年出版された歌野氏の新刊を見渡しても“これ”といった作品が見受けられない。「密室殺人ゲーム2.0」以降の作品は微妙な感じ。そろそろガッツリとした歌野作品を読みたいものだが・・・・・・と言っても、まだこの「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」が良くないと決まったわけではないわけで。