「天冥の標」の9巻が終わりを迎え、いよいよ残すのは最終巻のみとなる。来年度に出る予定だそうだが、何巻になるか(何分冊になるか、と言った方が分かりやすいか)わからないそうである。それでも、帯に最終巻まで連続リリースと書かれているので、怒涛の勢いでフィナーレを迎える・・・・・・とはいうものの、実際に出てみなければ来年中に終わるかどうかもわからないのだが。
今週の購入本
「ジェリーフィッシュは凍らない」 市川憂人(東京創元社)
「煽動者」 ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋)
「生ける死者に眠りを」 フィリップ・マクドナルド(論創海外ミステリ175)
「アンジェリーナ・フルードの謎」 R・オースティン・フリーマン(論創海外ミステリ179)
「消えたボランド氏」 ノーマン・ベロウ(論創海外ミステリ180)
論創海外ミステリは、9月分に加え、出版が遅れていたフィリップ・マクドナルドの作品も含めて、3冊購入。
そして、注目本はなんといっても第26回鮎川哲也賞受賞作である「ジェリーフィッシュは凍らない」。何故注目かというと、昨年度この賞は“該当者なし”であったから。というわけで一年熟成されたこの賞(表現がおかしいか!?)、満を持して出てきた新人の作品を読まないわけにはいられない。
2016年10月8日 2016年 創元推理文庫 復刊フェア
本日の購入本
「傷だらけのカミーユ」 ピエール・ルメートル(文春文庫)
「11/22/63 上中下」 スティーヴン・キング(文春文庫)
「二つの密室」 F・W・クロフツ(創元推理文庫)
「灰色の部屋」 イーデン・フィルポッツ(創元推理文庫)
「緑のカプセルの謎 <新訳版>」 ジョン・ディクスン・カー(創元推理文庫)
2016年、創元推理文庫“復刊フェア”の作品をようやく買うことができた。今回は、いつものクロフツのと、フィルポッツのとを2作品購入。「灰色の部屋」は持っていなかったので、復刊してくれて非常にありがたい。近年のフィルポッツ復刊の波に乗ったのかもしれない。
あと、残念だったのは、今回クレイトン・ロースンの「棺のない死体」も復刊されたのだが、こちらは既に持っている。できれば「首のない女」という作品が欲しかったのだが、こちらは創元推理文庫の作品ではないのかな?
2016年10月3日 あと残り3か月であるが
今年も残り、あと3か月。この3か月のうちに何冊の本が読めるであろうか? 積読にせず、今年中に読んでおきたい本は・・・・・・
フィリップ・カーの「死者は語らずとも」、マイクル・コナリーの「転落の街」、ジョン・ハートの「終わりなき道」
深緑野分の「分かれ道ノストラダムス」、平石貴樹の「松谷警部と向島の血」、連城三紀彦の「わずか一しずくの血」
これだけでなく10月に発売予定の、ディーヴァー、ルメートルの新作なども読み逃すわけにはいかない。さて、これらだけでも本当に年内に読み終えることができるのかどうか・・・・・・