さて、とうとう年も明けたが、今年の読書はどうなるか。年々、年のせいか、読書量が落ちつつあるような。そこは、がんばって今年も自分ランキングができるくらいは、きっちりと読んでいきたい。
ただ、年々、本格ミステリの出版量が減っていることもあって、過去の作品を読み返すことが多くなっている。それはそれで楽しいのだが、できれば新たに本格ミステリを書く作家がどんどんと出てくれることを願いたい。また、未訳の古典本格ミステリの刊行も希望したい。
昨年の読み残しとしては、なんといっても「ミレニアム4」。これは、今月、来月くらいには、しっかりと読んでおきたい。他にも、これは毎年言っていることなのだが、SF小説の積読をもう少しなんとかしたいものである。
今週の購入本
「ルーンレイクの悲劇」 ケネス・デュアン・ウィップル(論創海外ミステリ)
「噂のレコード原盤の秘密」フランク・グルーバー(論創海外ミステリ)
「ブラック・ヴィーナス」 城山真一(宝島社:このミス大賞)
「悪霊の島 上下」 スティーヴン・キング(文春文庫)
「桜と富士と星の迷宮」 倉阪鬼一郎(講談社ノベルス)
「ブラウン神父の知恵」 G・K・チェスタトン(ちくま文庫)
「ジャック・リッチーのびっくりパレード」 ジャック・リッチー(ハヤカワミステリ)
今年のこのミス大賞は「ブラック・ヴィーナス」という作品。株取引に関する経済サスペンスとのこと。
論創海外ミステリ新刊のフランク・グルーバーっていう作家、どこかで聞いたことがあると思いきや「海軍拳銃」や「フランス鍵の秘密」(どちらもハヤカワミステリ)を書いた人。これらの作品で活躍したジョニーとサムのコンビがこの「噂のレコード原盤の秘密」でも登場する。これはなつかしい。是非とも早々に読みたい作品。
2016年1月4日 新年のご挨拶
みなさん、あけまして おめでとうございます。
今年も よろしくお願いいたします。
年末年始、いっぱい本を読んだので、週末までにいそいそと感想を書いて、1月10日(日)に、まとめて更新しようと思います。
<私的新刊情報>のほうは更新しました。
こんな感じで、また今年もがんばって本を読んでまいりたいと思います。
皆さま、今年もごひいきに!