一言、二言

過去の一言、二言
 2016年3月26日  「ケムール・ミステリー」をいただきましたー
 本日の購入本

 「武蔵野アンダーワールド・セブン 意地悪な幽霊」 長沢樹(東京創元社)
 「宇宙軍士官学校−前哨− 10」 鷹見一幸(ハヤカワ文庫)
 「繚 乱」 黒川博行(角川文庫)

 先月に引き続き長沢氏の新刊が登場。以前に出た“武蔵野アンダーワールド・セブン”の続編のようである。続編というか、シリーズ化されるのであろうか? 前作を読んだ限りでは、1作のみとなるのかと思っていたのだが、果たしてどのように続けられるのか? まぁ、確かに濃い設定のキャラクタはちらほらと出ていたような気がするので、シリーズとなっても面白いのかもしれない。

 2016年3月24日  「ケムール・ミステリー」をいただきましたー
 原書房様から本をいただきました。ありがとうございます。

 「ケムール・ミステリー」 谺健二(原書房)

 まさか、谺健二氏の新刊が読めるとは・・・・・・。前に新刊を書いてから何年たっているやら。もう小説は書かないのかと思っていたので、こうして新刊が出てくれて非常にうれしい。帯やカバーに書いてあるあらすじでは、あまり内容がわからないので、これは読んでのお楽しみという事で。早めに手を付けるべきか。暇なときにゆっくりと読むべきか。まぁ、あれこれ考えずに早々に読みたいという気持ちの方が強い。

 2016年3月19日  名探偵・三途川理 復活
 本日の購入本

 「ワスレロモノ 名探偵三途川理VS.思い出泥棒」 森川智喜(講談社タイガ)
 「追憶の夜想曲」 中山七里(講談社文庫)

 今まで講談社BOXから出ていた名探偵三途川理シリーズが講談社タイガにより復活。特に思い入れがあるというわけではないのだが、淡々と講談社文庫として文庫落ちしたものを読み続けている。今週、先月文庫化されたばかりの「踊る人形」を読んだばかり。講談社BOXで読み続けていた人にとっては久しぶりであろうが、文庫で読んでいる私は、すぐに続編が読める分、得した気分。

 ちなみにシリーズといっても、どの話も続いているわけではないので、どこから読んでも大丈夫。とはいえ、探偵役の奇妙な立ち位置により、最初の作品くらいは読んでおいた方が、残りの作品も違和感なく読めるようになるかもしれない。

 2016年3月18日  「背 律」をいただきましたー
 原書房様から本をいただきました。ありがとうございます。

 「背 律」 吉田恭教(原書房)

 この吉田恭教氏の作品は今まで読んだことがなかったので、知らない作家であるのだが、どうやら第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞した人とのこと。そのときの受賞作は「変若水」。この作品は読んでいないのだが、タイトルには覚えがある。その後もしっかりと作品を出していたもよう。今回の「背律」は医療サスペンス・ミステリーとのこと。どのような内容になっているのか、読むのが楽しみである。

 2016年3月12日  昔のボイー・ミーツ・ガール代表作
 本日の購入本

 「涙香迷宮」 竹本健治(講談社)
 「暁の死線 <新版>」 ウィリアム・アイリッシュ(創元推理文庫)

「暁の死線」は、「幻の女」と並んでアイリッシュの代表作と言っても良いであろう。ただし、それぞれの内容はちょっと違い、今回新版として出た「暁の死線」は、故郷を同じくする男女が偶然出会い、現在の生活から脱却しようというもの。ずいぶん昔に読んだ作品なのであるが、後味が良い作品であったことを覚えている。タイトルのみを見ると、なんか堅苦しく感じられるかもしれないが、若い人たちに広く読んでもらいたい作品。

 2016年3月5日  マイクル・コーニイ
 本日の購入本

 「誰も僕を裁けない」 早坂吝(講談社ノベルス)
 「正義をふりかざす君へ」 真保裕一(徳間文庫)
 「ガソリン生活」 伊坂幸太郎(朝日文庫)
 「ブロントメク!」 マイクル・コーニイ(河出文庫)

 マイクル・コーニイっていうと「ハローサマー、グッドバイ」という作品の印象しかない。他の作品を読もうにも昔、サンリオSF文庫から出ていたようではあるが、現在では手に入らない。そうして復刊されたのがこの「ブロントメク!」。「ハローサマー、グッドバイ」に並ぶ名作と言われているそうだが、本当かな? また、昔サンリオ文庫から出ていた分を抜いても、まだ未訳作品が多数ある。今後、訳されてゆくことになるのかな?