一言、二言

過去の一言、二言
 2015年8月29日  新訳・復刊作品をまた
 本日の購入本
 「偽りの楽園」 トム・ロブ・スミス(新潮文庫:上下巻)
 「戦場のコックたち」 深緑野分(東京創元社)
 「もう過去はいらない」 ダニエル・フリードマン(創元推理文庫)
 「まるで天使のような」 マーガレット・ミラー(創元推理文庫)
 「プリズムの瞳」 菅浩江(創元SF文庫)

 今回購入した新訳・復刊作品「まるで天使のような」。マーガレット・ミラー、という作家についてなのだが、なんとなく名前を知っていたような知らないような。たぶんこの作家の作品は今まで読んだことがないと思う。この作品名については、今まで全然聞いたことがなかったような。それが復刊されたという事で、なにとはなしに購入。面白いのかな? 今年中に読めるのかな?

 2015年8月22日  新訳・復刊・新作
 本日の購入本
 「九尾の猫〔新訳版〕」 エラリイ・クイーン(ハヤカワ文庫HM)
 「密造人の娘〔新版〕」 マーガレット・マロン(ハヤカワ文庫HM)
 「楽園炎上」 ロバート・チャールズ・ウィルスン(創元SF文庫)

「九尾の猫」は持っていて、既読であるのだが、新訳ということで購入。読んでからだいぶたつので、再読もいいかも。

「密造人の娘」は、全然知らなかった作品。復刊されるという事もあり、それだけ良い作品なのではないかと思い購入。これは、早めに読んでみたい。

 2015年8月16日  盆もおしまい
 先週のの購入本まとめて
 「モノクローム・レクイエム」 小島正樹(徳間書店)
 「黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿」 篠田真由美(講談社文庫)

 盆のわりには、新刊が出ていたりした。先週は講談社文庫の発売日。購入し続けている“桜井京介の事件簿”文庫版も残すところあと1冊。最終巻は来年あたり、出るのかな?

 2015年8月11日  だれがこの本を購入したの?
 本日の購入本
 「だれがダイアナを殺したの?」 ハリントン・ヘクスト(論創海外ミステリ152)

 これ、買おうかどうか迷ったのだが、論創海外ミステリは全て購入しているので、買うことに踏み切った。というのも、この作品は今年新訳にて復刊されたイーデン・フィルポッツの「だれがコマドリを殺したのか?」と同じ作品だからである。しかも先月「だれがコマドリを殺したのか?」を読了。

 元々はハリントン・ヘクスト名義で出版された作品。この2冊の違いというと、“ダイアナ”のほうは原初のイギリス版、“コマドリ”のほうはアメリカ版とのこと。

 私の勝手な予想では、論創社が絶版となっていた「誰がコマドリを殺したのか?」のイギリス版を翻訳して出版しようと考えていたところ、出版する前に創元推理文庫の復刊が出てしまったのではないかと考えている。

 まぁ、いくらイギリス版と言っても内容はそう変わらないだろうから急いで読む必要はないだろう(永遠の積読か?)。それとも、両者の比較をするために、早めに読んでおいた方がいいのだろうか? 気の向くまま、読む気になったままというところで。

 2015年8月10日  本をいただきましたー
 原書房様から本をいただきましたー。ありがとうございます。

 「ミネルヴァの報復」 深木章子(原書房:ミステリー・リーグ)

 ミステリー・リーグの最新刊は、個人的に一押しの深木章子氏の作品。ミステリー・リーグに、早くも三冊目の刊行となる。

 今回の作品は、裁判所で死体が発見されるという事件を描いたもの。どうやらお得意の弁護士の世界を中心とした内容であるらしい。あらすじを読んでも、あまり詳しい内容はわからないので、そこは読んで堪能していきたい。今月中に読めるかな?

 2015年8月8日  このミステリーが?
 本日の購入本
 「潜伏者」 折原一(文春文庫)
 「髑髏の檻」 ジャック・カーリイ(文春文庫)
 「RPGスクール」 早坂吝(講談社ノベルス)
 「複成王子」 ハンヌ・ライアニエミ(新・ハヤカワSF)
 「このミステリーがひどい!」 小谷野敦(飛鳥新社)

「このミステリーがひどい!」は、ミステリー嫌いであるという著者が書く評論集。といっても、実は“毎年のようにすごいミステリーが出ているわけではない!”ということを強調しているようである。ミステリー批判というよりは、ミステリーのランキングや宣伝媒体批判のようにも思えるのだが、読んでみるとどうであろう。意外とそこにミステリ愛を感じることができるのでは!?

 2015年8月1日  「ユダの窓」創元推理文庫で
 本日の購入本
 「王とサーカス」 米澤穂信(東京創元社)
 「ユダの窓」 カーター・ディクスン(創元推理文庫)
 「新車のなかの女 <新訳版>」 セバスチアン・ジャプリゾ(創元推理文庫)
 「獏鸚 名探偵帆村荘六の事件簿」 海野十三/日下三蔵編(創元推理文庫)

 カーター・ディクスンの「ユダの窓」といえば、オールタイム・ベストにも選ばれるほどの代表作。個人的にもベスト級の1冊と言えるほどの内容。ハヤカワ文庫で出ていたのだが、今回は創元推理文庫からということで、既読であるにも関わらず購入してしまった。内容については、鮮烈故によく覚えているので、すぐに再読しようとは思わないのだが、いつか必ず読み返すであろう。