一言、二言

過去の一言、二言
 2015年7月25日  途中ではなく中途
 今週の購入本
 「宇宙軍士官学校-前哨- 8」 鷹見一幸(ハヤカワ文庫)
 「夏 雷」 大倉崇裕(祥伝社文庫)
 「ジョージ・サンダース殺人事件」 クレイグ・ライス(原書房:ヴィンテージミステリ)
 「中途の家」 エラリー・クイーン(角川文庫)

 ずいぶん昔に読んだっきり、再読していなかったので新版が出てうれしい「中途の家」。ちなみに過去の翻訳作品のなかには、「中途の家」ではなく、「途中の家」というタイトルで刊行されたものもある。

 2015年7月18日  「人類資金」2年がかりで完結
 本日の購入本
 「欺きの家」 ロバート・ゴダード(講談社文庫:上下)
 「人類資金7」 福井晴敏(講談社文庫)
 「皆勤の徒」 酉島伝法(創元SF文庫)

 2013年8月に1巻が出た「人類資金」がようやく完結を迎えることとなった。1〜6巻まではほぼ間を置かずに出ていたのだが、その6巻が出たのが2014年2月。完結編である今作の7巻がでるまで1年半費やしている。

 元々の予定がどのようであったのかはわからないが、それならば全部書いてから刊行してもらいたかった。分冊にして出した意味がないじゃないかと。内容はある程度覚えているので、すぐに7巻を読んでも特に違和感はないのだが、できれば連続して読み通したかったというのが正直なところ。

 2015年7月12日  周木律、講談社ノベルス5作目
 昨日の購入本(昨日upするの忘れてた)
 「教会堂の殺人」 周木律(講談社ノベルス)
 「誰かの家」 三津田信三(講談社ノベルス)

 メフィスト賞作家である周木律氏であるが、この作品でシリーズ5作目。こういった本格ミステリを書く人が少なくなっているなか、建物にこだわった本格ミステリを5作続けて書き上げている(他の出版社からも数作出している)。近年、ここまで本格ミステリを書き続けてくれる新人作家も珍しい。さらにいえば、6作目も既に予定されているらしい。まだまだ、この調子で書き続けてもらいたい作家のひとり。

 2015年7月4日  今週は購入本なし
 購入本がないから一気に積読を! といきたいところだが、普通のペースでの読書が続く。最近、積読本だけでなく、過去に読んだものの感想を書いていなかった作品を読み返したりしているので、一向に積読本が減らない。というか、増えていたりする。

 今月の注目本は米澤穂信氏の「王とサーカス」あたりかな。

 今月の今更本は、福井晴敏氏の「人類資金7」。完結編らしい・・・・・・って、前作からどれほど経ったか、そして分冊にした意味が・・・・・・